« 彼に何があったか | トップページ | 自己責任の国 »

技術は正しく使うもの

 

   がん、とくに進行がんになると長期間の入院が必要になる場合が多いし、残念ながらがんのために命を落とす人も多い。私の両親、祖父母は既に全員死亡しているが、6人中4人ががんで死去している。そうであれば、私もがんで死ぬことは十分考えられる。がんの終末期は非常に苦痛がおおきいものだが、兵庫県の芦屋市の市立芦屋病院の緩和ケア病棟では、VRヘッドセットを患者に取り付け、患者が見たくても見ることができない自宅の内部や、庭の草花、愛車の車内や思い出の場所などを見ることができるようにした。何という素晴らしいアイディアだろう。私も3年近く前に母をがんで亡くした。母は口に出して言うことがなかったが、自宅に戻りたかっただろうし、庭には丹精を込めて育てた花があって、「あの花は咲いただろうか」と気になっていただろう。母が生まれた実家周辺、かつて住んだ東京の中目黒、旅行で訪れた土地、もちろん庭の花の写真などを見せたが、VRを使えばあたかもそこにいるかのような綺麗な映像で見せることができたと思う。技術は人を幸せにするために使う、これ以上の正しい技術の使い方はないと思う。

« 彼に何があったか | トップページ | 自己責任の国 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 彼に何があったか | トップページ | 自己責任の国 »

フォト
無料ブログはココログ

ウェブページ