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複雑な思い

 今日、福島県楢葉町の避難指示が解除された。楢葉町は福島県の太平洋側にある町で、およそ人口7000人、東京電力福島第二原子力発電所やサッカーのナショナルトレーニングセンターであるJビレッジがある。2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、警戒区域に指定され、住民は福島県内の他の市町村や県外に避難した。その後、昼間の立ち入りができるようになったり、JR常磐線が楢葉町内の竜田駅といわき市のいわき駅の間が営業を再開したり、国道6号線が通行できるようになったりした。今回避難指示が解除されたことで生活ができるようになった。

 本来ならこれで復興が進むと喜べるはずなのだが、私は複雑な思いでこのニュースを耳にした。既にこのブログで触れたとおり、福島県の子どもたちに小児甲状腺がん多発の兆候が見られること、JR常磐線が営業再開した後、竜田まで電車に乗った時、楢葉町の田圃が除染などの廃棄物である黒いフレコンパックが無数に置かれていたこと、そんなことを考えると、福島第一原子力発電所から20km程度の距離しかないこの町に住民を返すことが本当に正しいことなのか、私はどうも納得がいかない。国や県としては復興をアピールしたいのだろうし、楢葉町としては避難が長期化すればするほど住民は避難先から戻らなくなり、地域の衰退に歯止めがかからなくなる。それはわかのだが…。

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