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風速に関するエトセトラ

現在、台風5号が接近して、ニュースや天気予報では何度も風速という言葉が使われています。気象情報で言う風速とは、秒速(m/s)のことを言います私たちが普段使っている時速(km/h)に換算するには3600倍(1時間=3600秒)して、1000で割って(1km=1000m)ください。ちなみに、台風の予報円で黄色に塗られているところは、秒速15m以上の風が吹くところなので、時速に換算すると54km以上。予報円で赤く塗られたところは、秒速25m以上の風が吹くところなので、時速に換算すると90km以上の風が吹くところです。もちろん台風の強さや地形によってはそれを大幅に上回る風が吹くことがあります。

 

日本で観測された最も強い風は、富士山が1966年9月に台風26号の接近によって観測した風速91.0mです。これを時速に換算すると、327.6km。日本の鉄道で最も速度を出すのが、東北新幹線の郡山〜盛岡間で時速320km。はやぶさ号やはやて号も真っ青の速度です。ちなみに富士山は元々風の強いこうざん、平地の場合は、沖縄の宮古島で、風速85.3mです。時速に換算して307.1km。山陽新幹線の最高速度である時速300kmを上回っています。私が住む福島県いわき市の過去の最大風速は2002年10月に観測した48.1m、時速に換算して173.2km。この日のことはよく覚えています。住んでいたアパートが土台ごと持っていかれそうな強風で、ひどい轟音もしてほとんど寝られなかったです。

 

ちなみに、風速と災害の関係を覚えておくと良いと思います。
風速15m(時速54km) 立て付けの悪い看板が飛ぶことがある。
風速20m(時速72km) 体を60度くらい傾けないと立っていられない。子供が飛ばされそうになる。
風速25m(時速90km) 屋根瓦が飛ばされる。樹木が倒れる。煙突が倒れる。
風速30m(時速108km) しっかりしていない家が倒れる。電柱が倒れる。
風速35m(時速126km) 自動車や列車が倒れることがある。
風速40m (時速144m) 身体を45度に傾けていないと倒れる。小石が飛ぶ。
風速50m (時速180km) ほとんどの木造建築が倒れる。
風速60m (時速216km) 鉄塔が曲がることがある。

 

台風の強風域(NHKの場合、黄色い円形の範囲)は風速15m以上の風が吹くと予想される範囲、暴風域(NHKの場合、赤い円形の範囲)は風速25m以上の風が吹くと予想される範囲です。やはり、これらの範囲に入った場合は、不要な外出を控えたり、倒れやすい建物や樹木などから離れるなどの対策が必要だと思います。

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