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2015年3月の3件の記事

みんなちがって、みんないい

 東京都渋谷区は、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を3月区議会に提出することを決めた。可決されれば4月1日施行、証明書は2015年度内の開始を目指す。区によると、自治体が同性同士をパートナーとして証明する制度は全国で例がない。同性カップルが、アパート入居や病院での面会を家族ではないとして断られるケースが問題になっていることを踏まえ、区は区民や事業者に、証明書を持つ同性カップルを夫婦と同等に扱うよう協力を求める方針だ。法律上の効力はない。

 条例案は、男女平等や多様性の尊重をうたった上で、「パートナーシップ証明」を定めた条項を明記。区内に住む20歳以上の同性カップルが対象で、必要が生じれば双方が互いの後見人となる契約を交わしていることなどを条件とする。カップルを解消した場合は取り消す仕組みもつくる。憲法は婚姻関係を「両性の合意」のみに基づいて成立すると規定。区議会では条例案が従来の家族制度を揺るがしかねないとする反対も予想されるが、区は「全くの別制度と考えている」としている。渋谷区は昨年、有識者らによる検討委員会を立ち上げ、区民からも聞き取りをして条例の内容を検討してきた。(日本経済新聞より引用)

 私は男性で女性を恋愛対象にしている。おそらくこのブログをご覧のかたのうち大半の方が異性を恋愛対象にしている方だと思うが、L(レズビアン=女性同性愛者)、G(ゲイ=男性同性愛者)、B(バイセクシャル=両性愛者)、T(トランスジェンダー=性同一性障害など)、あわせてLGBTなどの性的少数者の方もいる。そしてその数は決して少なくない。ある人によれば、学校の学級1つあれば、そのうち1名程度LGBTの人がいると言う人もいる。そのような人が、ひとりの人間として尊重され、その権利が尊重されるのは当然のことだと思う。渋谷区の試みが全国に広がることを心から願う。

月の表情

 我が国、日本の国旗は太陽を描いた日の丸である。また、神道において最も重要な神は太陽を神格化したといわれる天照大神である。国土の大半が四季がはっきりとした温帯に属する日本にとっては、太陽こそ豊かな恵みを約束する存在だからそうなったのだろう。一方、熱帯に属するインドでは、「良い子は月になりました、悪い子は太陽になりました」という言い伝えがある。国土の大半が熱帯に属するインドでは、太陽輝く季節はあまりにも熱く乾燥した死の世界なのだろう。同じように低緯度にあるイスラム諸国に国旗のデザインに月が取り入れられている国があるのも同じような理由なのだと思う。

 去年の夏、九州旅行の帰り、鹿児島県の志布志から大阪までフェリーに乗った。志布志を17時に出て、大阪に翌朝7時30分過ぎに着くフェリーである。私が乗った晩はちょうど満月であった。船室を出て、潮風の匂いを嗅ぎながらデッキを散歩した。星はほとんど見えなかったが、満月の明るいこと、船の場所は高知県の足摺岬のはるか南、人工の明かりは私が乗っているフェリーの照明灯くらい、しばらくして目が慣れてくると、昼間のように見えてきた、そして、月明かりを受けてキラキラ光る海面のきれいなこと、時間を忘れてデッキの手すりにもたれてしばらく月と海面を眺めていた。
 今夜は今年最も小さい満月、あの時の満月と比べると何分の一か、でもこれはこれで悪くない。月は毎日表情を変える、そのどれも良いと思っている。

常磐道全線開通

 人にタイミングが悪い奴がいるように、ニュースにもタイミングが悪いものがある。本来なら祝福されるべきニュースが、素直に喜べないことがある。今日、常磐自動車道が全線開通した。開通式に出席した安倍首相は「復興に弾みをつけたい」と語った。本当にそう思いますか?私は非常に複雑な思いでこのニュースを見ていた。

 常磐自動車道は埼玉県の三郷から宮城県の亘理までの全長300kmの高速自動車国道である。埼玉県、千葉県、茨城県、福島県、宮城県を縦貫し、阿武隈山地、八溝山地を挟んで並行する東北自動車道と比べると勾配やカーブが少なく、冬季の雪の心配もほとんどなく、東北地方と関東地方を結ぶ主要な交通路になるはずであった。しかし、今回開通した区間は、東京電力福島第一原子力発電所から6km程度の距離を走り、一般の人の立ち入りが厳しき制限された期間困難区域を含んでいる。今のところ、この区間を走る定期高速バスの予定はないようであるが、不特定多数の人が通過するにはまだ危険が伴うものと思われる。国はこの区間を通過した場合の被ばくは0.2マイクロシーベルト程度であると公表しているが、事故や故障で長時間停車した場合にははるかに多い被ばくになることが予想されるし、車外に出たらさらに危険である。また、車体やタイヤ、エアコンフィルター、車内などにセシウムなどの放射性物質を取り込んだ場合、長期間被ばくすることも考えられる。少なくとも私はまだまだこの区間を通過したいとは思わない。

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