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いつか来る道。

福島県いわき市内の片側1車線の国道の歩道を歩いていた時のこと。車道の端をおじいさんの運転するセニアカーが走っていた、そのすぐ脇をクルマがゆっくりと安全な距離を取って追い抜いていたと言いたいところであるが、結構な速度で追い抜いていくクルマもあった。その国道は片側1車線、交通量はそこそこ多く、歩道は狭く車道との間には段差がある。このおじいさんはできれば歩道を走りたかったのであろうが、全幅最大70cm近くあるセニアカーが走るには歩道の幅はギリギリすぎるし、段差を超えるのは怖いのでやむなく車道の端を走ったのだろう。

クルマを運転する人から見れば、セニアカーは結構邪魔である。スピードは遅い(法律上の最大速度は6km/hである。全長も120cm、全幅も70cm近くあり結構大きい。片側1車線の道路だと対向車線にはみ出さなければ追い越せない場合がほとんどであろう。それならそんな邪魔なもの道路を走るなと思うかもしれないが、彼らだって必要性があるから乗っている。高齢になって足腰が弱った、それでも買い物や通院、友人や親類宅の訪問などで外出する用事はある。正直なところ車道を走るのは正直嫌だろうし、速いクルマに抜かれるのは語りの恐怖だろうと思う。

解決策は歩道を広げたり段差を無くしたりしてセニアカーに乗った人も歩道を安心んして走れるようにすることだろう。しかし全国のどうろがそうなるのは何十年も先にことになるかもしれない。現状ではクルマとセニアカーが共存することを前提にクルマを運転する人が速度を落として安全な距離を取り、セニアカーに乗る人に恐怖感を与えない運転をするしかないだろう。住宅地や市街地の制限速度を引き下げることも考えてもいいだろう。人は誰でも歳をとる。これをお読みのあなたも、私もいずれセニアカーに乗る時が来るかもしれない。

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