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2021年7月の3件の記事

残念なこと

 東京オリンピック・パラリンピックで開会式・閉会式の演出を行なっていた人物が過去にコントのなかでナチスドイツによるユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)をネタにしていたことがわかり解任された。これを読まれている方の中には、20年以上前のことで、悪意を持ってしたことではないのにあまりにも重い処分だと思った方もいるかもしれない。しかし、ナチスドイツによるホロコーストでは、およそ600万人のユダヤ人がガス室や銃殺などの残虐な方法で殺された事実はあまりに重いし、家族や友人、知人を奪われた人の心の傷はまだ癒えないし、心ならずもホロコーストに関わらざるを得なかった人も長く苦悩しただろう。もちろん彼もホロコーストのことは知識として持っていたとは思うが、ホロコーストの被害者の心の傷にまで想像することはできなかったのかもしれない。残念なことだと思う。

やえもんよりのお願い

 東京オリンピック・パラリンピックの開会式、閉会式に関わっている小山田圭吾が、小学生から高校生までの間、障害を持つ人へのいじめや暴行に関わっていたことがわかった。本人が全く反省をしていないことも問題だが、発覚しても解任などの措置をしない組織委員会にも問題がある。いじめや暴行の内容も酷く、排泄物を食べさせたり、全裸で歩かせる、自慰行為をさせるなど被害者の人権を無視したものである。どうか皆さん、オリンピック・パラリンピックの開会式、閉会式のテレビ中継を見ないことで抗議の意思を示しましょう。


世の中は変えられるか

 多くの人は、「世の中のことは自分たち市民の力では変えることはできない」と諦めている。いや、正常な感覚を持っているならそうなるのかもしれない。でも、実は多くの人が声を上げれば世の中は変えられる。しかも割とあっさりと。そんなことがここ数ヶ月に何回もあった。例えば、東京オリンピック、国際オリンピック委員会や政府などは観客を入れての開催にこだわっていたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延や、多くの人の反対や疑問の声を受けて、パブリックビューイングや東京都をはじめとする首都圏の会場は無観客で実施することになった。過去にも、水俣病などの公害問題や環境権などで国民の声が世の中を変えた例はある。政治家だって人間、私たち市民も人間、当然そこに上下関係などあるわけがないし、人間だから間違いを犯すこともあれば気付かないこともある。そういう時に黙っていては世の中は変えられない。ひとりの大人として、間違ったことは間違っていると、良くないことは良くないと声を上げることは大事なことだと思う。Yes,we can.きっと世の中は変えられる。

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