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福島は悲鳴をあげている

 東京電力福島第一原子力発電所の事故による健康被害は、徐々に深刻さを増している。福島県が実施している「県民健康調査」の検討委員会が11月30日、開催され、当時18歳以下だった子どもを対象に行っている甲状腺検査の結果などが公表された。検査を実施している福島県立医大によると、2011年から今年9月30日までの間に、152人の子どもが甲状腺がんまたはその疑いと診う断された。この結果について、通常子どもの甲状腺については成長の遅れなどのはっきりとした症状がない限り検査されることがないので、隠れていた異常が発見されらだけのことだという人がいるが、残念ながら、これまでの医学的知見の50倍近い福島の発症率を考えれば、原発事故の影響以外は考えられないだろう。

 これからの福島、そして福島並みに放射線量が高い地域がある宮城、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京などの都県では健康調査さえ進んでいないし、福島でも、原発事故発生当時19歳以上の人と事故発生後に生まれた人の健康調査が行われた形跡がない。これらを行うのが政府の責任なのだろうが、そんな気配は全くない。そして私は今日も嘆く。

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コメント

これからどうなってしまうのだろうかと思ってしまいます。

事故当時の福島の大人の一人として、原発を止めるチャンスがあったにもかかわらず、止められなかったことは本当に申し訳なく思っています。

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