83歳の挑戦
現在の日本の高齢化率(65歳以上の人の割合)は、2020年10月現在28.8%と年々上昇を続けている。75歳以上の人の割合に絞っても14.9%もあり、子ども(15歳未満)の12.0%と比べても断然多い。海外の方が日本に来て驚くのは子供の少なさと高齢者の多さだと言うが、数字の上からもなるほどその通りだなと思う。もっとも、必ずしも悲観することばかりではなく、最近の高齢者の方は元気な方が多く、現役で活躍されている高齢者の方もだいぶ多くなってきている。何より、最近の高齢者の方はとにかく身体も心も若い方が多い。40年くらい前は高齢者の方はいかにもおじいさん、おばあさんという感じだった。
そんな中驚くべきニュースを聞いた。仕事帰りのクルマの中でラジオを聴いていたら、堀江謙一さんがヨットによる太平洋横断に挑戦するというニュースを耳にした。堀江さんは1962年、23歳の時に兵庫県の西宮市からアメリカのサンフランシスコまで小型ヨットで単独無寄港太平洋横断を成功させている。その後も数々のヨットによる航海に成功した。そして、今年3月から6月にかけて1962年の公開の逆コースで、サンフランシスコから西宮に向けてヨットでの単独太平洋横断に挑戦するという。83歳での挑戦に期待したいし、成功を心より祈りたい。
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