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2018年3月の1件の記事

ホンダ シビックセダン

現在の日本で売れるクルマの条件は、「燃費がいい」、「車内が広い」、「SUV」のいずれかに該当するクルマであるという。「燃費がいい」は言うまでもなく、プリウスなどのハイブリッド車、リーフなどの電気自動車、それ以外でも燃費のいいクルマはやはり売れる。「車内が広い」は、アルファードやステップワゴンなどの7人乗り、8人乗りのミニバンや、軽自動車でもNboxやタントなどの背の高いハイトワゴン型の軽自動車が販売台数の上位の地位を占めるようになった。「SUV」はステーションワゴンやハッチバックをベースにアウトドアをイメージしたデザインをしたクルマ。例えばハリアーやエクストレイル、フォレスターなどが挙げられる。逆に言えばこれらのカテゴリー以外のクルマはだいぶ影が薄くなっている。例えば、かつては車の代名詞だったセダン、代表例はカローラアクシオやクラウンだが、現在はかなり影が薄くなっている。かつてデートカーと呼ばれたシルビアやカローラレビン、プレリュードなどのクーペはほとんどが絶版になっている。トヨタが86、スバルがBRZを販売していてひとり気を吐いている状態である。レガシィツーリングワゴンが人気に火をつけたステーションワゴンも一時期に比べれば勢いを失っている。

 

そんな状況で、ホンダはシビックシリーズをフルモデルチェンジした。シリーズの内容はセダン、ハッチバック、ハッチバックをベースに性能を高めたタイプRの3種類である。このうち、セダンに試乗する機会があった。まず気づいたのは、車高の低さ、私が普段乗っているXVが1590mmであるのに対して、シビックセダンは1415mm、全幅は同じ1800mm。時代が変わっても低く幅広いデザインは安定感があるしカッコいい。シュッとしてなかなかの男前だ。車内に乗り込むと、横幅は車幅のおかげで余裕たっぷり、高さはさほど余裕があるわけではないが、狭いわけでもない。走り出せばロードスターや86ほどではないが、なかなか新鮮な景色である。特筆すべきは乗り心地の良さ、道路の段差を超えても、サスペンションとボディがうまく衝撃を吸収してくれることと、ステアリングを切り始めると、スパッとクルマのノースが曲がることである。絶対的なエンジンパワーは平凡だが、なかなか気持ちのいい乗り味である。世界的には大人気のシビックも日本では売れ筋から外れ、逆風の中であるが、きっとこのクルマを開発した人は、「俺たちが本当に売りたいクルマはこういうクルマなんだ」と考えていたのかなと思っているのだはないかと思っている。なお、写真はホンダの公式ホームページより。A3cfc956027f481aa55a3340687f9f0e

 

 

 

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