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日本にもライトレールの時代は来るか?

 ドイツを中心としたヨーロッパ諸国で、ライトレールという言葉が使われるようになってもうずいぶん経った。ライトレールは、従来の路面電車を発展させて、よりバリアフリーで誰にでも利用しやすく、安全で高速で、低コストな中量輸送機関である。中量輸送機関とは、あまり聞きなれない言葉だが、路線バスより多くの旅客を輸送できるが、普通鉄道(例えば東海道線や山手線、大阪環状線、東急東横線や阪急京都線を連想すればいい)や地下鉄ほどの輸送量を持っていない交通機関である。従来この輸送量の場合、モノレール(浜松町~羽田空港間の東京モノレールや、千葉都市モノレール、大阪都市モノレール)新交通システム(ゆりかもめや大阪のニュートラム)などが用いられてきたが、これらはコストが高く、多くの駅が高架駅になり乗客に上下方向の移動を強いることが問題になっている。その分、ライトレールは、道路の車線をつぶせば路面とほとんど段差がなくすることも可能であり、人が負担を感じずに利用可能になっている。

 近年、ドイツではデュッセルドルフやフランクフルト、ドルトムントなどの都市でライトレールの整備が進んでいる。ドイツと言えば、メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲンなどの自動車産業の本場というイメージが強いが、行き過ぎた車社会は人にやさしくないし、地球環境にも負荷が大きい。そのような意味からも、自動車産業の本場がライトレールの本場になったのは象徴的である。他に、オランダ、ベルギー、イギリス、アメリカ、カナダなどでライトレールの整備が進んだ。アジアではフィリピンのマニラと台湾の高雄にライトレールが開通している。日本では、ライトレールとして開通した路線はないが、広島電鉄などが従来の路面電車の水準を脱却してライトレールと呼ばれる水準に達しているほか、京都の京福電鉄(嵐電)なども観光客へのアピールを強めている。

 世界の動きから見れば、日本におけるライトレールの普及は遅れ気味であるが、この秋大きな動きがあった。栃木県議会と宇都宮市議会が相次いで、ライトレールに関する議案を可決した。これにより、宇都宮ライトレール構想が2022年の開業に向けて大きく動き出した。この構想は、東北新幹線、JR宇都宮線、東武宇都宮線などの鉄道路線(他に、JR両毛線、水戸線、東武日光線、鬼怒川線、真岡鉄道などがあるが、宇都宮市街地から離れたところを走っている)は南北方向に走り、JR日光線のみが東西方向を結んでいる宇都宮地域の交通事情を大幅に改善しようとする画期的な構想である。宇都宮市の人口は52万人、周辺の自治体を含めた都市圏人口は112万人、政令指定都市を除けば日本最大級の規模である。それを考えれば鉄道網はあまりに貧弱と言わざるを得ない。鉄道の隙間を埋めるように、関東自動車、東野交通、JRバス関東の路線バスが走っているが、利用者は減少傾向である。宇都宮市と周辺部は、日光市などを除くとおおむね平坦で道路事情も比較的よく、典型的なクルマ社会と言えるだろう。しかし、この規模の都市圏だと、クルマ社会の弊害は大きく、中心市街地の衰退、朝晩を中心とした渋滞は深刻である。

 宇都宮ライトレールは、市の西部で学校が集中する桜2丁目から、東武宇都宮駅、JR宇都宮駅、ベルモール、作新学院大学、清原工業団地を経て、芳賀町の本田技研北門までのおよそ18kmの路線である。このうち、今回着工するのは、JR宇都宮駅から本田技研北門までの14.6kmの区間である。日本初の新設ライトレールとして、過度に進んだ地方のクルマ社会を改め、人と地球にやさしく、中心市街地の活性化の効果が期待されるが、懸念されることもある。一つは法律の問題。軌道法では最高速度が40km/hに制限されている。これは車両の性能が低かった時代の名残で、最近の車両は性能も改善しているので、併用軌道(路上にレールのを敷く区間)でも50km/h、専用軌道(鉄道線路のみの区間)なら80km/hくらいまで速度を上げていいのではないかと思う。現在の法律をもとにした計画だと、JR宇都宮駅~本田技研北門の14.6kmの区間に、各駅停車で44分、快速で37分を見込んでいる。これは、各駅停車の場合平均19.9km/h、快速で23.4km/hにすぎない。21世紀の交通機関としてはこれは遅すぎる。もう一つは、自動車交通との共存の問題。宇都宮駅東口から国道4号に向かう鬼怒通りは、片側3車線から1車線をライトレールに転用することで2車線に減る予定。14.6kmのうち11.1kmが併用軌道になるため、この区間では車線が片側1車線減少する。当然、自家用車のドライバー、タクシーやトラックのドライバーの反発が予想されるが、ルートの選択が適切であれば、自動車やバスの乗客がライトレールに順調に移行すればかえって渋滞が減ることも予想される。いずれにせよ、日本初の新設ライトレール、宇都宮ライトレールの成功を願っているし、2022年3月に開業したら乗ってみたいと思う。

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