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どうする?圏央道

 首都圏中央連絡道、略して圏央道は、東京都心からおおむね40~60kmの範囲を結ぶ自動車専用道路である。横浜市の釜利谷JCTで横浜横須賀道路・首都高速湾岸線と接続する(建設中)。茅ヶ崎JCTでは新湘南バイパスと接続する。海老名南JCTでは新東名高速道路と接続する(建設中)。海老名JCTでは東名高速道路と接続する。他に、八王子JCTでは中央自動車道と、鶴ヶ島JCTでは関越自動車道と、久喜白岡JCTでは東北自動車道と、つくばJCTでは常磐自動車道と、大栄JCTでは東関東自動車道と、東金JCTでは千葉東金道路と、木更津JCTでは東京湾アクアライン・館山自動車道と接続している。現在、全線のおよそ9割が開通しており、神奈川県内の釜利谷JCT~藤沢ICと千葉県内の大栄JCT~松尾横芝IC感が未開通である。

 圏央道の建設目的は大きく2つあり、ひとつは首都圏のバイパス道路としての役割である。たとえば仙台から名古屋に向かう場合、東北自動車道~首都高速~東名高速道路と走ることになるが、このように東京都心部に用事の無いクルマが都心部を通過することで渋滞が誘発される。このルート上であれば、小菅、両国、江戸橋、浜崎橋などの渋滞ポイントがある。このようなクルマを圏央道に誘導することで、渋滞の緩和や排ガスなどの環境問題の緩和が期待される。もうひとつの目的は、沿線の交通需要にこたえ、経済の活性化を図ることである。沿線には横浜市、藤沢市、相模原市、八王子市、狭山市、桶川市、古河市、常総市、つくば市、山武市、茂原市など、中規模から大規模の都市が並び、工業都市もありこれらの交通需要も大きい、また、茨城県や千葉県内には所と県でありながら交通事情に恵まれない地域もあり、これらの地域の活性化も期待できる。

 最近では、今年の2月に茨城県内の境古河IC~つくば中央IC間が開通したが、開通直後から渋滞が常態化しt来ている。原因として考えられるのは、茨城県内と千葉県内の区間はほとんどが片側1車線で作られたことである。このあたりは、政府の厳しい財政状況のためコストダウンを強いられたためだと考えられるが、圏央道の役割を考えれば情けない話だと思う。とはいえ、開通したばかりの道路の車線増設工事を行えば税金の無駄遣いだと批判されるのは確実だし、オリンピックや東日本大震災、熊本地震の復興事業を抱えている状況では、圏央道に予算が回るのはだいぶ策だと思う。期待が大きいけれど予想以上の需要に悩む圏央道、さて、どうしたものか。

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コメント

圏央道が新たに渋滞スポットになってしまいましたね。
圏央道が出来てスイスイ走れるかなと思いきや、渋滞に悩まされるようになってしまいましたね。

その分、首都高速6号線などの渋滞は緩和されました。この国に財政状況を考えると、人口減少による渋滞の減少を待つしかないのかもしれません。

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