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打出の小槌は…ないんだな

 先日、嘆かわしいニュースが飛び込んできた。東京オリンピックの開閉会式や陸上競技で使われる新国立競技場の建設費が2520億円にのぼるそうだ。最近のオリンピック、例えばロンドンや北京オリンピックのスタジアムが日本円に換算しても700億円程度だから驚くべき高額である。
 私はオリンピックが嫌いだから辛辣な書き方になるが、「平和の祭典」、「スポーツの祭典」として始まったオリンピックは、現在では政治の意思に左右され(1976年のモントリオールオリンピックや1980年のモスクワオリンピックのボイコット合戦が典型的な例)、極端な商業主義に走り、迷走を続けるオリンピックを日本で行うこと自体反対だ。しかし、安倍総理が嘘をついてまで誘致してしまったことで、今さら「やりません」というわけにはいかない事態となった。さて、どうしても行わなければならないのであれば、日本国民に極力迷惑をかけない形で行うのが筋であろうと思う。

 新東京国立競技場の件であるが、北京オリンピックのスタジアムが500億円以下、ロンドンオリンピックのスタジアムが700億円程度、国内でいえば横浜の日産スタジアムが600億円、東京ドームが350億円の建設費でできている。せめて800億円以内でできるようにコストを抑えるべきだろうと思う。ご存知の通り、日産スタジアムも東京ドームも非常に立派な設備を持っており、このレベルの施設があれば十分だと思われる。

 当然のことながら、スタジアムだけでオリンピックができるわけではない。他の競技の施設だって必要だ、選手村の整備や鉄道や道路の整備も必要だ。日本はすでに対GDP比でギリシャを大きく上回る政府の債務を持っていいる。日本はギリシャと違って多くが国内の金融機関などが債務を持っているが、だからと言って将来ギリシャのような深刻な問題に発展しない保証はない。結局この世の中には打出の小槌など存在しないのだ。国も身の丈に合った運営をしていくほかはない。それが今の私の思いである。

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