マグロを少しだけやめませんか
このブログを読んでいる方で、寿司が嫌いだというかたはあまりいないと思います。寿司の中でも、マグロが嫌いという方もあまりいないのではないでしょうか。私はどちらかというとマグロよりもイカや貝、青魚や白身魚を好むけれど、マグロも決して嫌いではない。
そんなマグロの資源状態は相当厳しく、大西洋のクロマグロは1970年代と比べて9割減少しているといわれている。太平洋のクロマグロも1960年代に比べて8割減、ミナミマグロ(インドマグロ)やキハダマグロも減少している。マグロは、日本をはじめ、メキシコ、アメリカ、韓国、台湾、中国で漁獲されているが、消費の7割は日本だといわれている。そういう意味では、マグロが絶滅するかどうかを左右するのは日本次第だと言えるだろう。
マグロが大幅に減少している最大の原因は、とりすぎ。特に、まだ幼魚(メジ)を漁獲していることと、産卵期も漁獲していることが問題だと思う。マグロは人気がある魚だし、漁民にとってはお金になる魚なのだろうと思う、しかし、とりすぎて絶滅させることは絶対にあってはならないし、将来の世代に日本食の文化を引き継ぐためにもマグロを絶滅させるわけにはいかない。
国が漁獲量の規制を強めるとともに、マグロの輸入量を規制する。そして、私たちもマグロを食べる機会を少しだけ減らすべきだと思う。地球の生態系と将来の世代のためにも。
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マグロがそんなことになっていたんですね。
でも、マグロ美味いんですよね。
投稿: GE8 | 2017.07.11 20:05
マグロ、美味いですよね。未来への贈り物としてぜひ残したいと思います。そういえば、シーチキンなどのツナ缶も一部を除きマグロですね。
投稿: やえもん | 2017.07.13 21:23