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人間が嫌いなあなたへ

 「人間って本当にめんどくさい」、たぶん、たいていの人が1度は思ったことだと思います。自分の心にグサッと刺さることは言うし、見ているだけでイライラさせられることはあるし、余計な悩みの種を持ち込むことはある。それならいっそ、自分以外の人間がいない世界に行ったほうがどんなに楽だろうか、そう考えたことがある人もいると思います。そういう私もそう思ったことがあります。

 さて、では想像してみましょう、誰にも邪魔されない一人きりの世界を。

 誰もいない家で目を覚まし、高度な人工知能を持った冷蔵庫や電子レンジが私が食べたいものを察してくれて、自動で朝食を作ってくれる。着替えをして、車に乗る。誰もいない道はスピード出し放題、うっとうしい渋滞なんてありません。スムーズに会社に移動すると、仕事の出来が悪いと文句を言う上司もいなければ、自分のことをいろいろ詮索してくるおばさんもいないし、いちいちムカつくことをしてくる同僚もいない。快適な勤務環境だが、あれ、眠くなってきたぞ、それでも、誰に邪魔されるわけでもないから、少し昼寝をしよう。昼食は会社近くの牛丼屋で、機械が機械的に作ってくれる牛丼はまずまずの味。午後の仕事を終えると、高速道路並みのスピードで車を走らせて一直線で自宅へ。例によって冷蔵庫や電子レンジが私の食べたい食べ物を用意してクラれ、それを食べながらテレビを見る。大好きなスポーツ中継を見る。今日初めて人間の姿を見た。機械が私好みの温度にいれてくれた風呂に入り、軽くネットを閲覧すると眠くなってきた。


 うん、この生活は不快なところが無い、結局、ストレスの大半は人間によってもたらされるから、人間さえいなければストレスやいらいらはほとんどないでしょう。ただ、それがいい人生かと聞かれればそれは別問題だと思う。生身の人間に接しないで、機械とテレビの向こうの人間に囲まれた人生は不快なところが無く、楽かもしれないが、絶望的なほど退屈で生きているという実感を感じられないものになるだろう。

 結論として言いたいのは、結局人間は人間の中でしか生きられないということ。もちろん、不快なことやイライラすることも多いだろうが、それ以上の喜びや楽しみはきっとあるはず。そのためには、一緒に生きるための仲間が必要だろう。その人は、同性の人でもいいし、異性の人でもいい。同じくらいの年齢の人でもいいし、年上や年下の人でもいい。あなたの身の回りにすでに仲間になる人がいるかもしれないし、これから出会うかもしれない。ひょっとしたら、以前学校や職場で一緒だった人かもしれないし、SNSで出会うかもしれない。とにかくきらめないこと、外に向けてアンテナを伸ばすことが大事だと思う。

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