ネチケットについて思うこと
最近、「ネチケット」という言葉をあまり聞かなくなった。1990年代の後半から2000年のあたり、ちょうどネットの使用が一般的になる時期に、ネット利用のエチケットとということで生まれた言葉である。例えば、不必要に大きなデータの画像などを送らないとか、掲示板荒らしをしないなどである。そのひとつに、政治と宗教の話はしないというものもあった。不必要に大きなデータを送ると、ダイヤルアップでの接続が主であった時代にはダウンロードにかなりの時間がかかったし、ネット掲示板に他者の人格否定や関係ない内容を書かれるのは迷惑行為そのものだと思う。しかし、政治や宗教をタブーにするのは私はおかしなことだと思う。たしかに、宗教や政治は人の思想の根幹の部分だし、立場が違えば対立点になりやすい。しかし、政治は生活や私たちの将来に直結した問題だし、宗教はその人の生き方や地域の文化と深く関わる。そういうことを全く話題にしないのは底が浅い上っ面の会話しかできないことになる。相手の人格や考え方を否定しない、相手の意見に聞く耳を持つ、それができればネット上で政治や宗教を話題にすることはなんら問題ないと思うのだが皆さんはどうでしょうか。
« 生活すること、生きること | トップページ | モアベターな選択をすること »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 愛することとは(2020.01.05)
- ネチケットについて思うこと(2019.12.07)
- 大人が壊れる拾い食い(2015.06.23)
- gumi(2012.06.10)
- あえてつっこんでみます(2010.03.02)
コメント