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スバル・レガシィアウトバック

 「フラッグシップ」という言葉がある。元々は海軍の用語で、艦隊のうち、司令官が乗船する船のことを言う。転じて、商品などのラインナップで最も代表的な商品のことをフラッグシップモデルというようになった。スバルにおけるフラッグシップモデルと言えば、私はレガシィアウトバック(以下、アウトバックと表記)だと思っている。もちろん、スポーツセダンであるWRX STIも相当気合の入ったモデルだが、やや特殊なモデルであることを考えれば、フラッグシップではないと言えるだろう。アウトバックは2代目のレガシィツーリングワゴンをベースに開発された。日本国内ではレガシィグランドワゴン、後にレガシィランカスターと名前が変わったが、海外市場では初期からアウトバックとして販売されてきた。まだSUVという言葉が無かったが、トヨタ・RAV4などと並んで、初期のSUVの方向性を決定づけたモデルだと言えよう。

 私が乗っているスバル・XVの代車として、アウトバックに乗る機会があった。インテリアは豪華ではないが、手触りのいい素材が使われており、見た目もすっきりしていてなかなかいい。本革巻きのステアリングの握り心地がなかなかよく、手にフィットする形状で良かった。シートは本革と合革のコンビネーションで、当たりは柔らかいがしっかりこしのあるシートである。私が試乗したモデルはアイボリーのレザーシートだが、座面や腰が当たる部分は凹凸が付いていて、カーブなどでも身体が滑らなかった。大柄なボディは前席も後席も余裕たっぷりであった。とくに後席の足元には相当な余裕があり、足の長い人でもゆったりとくつろげると思う。前席は両側ともパワーシート、後席にリクライニングが可能。

 プッシュボタンを押せば、静粛性の高さに感心する。ただし、単に静かなだけではなく、エンジン音などは適度に入ってくるようになっている。私はどうも静かすぎるクルマは感心しないし、エンジン音もドライバーにとって重要な情報だと思うので、このような心配りはよいことだと思う。エンジンはFB25.スバルの主力エンジンである。パンチの利いたエンジンではないが、スムーズに回るエンジンである。動力性能は最大出力175馬力、1580kgあるボディを余裕を持って走らせることができる。最低地上高200mm、全高1605mmだが、ハンドリングに腰高感はあまりなく、コーナーが多い道でも気持ちよく走ることができる。サスペンションもショックをうまく吸収してくれる感じである。

 私が普段乗っているXVはアイサイトバージョン2を搭載しているが、このアウトバックはアイサイトバージョン3を搭載している。これまでよりもカメラの性能が向上したので、クルーズコントロール時の速度制御がスムーズになった。もちろん事故防止にも相当な効果が期待できるだろう。

 ただ、問題点は、全長4815mm、全幅1840mmの大柄なボディだろう。狭い道では機を使うし、駐車場で難儀することもあった。都市部に住む人や狭い道をよく走る人はそこことをよく考えた方がいいと思う。一方、広い室内空間と、十分なラゲッジスペースをもつこのクルマは、アウトドアレジャーをする人や、長距離の旅行にクルマを使う人にとっては良き相棒になると思う。

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