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30年目の春に。

30年前の今日は国鉄(日本国有鉄道)最後の日でした。国鉄は1987年4月1日に、北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州の6つの旅客鉄道会社と1つの貨物鉄道会社に分割されました。この直後、空前絶後の好景気の追い風を受けて、特急車両やリゾート列車などの画期的な車両が登場しました。JR北海道からは、札幌とニセコ、トマム、富良野などの観光地やスキーリゾートを結んだ観光特急。JR東日本からは、省エネと効率化を推し進めた209系と新しいビジネス特急のスタンダードを築いた651系。JR東海からは新幹線の最高速度を270km/hに吹き上げた初代のぞみ用車両300系。JR西日本は高品質な通勤輸送を目指した221系。JR四国からは世界的にも珍しい振り子式気動車の2000系。JR九州からは、在来線の130km/h運転を実現した783系。綺羅星のような車両が登場した。また、ホテルや観光開発でも実績を残した。

もっとも課題も多い。現在、JR北海道が直面している経営危機は、登場中学生だった私も危惧していたことだった。並行する私鉄との競合で無理なダイヤを組んだことが原因であるJR西日本の福知山線の脱線事故も起きた。更には、国鉄末期に大規模な人員整理を行なったことに起因する国労組合員の雇用問題もある。ローカル線の廃止も残念ながらまだ続いている。利用者目線で言えば、長距離列車や夜行列車が消滅し、不便になった部分もある。また、周遊券など旅人に愛された切符がなくなったことは惜しまれる。

次の30年は、本格的な人口減少に見舞われる。鉄道はより効率的な経営と、人に優しい駅や車両が求められる。また、鉄道旅行の楽しめるための工夫も必要で、リピーターを増やして行く必要性は高まっている。これから鉄道旅行で、どんな景色に、どんな人に、どんな車両に出会えるのか楽しみにしている。私が愛する鉄道の未来、不安がないわけではないが期待しています。

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