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昭和がまた遠くなる

 「巨人、大鵬、卵焼き」は1960年代の子どもたちが好きなものを表した言葉である。巨人はプロ野球の読売ジャイアンツのこと、王、長島の強打者のほか、強力な選手をそろえ、1965年から1973年までは9年連続日本一になった。大鵬は大相撲の横綱のこと、1956年に入門、1961年に横綱に昇進、1971年に引退するまで幕内優勝32回は、白鵬に抜かれるまで大相撲記録であった。最後の卵焼きは、まだ肉が高嶺の花だった時代、子どもたちにとって身近な御馳走だっただろうと思われる。

 一方、1980年前後の子どもたちの嫌いなものを表す言葉として「江川、ピーマン、北の湖」という言葉があった。江川は読売ジャイアンツのピッチャーで、1978年のドラフトの際、制度の穴をついた形で入団契約をした「江川事件」があったことでダーティーなイメージがついたからだろう。ピーマンはもちろん青臭いから。最後の北の湖はあまりに強すぎたからだと言われている。世の中に強いスポーツ選手はたくさんいるが、強すぎて嫌われた選手はあまり聞いたことがない。

 私が相撲に興味を持ったのが1982年ごろで、北の湖の全盛期をやや過ぎたころで、ちょうど千代の富士と世代交代の時期だった。それでも、力士らしい堂々とした体形はやはりさすがのものだと思った。

 引退後は、親方として北太樹や北桜、鳰の湖などの弟子を育てた。また、日本相撲協会理事長として協会の運営にもあたった。近年は病に悩まされていたと聞くが、まだ62歳、やり残したことはたくさんあったのかもしれない。しかし、北の湖の名は、昭和という時代の後半の1シーンとしてこれからも語り継がれていくだろうと思う。

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