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2021年8月の3件の記事

夏の終わりに

 四季の中でどれが好きかというと、圧倒的に秋が好きです。なぜかと問われれば、暑くもなく寒くもなくほどほどに過ごしやすい気候、樹木は徐々に色を変えやがて落葉する、田んぼの稲は首を垂れ豊かな実りを迎える、夜が長くじっくり読書を楽しむのに適している。など多くの理由があるが、とにかく私は秋が好きである。

 それでは夏が終わり秋めいてくるこの時期はどうかと思うと、切ない少しだけ寂しさを感じる季節だと思っている。海水浴で賑わっていた海岸から人がいなくなり、夏の高校野球が終わり、24時間テレビが終わると夏休みの宿題を仕上げなければならない、スイカが食べ納めになり、夏休みが終わる。学校が始まり友達に会えるのは嬉しいけれど、のんびり過ごせて楽しいイベントが多かった夏への未練もある。そんな時期である。それでは今年はどうかというと、新型コロナウイルス感染症の蔓延で夏に人と会ったりどこかに行くこともほとんどなく、また夏のイベントもほとんどなく夏が終わってしまった。夏がぼやけてしまったから、夏の終わりのこの時期もなんとなくぼやけた感じになってしまった。それでも夏は終わり秋になる。

銃後から

 昨晩NHK総合テレビで国防婦人会に関するドキュメンタリー番組を見た。初めは大阪の女性が自主的に始めた活動で、当時の多くの女性は家庭に縛られていたから社会で活躍できるという喜びも感じられたようだ。しかし、満州事変から日中戦争と戦争が拡大するにつれて戦争遂行の道具になり、自由にものが言えぬようになった。やがて彼女らの夫や息子らが徴兵され戦地へ送られる。その中には白木の箱に入って無言の帰宅をした人も少なくなかった。そんな状況でも声を上げて泣くことすら許されない。なんと残酷な時代だろうと思う。2度とこのような悲しいことが起こらないことを切に願う。

その日まで

 新型コロナウイルスの世界的な大流行(パンデミック)が始まって1年半以上が過ぎた。私は中国の武漢で感染が深刻な状態になり、日本でもクルーズ船での感染が深刻な状態になった2月上旬に旅行や行楽での自分が生活している地域(自分が住んでいる市と隣接する自治体)の外への外出をやめている。その後新型コロナウイルスの感染状況には波があり、感染が増えると外出を最小限にして外食も中止しているが、感染が減ると自分が生活している地域の範囲内で外出している地域の範囲内で外出し外食も楽しんでいる。現在は感染の第5波となり、私が住む市でも7月末から数十人の感染者が出ているので、買い物や通院以外の外出はほぼ中止している。

 私は元来家でじっとしているより、外出をしてその土地の美味しい店の食事を楽しんだり、歴史遺産を訪ねたり、海や山の景色を楽しんだり、寺社参拝をすることが好きである。必ずしも遠くでなくてよく、高級な店は性に合わないから場末のラーメン屋やおばちゃんがやっているような定食屋で十分である。それもできなくなったのは悲しい。また、かつての職場の仲間や遠くに住む友人とも会いたいけれど会えない状態であるのは辛い。

 新型コロナウイルスの世界的な流行がいつまで続くかはわからない。もし終わったらどこに行こうか、誰と会おうか今はそれを考えながら、大切な人のため、自分のためにもうしばらくステイホームを楽しみたいと思う。

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