秋の夜長に
気がつけばすっかり秋めいてきた。空気が乾燥して、空が高くなり、虫の声が心地よく響いてくるようになった。夕方あっという間に暗くなり、暑かった夏から秋へ駆け足で進んでいるのがよくわかる。こんな時期は読書が楽しい。私は鉄道や旅行が好きだから、宮脇俊三や内田百閒の紀行文を読んだり、旅行を主題としたブログを読んだりしている。早く暗くなって気候も良くなるこの時期、じっくり読書をするのもいいと思う。いわゆる本だけでなく、ブログや電子書籍でもいいと思う。読書の素晴らしさは、自分ができない体験を著者に代わりにやってもらったり、自分が行けない世界に行ったりできることだと思う。そういえば、先日亡くなった安部譲二さんのエッセイも面白かった。彼の体験した世界はそうそういけるものではないし。
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