そこだけの味わい
2020年という年は後世の人は「新型コロナウイルス」というキーワードと結ぶつける年になりそうだ。正月早々中国の武漢で新型の呼吸器感染症が流行しているというニュースを耳にして、あっという間に日本国内での感染発表、クルーズ船での集団感染、緊急事態宣言、志村けんさんの新型コロナウイルス感染症による死と続き、年末には今年の漢字が「密」、新語・流行語大賞が「三密」になるなど、まさにコロナづくしの1年になった。私個人の生活も、2月初めに仙台市のIKEAに行ったことを最後に修学旅行の引率を除けば住まいのある福島県いわき市を出ることがほとんどなくなり、友人や同僚との会食もほとんどない、職場での送別会や忘年会もない異例の年になった。
遠くに出かけないからといって、自宅に閉じこもる生活は私は好きではないので、自宅のあるいわき市で、感染の可能性が高まる人混みや長時間の飲食をしない形で楽しみを見つけることにした。それは、市内のあちこちにある個人経営のパン屋さん巡りです。パンはコンビニエンスストアやスーパーマーケットに行けばいくらでも売っているし、最近はコンビニエンスストアが独自の商品を開発してそれがなかなか美味しいが、それでも地元の人に愛されて生き残っているパン屋さんはまだまだある。そこに行けばそこでしか味わえないパンがある。とても美味しい揚げカレーパンにも出会ったし、ポテトサラダパンの美味しさに初めて気づいたりと店ごとにあたらいい発見がある。まだまだ新型コロナウイルスの流行は続くと思うが、美味しいパンを求めてパン屋さん巡りをしていこうと思っている。
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