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クルマを持たない時代がやってくる?

 たいていの物は使われるより、使われていない時間が長い。たとえば、我が家のトイレの場合、使用者は私1人だけなので、1日当たりの使用回数は平日の場合、朝1回、夜2回程度なので、せいぜい5分程度だろう。1日は60分×24時間の1440分だから、1日の稼働率は0.3%程度である。冷蔵庫の場合、24時間何かしらの食品が入っていて電源を入れぱなしにしているので、この場合の稼働率は100%になる。では、クルマはどうかというと、平日は通勤でしか使わないから、行きは40分、帰りは食料品や日用品の買い出しで少し遠回りをするから50分かかるとして、稼働率は6.3%程度になる。休日は、まったく乗らない日もあれば、5時間ぐらい運転する日もある。5時間運転したとしても、稼働率は20.8%程度である。

 私の場合、公共交通機関が便利でない地方に住んでいて、通勤や買い物などで日常的にクルマを使うから、今後もクルマを保有するつもりであるが、公共交通機関の便利な首都圏や近畿圏に住んでいて、通勤や買い物が公共交通機関で済んでしまう人は、クルマは非常に無駄の多いものである。たとえば、平日は全くクルマを使わず、週に1度、2時間程度クルマをう買う人がいたとすれば、稼働率は1.2%にすぎない。それでも、トイレよりは稼働率が高いが、さすがにトイレの無い生活を希望する人はいないだろう。クルマは、たとえ走っていなくても、自賠責保険料、任意保険料、自動車税、自動車重量税などの費用がかかる。首都圏や近畿圏なら駐車場もばかにならない、このような場合、よほどクルマが好きな人でなければクルマは持たないのが賢い選択なのではないかと思う。最近はカーリースも普及しだしたし、必要な時だけクルマを借りるという選択ができる時代になった。もっとも、自動車会社にとっては販売の低下につながる頭の痛い話だろうが。

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コメント

確かに私も公共交通機関が便利な所に住んでいたら車は持たないかも。
いや、持てないんだ。駐車料金も高いし、稼働率は低いしね。宝の持ち腐れになってしまいますからね。
でも、日本は車関係に税金をかけ過ぎてるって言われてますよね?
そこを考えてくれたら、少しは車を持つ人増えてくれるかな?

日本国民の所得が長期的に低迷している現状では、クルマは持たずに借りるというのも一つの選択肢だと思います。税金は、温暖化ガス削減との絡みがありますが、長期的には、軽自動車は増税し、いずれ登録者と統合の上、重量や温暖化ガスの排出量を基準とした新税制に移行するのではないでしょうか。

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