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ロイヤルホストの挑戦。

ファミリーレストランのロイヤルホストは、東京の馬喰町に新しい形態の店舗をオープンした。客は自分の席からタブレット端末でオーダーして、支払いは現金不可、電子マネーやクレジットカードのみの対応になる。この新店舗の狙いは2つだと私はみている。ひとつは今後深刻化すると思われている、労働力人口の減少に対する対応、もうひとつはキャッシュレス社会へのチャレンジだろう。

日本の潜在的な労働力人口は、15歳から64歳までの生産年齢人口の推移で知ることができる。1995年には生産年齢人口がおよそ8700万人いたが、2015年には7700万人に減少した。その後、2035年には6300万人、2055年には4700万人程度に減少することが予想される。そうなれば、人がいないと成り立たない産業では、機械化を進めて人手がなくても済むようにするか、人を集めるための工夫をするしかない。外国人の労働者を受け入れを拡大することも解決策のひとつだと思うが、世論調査の結果を見る限り、反対が多い。もっとも近い将来、日本の経済的な没落が進めば、来てほしくても誰も来なくなる日が来るかもしれない。最近スーパーマーケットに無人レジが導入されたり、ガソリンスタンドがセルフ化されたのも同じ流れである。

もうひとつのキャッシュレス化であるが、日本はこの分野で非常に遅れている。この分野で進んでいるのは中国で、クレジットカードや電子マネーで支払いをするのがもはや当然になりつつある。日本でも、SUICAやnanacoなどの電子マネーを使う人が増えて来ているが、まだ現金派の人も多い。店にとっては現金は厄介な代物で、一説には閉店後、レジを閉めるのに、ロイヤルホストの場合40分程度かかるという。売り上げとレジにある現金の照合などに時間と手間がかかるからだろう。これがクレジットカードや電子マネーだと、即時に処理されるから、間違いもなければ手間も要らなくなる。もっとも、諸般の事情でクレジットカードを持てない人もいるし、電子マネーにはチャージ切れがあるから、何らかの救済策は必要だろう。

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