クルマから見える現在・過去・未来 4
○光り輝くクルマたち
国内の登録車販売台数では、1985年以降に限ればトヨタ、日産、ホンダの3社が非常に強い。特に年間販売台数ベストテンにつてはこの3社がほとんどを占めている。これ以外の会社のクルマも時折ランクインしている。そんなクルマは、販売面で成功しただけでなく、クルマ自体の出来も確かなものだと言えるだろう。そんな光り輝くクルマをリストアップしてみた。
○ファミリア(マツダ) 1985・1986・1989・1990年にランクイン
カローラ・スプリンター(トヨタ)、サニー・パルサー(日産)、シビック(ホンダ)、ミラージュ・ランサー(三菱)と並ぶ日本を代表する大衆車。現在はアクセラになっている。セダンとハッチバックが販売されていて、かつては「赤いファミリア」として大ヒットしたり、映画「幸福の黄色いハンカチ」で武田鉄也が演ずる欽也の愛社になったりした。
○レガシィ(スバル) 1996・1999年にランクイン
日本にステーションワゴンを根付かせたクルマ。かつてはステーションワゴンは商用車であるライトバンと同一視されることが多かったが、実用性が高く走りもいいレガシィ・ツーリングワゴンのヒットで各社が同様なステーションワゴンを販売した。現在はレガシィにステーションワゴンはなく、事実上の後継車はレヴォーグである。
○デミオ(マツダ) 1997・1999・2000・2003・2007・2008・2011年にランクイン
1990年代マツダは深刻な経営危機にあった。デミオはレビューやフェスティバのエンジンやプラットフォームに、背の高いボディをのせて登場した。コンパクトな割に居住性も積載性も高く、1996年の販売開始以来好調な販売でマツダの経営危機を救った。2007年販売の3代目からはスタイリッシュなスタイルに路線変更した。
○グランディス(三菱)1998年にランクイン
前身はシャリオ。プレーリー(日産)と並んで、ミニバンとしては古い歴史を誇る。グランディスとなっているが、正しくはシャリオグランディス。ガソリン直噴エンジンであるGDIエンジンを搭載するなど、意欲的な技術が搭載された。
このほかに2013年にはインプレッサ(スバル)が11位(XVを含むものと思われる)と、もう少しでランクインするところまで健闘した。
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