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歴史を学ぶ意味

 高校生に苦手な教科のアンケートをとると、日本史や世界史が結構上位に来ることが多い。理由としては、「覚えることが多い」、「難しい漢字や読みにくい外国語の人物名や地名が出てくる」、「何のためにやるのかわからない」と言った理由が考えられる。確かに歴史は覚えないと理解できないことも多いし、入試や定期考査で点数をつけて序列化することが目的だからどうしても無味乾燥になってしまいがちだ。

 しかし、それで歴史嫌いが増えてしまうのはいかにももったいない話だし、大きな損出だと思う。歴史を知ることは今を知ることができるし、場合によっては未来を知ることができるとても面白い学問だと私は思っている。

 歴史は過去のことを扱っているのにどうして今や未来を知ることができるのか不思議に思う人がいるだろう。私が考えるには、過去も未来も、歴史は人間が作り、人間が行ってきたことの結果だからだと思っている。

 人間は700万年の歴史の中で大変素晴らしいものを作り上げてきた。人間が言葉を身につけることで、コミュニケーションが生まれ、音楽が生まれた。文字を発明することで、文学が生まれた。二足歩行をすることによって少ないエネルギーで長距離を移動できるようになり、地球上のほとんどの地域で生活するようになり、多様な生活様式が生まれた。手を自由に使えるようになり、石器にはじまり、土器、金属製品、そして現在様々な物を人間は生み出した。しかし、人間は様々な失敗をしてきたし今現在も失敗をし続けている。失敗の例は、犯罪、虐殺、差別、貧困、公害そして戦争だと思う。

 歴史を学ぶことは人間の営みの素晴らしさと時に愚かな失敗をしてしまうことを学び、私たちがどのように考え生きればいいかを示してくれる物だと考える。別に分厚い難しい本を読むだけでなく、今は漫画もあれば、映画、テレビ番組インターネットの動画などいろいろな方法がある。政治や歴史、社会の変化などむずかしい内容でなくてもいいと思う。例えば、ファッションは好きな人なら、ファッションの歴史を辿ってみるのも面白いし、スポーツ観戦が好きならスポーツの歴史もいい。アニメーションが好きなら、作品の舞台になった時代や国のことを調べてみるのもいい。

 歴史がもっとみんなにとって身近になれば、人間の素晴らしい営みがより光り輝き、愚かな失敗が少しでも減ると思う。そうなることをこころより願っている。

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