いわき地区の炭鉱鉄道を訪ねる その1
かつて地球は動かず、太陽や月などの地球以外の天体が地球の周りを回っていたと考えられていたが、コペルニクスの観測により、地球が太陽の周りを回っているいわゆる地動説が唱えられ、地球や宇宙に関する見方が一変した。この現象をコペルニクス的転回というそうだ。新型コロナウイルス感染症の蔓延で遠くに旅行に行けなくなってはや2年、一向に終わりの見えない状況で一旦遠くに行く考えはやめて足元の地元の良さを見つめてみようと思った。
私が住む福島県いわき市は、歴史の長いお寺や神社もあるし、美味しい店もある、きれいな太平洋もある。冷静に考えたら結構なんでもあるじゃないかと思う。いろいろあるが、今回は産業遺産としての鉄道を巡ってみようと思う。かつていわき市は日本有数の炭鉱があった。大需要地である首都圏に近いという有利な条件があったから、炭鉱全盛期には相当栄えた。しかし1960年代からのエネルギー革命で炭鉱は衰退し、1976年の常磐炭鉱の閉山で歴史を閉じた。しかし、現在でも炭鉱の痕跡は多数残っている。また、かつて炭鉱と常磐線の駅を結んだ貨物線もあり、その痕跡を辿ってみるのも楽しそうだと思った。今回は常磐線の内郷駅から出発する。内郷駅は常磐線のいわき駅から上り電車に乗って最初の駅、最近建て替えられた駅舎はコンパクトながら使いやすい。近くには高校の他病院も多く利用客の多い駅である。
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