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これでいいのか?

 8日午前6時40分ごろ、石川県七尾市中島町笠師の自動車専用道路「のと里山海道(かいどう)」で、同県珠洲(すず)市立緑丘中の野球部員ら23人が乗ったマイクロバスと、対向の2人乗りワゴン車が衝突した。県警七尾署や消防によると、双方の車の計23人が救急搬送され、バスに乗っていた中学1年の男子生徒2人が死亡した。ワゴン車を運転していた金沢市内の男性(45)は重傷で、同署は回復を待って自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聴く方針。  同署によると、ワゴン車の車体底部から、中央線に設置されているポストコーンが擦ったような跡が見つかった。バスの後続車の運転手の目撃情報も併せ、同署はワゴン車が対向車線にはみ出した可能性があるとみて調べている。 同校によると、バスは学校の所有で、野球部員の1、2年生21人と同部の顧問教諭、保護者の計23人が乗車。保護者が運転していたとみられる。 バスは、金沢市で予定されていた県中学校軟式野球大会の開会式に出席するため、同日午前5時半ごろ学校を出発した。同大会の開会式と8日の試合は中止になった。 (毎日新聞より転載)

 中学校や高等学校の部活動の大会参加等で、顧問の教員や部員の保護者がマイクロバスやミニバン等で生徒の送迎をすることは半ば常態化している。もちろん、それが事故が起きた時の法的責任や賠償などの関係で問題があることは誰でもわかっていることだが、保護者の経済的負担を軽くするため、または学校の多忙化等の理由で貸切バス等の利用ができない実態がある。しかし、今回のような事故が発生した場合、善意で運転した保護者に(今回の事故の主な原因は対向車であるワゴン車だとしても)道義的な責任が降りかかる。残念ながら、交通事故というのはゼロになることはあり得ない。一部の人が大きなリスクを負う必要が無くなるための仕組みづくりが必要になると思う。
 
 また、これと並行して、マイクロバスの安全性、とくに衝突安全性の向上が必要だろう。今回の事故車両はトヨタ・コースターで1992年に現行モデルが登場した。他社のマイクロバスでいえば、三菱ふそう・ローザが1997年、日産・シビリアンが1999年の登場で、それぞれ改良が進んでいるが、基本設計の古さは否めない。コースターは近々フルモデルチェンジが予定されているが、その際に、衝突安全性の向上を図ってほしい。

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コメント

マイクロバスってそんなにモデルが古いんだ。
そりゃあ、衝突安全性は低いですね。
だいたいマイクロバスのモデルサイクルってどのくらいなんだろうか?

以前のマイクロバスは6~10年程度でモデルチェンジしました。現行モデルはいずれもモデルチェンジの感化うが空いていますね。

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