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柏市にサイレンが鳴る

 千葉県柏市では、今年の夏、東京電力福島第一原子力発電所事故発生時点未成年だった人について、工場検査の検査をした。このほどその結果がまとまったが、結果は予想以上に悪いものだった。今回検査を受けた173名のうち、甲状腺に結節(しこり)やのう胞(液体のたまった袋状のもの)を認めなかった人は61人、割合で言うとわずか35%にすぎない。この結果は、福島で行われた検査と比べても深刻な状態である。もちろん、結節やのう胞のある人全員が将来甲状腺がんを発症するわけではない、それでも、やはりこの数字は虚位と言わざるを得ない。

 柏の地理的条件も航路する必要があるだろう。柏市は東京電力福島第一原子力発電所の南南西200km、周辺の流山市や三郷市などとともに、原発事故後の風向きの影響で比較的放射線量が高い地域がある。また、常磐自動車道や国道6号線などで、原発周辺と直接交通路で結ばれているため、事故発生後も継続的に放射性物質がクルマの車体などについて継続的に運ばれている可能性がある。

 いずれにせよ、柏の地理的な特性はあるにせよ、柏市以外の関東地方や東北地方南部に住む人、事故当時未成年だった人だけでなく全ての年齢の人、甲状腺だけでなくがんや心臓疾患などに対象を広げて大規模な健康調査を行う必要がある。柏市で起きていることは、多くの人に警告を与えているのだと私は思う。

 柏市ホームページ
  http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/061500/p025145.html

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コメント

ホットスポットと言われていた柏市ですよね。
深刻な事態になってしまいましたね。

 恐れていた事態が現実のものになりつつあります。とにかく、健康調査を一刻も早く行ってほしい。

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