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敵ではない

 7月1日にバングラデシュの首都、ダッカでおきた、レストランの襲撃事件は、民間人20人、犯人6人、警察官2人の計28名が死亡する大惨事になった。民間人の国籍は、イタリア、日本、バングラデシュ、インド、アメリカであり、このうち7名が日本国籍を有する人であった。犯人はイスラム原理主義を名乗るグループで、ISIS(イスラム国)との関係があるのではないかという説もある。

 罪のない人を無差別に襲うテロは決して許されていいものではない。今回亡くなった方々の無念さは、想像に余りある。私も今回のテロで亡くなった方々のために祈りをささげたい。

 ただ、懸念がある。日本国内には1万人上のバングラデシュ国籍の人がいるが、彼らが日本で差別されたり不当な扱いをされないか心配している。当然のことながら、ほとんどのバングラデシュの人はテロとは無関係である。また、日本国内には6万人上(日本国籍を有する人を含む)のムスリム(イスラム教徒)が住んでいるが、彼らもほとんどの人はテロとは無縁である。彼らの生活や祈りの場所が脅かされないことを心から望んでいます。テロリストは許せない、しかし、平和な生活を送っているバングラデシュの人やムスリムの人は私たちと同じ日本社会の構成員だし、隣人である。

 テロを無くすには、どうしたらいいか。アメリカの前大統領であるブッシュが言うように、テロとの戦いでテロを根絶するのは多分不可能だと思う。憎しみは連鎖するもので、結局テロリストを一時的に倒したとしても、次から次へとテロリストが現れる。こうなると、どちらかの人口が尽きるまでテロとの戦いは続くだろうと思う。国と国の間の経済格差、国の内部での経済格差を縮小させる経済政策はテロの根絶に有効な手段だと思う。他にも、教育の普及、女性の地位の向上、政治上、経済の民主化を進めれば、テロリストになるよりもはるかに良い生き方を渡井人達に与えれば、テロリストになるというどう考えたってそんな生き方を選ぶ人はいなくなるだろう。近い将来、テロという言葉が死語になることを心より望む。

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コメント

日本にはそれだけの数の人がいるんですね。
バングラデシュ国籍の。

多いですよね。しかし、外国の方が増えるというのは日本に魅力ががあるからだと思います。これからも外国から人が集まる日本で有ってほしいと思いますし、人が集まらなくなった日本はかなり悲惨な状態だと思います。

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