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衝撃

 今日行われた福島県県民健康調査検討委員会で、福島県内の小児甲状腺がんおよびその疑いのある方が137名に達した。このうち、96名の方が福島県立医科大学で手術をした。このうち23名がリンパ節に転移があり、さらにこのうちの2名が肺への転移があった。

 これまでの医学的知見では、小児甲状腺がんの有病率は10~20万人に1名程度。人口200万人、このうち未成年者は30万人少々。比率から言えば1.5~3名の小児甲状腺がんの患者がいるはずなのだが、137名(疑いの方を含む)の患者がいる。相当異常な数字だと考えた方がいい。原因は何か、これは東京電力福島第一原子力発電所事故の際大量に放出された放射性ヨウ素以外に考えにくい。しかも、甲状腺以外の臓器に転移している患者がいるということは、命の危機にさらされている子どもが大勢いるということである。

 しかも、これだけにとどまらない。子どもが新陳代謝が活発だから放射性物質の影響を受けやすいのは確かだが、大人だって影響がある。そして、甲状腺がんだけではない、福島県はすでに急性心筋梗塞が増加している。今後は脳血管疾患、白血病、その他のがんなど福島県民、いや福島県だけに留まらないと思うが多くの人の健康が脅かされる事態になるだろうと思う。そうなってほしくはないが、残念ながら子どもたちの甲状腺がんはすでに悲惨な事態の始まりをはっきりと示しているのかもしれない。

 こんな事態に、目をつぶって現実を直視しないことは罪だと思います。自分の身を守るために、子どもたちを守るために、未来の世代を守るためにこの原発事故のことはうやむやにしてはいけないと思う。

 くわしい資料は下記のリンクより
   http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-20.html

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