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この人、いろいろわかっていないようで

 茨城県の長谷川智恵子教育委員(71)が18日の県総合教育会議で、県内の特別支援学校を視察したことを踏まえ、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないんでしょうか。4カ月以降になるとおろせないですから」などと発言した。
 この日の会議は橋本昌知事や教育委員らが出席し、2020年度までの県の教育方針などを話し合った。会議終盤、橋本知事が自由に発言を求めた際、長谷川氏は今月4日に特別支援学校を視察した感想として「ものすごい人数の方が従事している。県としてもあれは大変な予算だろうと思った」と発言。橋本知事が「堕胎(だたい)がいいのかどうかっていう倫理的な問題まで入ってくる」と応じると、長谷川氏はさらに「意識改革しないと。生まれてきてからでは本当に大変です」「茨城県はそういうことを減らしていける方向になったらいいなと」と述べた。
 長谷川氏は19日、毎日新聞の取材に「早めに判断できる機会があれば、親もさまざまな準備ができるという趣旨。障害を認めないわけではない。言葉が足らなかった」と述べた。長谷川氏は東京・銀座の日動画廊副社長で、今年4月、県教育委員に就任した。(以上、毎日新聞より引用)

 この人、いろいろわかっていないようなので、反論をしておく

① 出生前診断でわかるのは、障害を持つ子供のごく一部でしかない
 現在、出生前に羊水などを検査する人が増えています。ただし、これでわかるのは、21トりソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミー、血友病、X染色体の異常に伴う筋ジストロフィーなど、ごく一部の障害である。特別支援教育の対象者に多い、知的障害、自閉症、脳性まひなどはこれではわからない。

②金のために命の選別をすることは正しいのか
 この人が言いたいのは、、特別支援教育には多くの人が必要=金がかかる、ということなのだと思います。なるほど、障害を持つ子供が生まれなければ、教育だけでなく、医療、福祉にかかるお金も必要なくなる。茨城県にかぎらず、今はどこの自治体も財政が厳しい。だからと言って、生まれてくる権利を奪うことは本当に正しいことなのでしょうか。

③障害を持つ人間は役に立たない人間ですか
 障害と言っても、身体障害、知的障害、精神障害があります。障害の状態は非常に多岐にわたります。はたして彼らが本当に要らない人間なのでしょうか。私は障害のある人にかかわってきたものとして、そのような言葉には声を大きくして「No!」と言います。就労継続施設で、作業を頑張っている人、障害者スポーツで汗を流している人、好きな音楽を聴いてみんなと楽しんでいる人、みんなそれぞれ自分のできることを頑張っている。そんな人たちを要らない命だとは思わない。

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