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3代目スバルXV誕生

 3代目になるスバルXVが誕生した。とはいえ、初代のXVは影の薄いモデルだったから、実質2代目と言って良いだろう。このクルマの成り立ちはインプレッサスポーツをベースに、オフロードに対応させるために最低地上高を200mmに上げ、ボディ下部にクラッティングを取りつけたSUV(スポーツ用多目的車)である。そう言えば安直な成り立ちのクルマに見えるが、これがなかなかよくできているし、使い勝手のいい楽しいクルマである。

 「クルマに何を求めるか」。これはクルマ選びの大切な要素である。大きく分ければ2つ、「クルマを目的にする人」と「クルマを手段にする人」に分けられるだろう。「クルマを目的にする人」は、とにかく速いクルマをも求めたり、高級なクルマを求めたり、本当は高級ではないのだが威圧感のあるデザインで高級そうに見えるクルマを求める。一方、「クルマを手段にする人」は、アウトドアレジャーに使いやすいクルマを求めたり、家族が快適に乗ることができるクルマを選んだり、燃費が良く環境に良いクルマを選んだりする。このスバルXVは典型的な「クルマを手段にする人」に向けたクルマである。見た目はそんなに高級そうではないし、威圧感もない、エンジン性能は平凡だし、コーナーリング性もそこそこいいけれどすごくいいわけではない。しかし、サイクリングやウインタースポーツ、マリンスポーツなどのアウトドアレジャーに使うには広いラゲッジルームが生きてくる。私もクロスバイクをラゲッジルームに積んで出かけたことが何度もある。サイズも大き過ぎないので、都市部や住宅地などの狭い道でもさほど困ったことはない。シートの出来がいから、長距離旅行にも苦にならない。まさに、使い倒してナンボというキャラクターのクルマである。服にたとえれば、アウトドアブランドの着心地のいいTシャツといったところであろうか。

 今月登場した新型は、新型のプラットフォームを採用し、重量増を抑えながらハンドリングや衝突安全性を向上させた。また、エンジンは直噴化され、燃費を大幅に向上させた。また、スバルが誇る、アイサイトもバージョン3になり、事故を未然に防ぐ機能が向上した。インテリアでは、2000ccモデルのステアリングやシートなどに施されたオレンジのステッチがSUVらしい楽しさを演出しそうである。何よりいいのが、新型のスローガン、「好奇心を忘れない大人たちへ」である。XVなら、山に行ってみようかな、海に行ってみようかな、休日の計画を立てるのが楽しくなりそう。おなじSUVとはいえ、高級車では山道に入ったり、泥だらけの登山靴をラゲッジに積むのはためらわれるけれど、XVなら気にせずできそう。

https://www.subaru.jp/xv/xv/

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コメント

ヒットモデルとなった2代目を正常進化させたという言葉が一番ぴったりでしょう。
スバルにとって本格的なSUVはフォレスターがあるので、XVはワゴンでもあり、SUVとしての機能も持つ2つの性格を持ったクルマだと私は思ってます。
値段も違いますが、XVのライバルとしてメルセデスGLAが浮かんでくるんですよね。
なにせこの2車、キャラクター似てますよね。
やえもんさん、GLAどう思う?

メルセデスベンツGLA、面白い存在ですね。ちょうどXVと同じくらいの寸法、日本での価格はだいぶ違いますが、ドイツでは多分同じくらいの価格でしょうか。

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