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成人の日に思うこと

・「ビンで顔殴り、頭を踏みつけた」…成人式で男性殴られ重体 傷害容疑で新成人の男逮捕 和歌山
・成人式会場でドリフト走行、2人はねられ重傷
・成人式会場前で暴行容疑、19歳男を逮捕 一部を否認
・受付で焼酎吹きかけた新成人、暴行容疑で逮捕 豊田
・新成人が警察官の胸突く 公務執行妨害の疑い 北九州

 ここ10年ほど、すっかり「荒れる成人式」は風物詩になりました。それにしても、これらの事件の中でも上の2つは特に深刻な事件である。ただその予兆は以前からありました。私が仙台市青葉区の成人式に出席したのは、1993年の1月、大学進学に伴い、福島県いわき市から仙台市に住所を移動し得いた私は、友人が多く住むいわき市の成人式には出席できなかったから、知り合いのいない仙台市青葉区の成人式には出席しないつもりでいた。しかし、仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏が聴けると聴いて、これはぜひ行きたいと思い、アパートの隣の部屋に住んでいる友人に声をかけたら、彼も地元の成人式に出られないのでぜひ一緒に行きたいと言った。1月15日、寒い日であったが、着慣れないスーツを着て私と友人は会場の仙台国際センターに向かった。お偉いさんの祝辞や挨拶はありきたりのもので退屈だったが、心は仙台フィルハーモニーの演奏を心待ちにしていた。しかし、残念ながらあまりに私語がひどく、肝心の演奏に集中できず、がっかりしながら肩をすくめて帰った。

 このあたりは、新成人側の言い分もあるだろう。卒業してから会う機会のなかった友達に会えて嬉しい、紋切り型の祝辞や挨拶を聴くのは退屈だ、まじめであることをカッコ悪いと思う、友達の前で目立ちたい、いいカッコしたい、そんなところであろうか。それなら、どのような方法で成人式を正常化するか、私は相当難しいと思う。思い切って、現在の大きな会場に新成人を集めて、祝辞や挨拶を聴かせるような成人式はもうやめにしたらいいと思う。その代わりに、企画、運営は新成人の手によるものとして、大人のお仕着せではなく、彼らが自分たちの望む成人式を実施すればいいと思う。もし、企画、運営に携わる新成人がいないのなら、もう成人式を行う必要はないと思う。

 もうひとつは、成人式を1年遅らせることである。現在は、20歳になる学年に成人式を行っている。こうなると新成人の一部は19歳になり、犯罪を起こしても実名報道ができないことになる。これを1年遅らせて、20歳になった次の学年で実施すれば参加者は全て20歳以上になり、犯罪を起こせば当然実名報道できるようになる。彼らだって、目立ちたくてバカなことをやっているという面はあるだろうが、決してテレビや新聞で自分の名前が報道されることは望んでいないだろう。ただ、忘れてならないことは、荒れる成人式の原因は、大人たちにあることである。ある世代から突然悪い奴ばかりが増えるということはありえない。子どもや若者は、年上の人の行動を見て生長するものである。大人が行動を改めない子どもや若者が良くならない、私はそう考える。

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コメント

本当、大馬鹿者が多くて酷すぎますね。結局、年を重ねただけで中身は子供のまま。某タレントも言っていましたね。成人式はやらなくていいと・・・
私もやらなくていいと思います。某タレントの発言には私は大賛成です。  

私も現在の成人式は役割を終えたと思っています。しかし、七五三、入学式、卒業式、結婚式、還暦、葬式などの人生の通過儀礼にはそれなりの意味があると思っています。大人の仲間入りを祝うことには意味があると思います。こんな成人式がやってみたい、こんな成人式があればよかったなど、若い人たちから議論があってもいいと思います。

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