アルピニスト・野口健(46)が12月12日、Twitterで環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)を非難した。ネットでは賛否が分かれている。同日、Twitterにある記事を投稿した野口。そこには、グレタさんが電車に乗って食事をする様子が掲載されていた。そして、こうツイートした。
「あれ? 電車に乗っていらっしゃるのかな? 飛行機が× という方はもちろん車も× だろうし、てっきりヨット以外は馬車でご移動されていらっしゃるのかと想像をしていましたが…」
CO2の排出量が多い飛行機の利用を批判しているグレタさん。12月に開かれた「COP25」に参加する際、ヨットで大西洋を横断したことが話題を呼んでいた。飛行機での移動に否定的なグレタさんに、「馬車で移動しているのかと思った」とつづった野口。そのツイートは“CO2を一切排出しない移動方法”を選択しなかったグレタさんを皮肉っているようだ。(女性自身より引用)
ごめんなさい、野口さん、あなたのおっしゃる意味が理解できません。そもそも人間が環境に負荷をかけず生活することなど不可能なのです。人間は生きているだけで呼吸により二酸化炭素を排出します、食料を得るために田んぼや畑を作ることも地球環境の改変で環境負荷がある。この時代に全ての物を自給自足している人はあまりいないでしょう。ほとんどの物は他の人が作り、他の場所から運ばれてきますが、それも当然生産や運搬には二酸化炭素の排出が伴う。人間は移動をする動物ですが、歩いて移動しても馬車で移動しても環境負荷がゼロということはそもそもあり得ない話なのです。飛行機や自動車での移動はそもそも環境負荷が大きすぎることは言うまででもありません、その中で電車(鉄道)は自動車のおよそ9分の1の二酸化炭素排出量で済む環境負荷の少ない手段、つまり、モアベターな手段を選んだだけの話だと思います。多くの人ができる範囲でモアベターな選択をする、それが今私たちの課題なのだと思います。
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