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チャーリー、大いに語る

 未来に残したい映画と言ったら、あなたはどんな作品を思い浮かべますか?私は、チャールズ・チャップリンの作品を挙げたいと思います。「モダンタイムス」、「ライムライト」、「街の明かり」など、彼の作品は、一貫して弱い者への優しさと、権力を振りかざす者への皮肉と反発が込められている。そして、私が最も好きな作品が「独裁者」(1940年)である。1940年という年代でピンときた方も多いと思いますが、ここでいう独裁者とは、ナチス・ドイツのヒトラーのこと。前年にナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、ドイツがオランダ、ベルギー、フランスと破竹の進撃を続けていた時代の映画である。チャップリンはこの映画で2役を演じている。ひとりは独裁者ヒンケル。もちろん、ヒトラーをモデルにしたもの。もうひとりは床屋のチャーリーユダヤ人で、偶然独裁者に似ている。ひょんなことからヒンケルとチャーリーは入れ替わってしまい、この映画のクライマックスの部分で床屋のチャーリーが演説をする。このシーンは映画の歴史に残る名場面だと思う。

 https://www.youtube.com/watch?v=biAAmqaMCvo

 「そのとおり」それ以外の言葉が出てきません。しかし、床屋のチャーリーの演説は、70年以上がたった今、まだ実現していません。でも、私は信じます。人間の叡知を。

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