« 2022年12月 | トップページ | 2023年2月 »

2023年1月の7件の記事

戦国時代を生きる

 皆さんは時価総額という言葉を聞いたことがあると思います。多くの会社は株式会社という形態で経営されており、株式は取引されて、日々変動しています。会社の発行済みの株式の数に現在の株価をかけたものが時価総額になります。会社の価値や規模を示すものです。例えばやえもん自動車株式会社という会社があったとして、発行済みの株式数が10万株、1株の価格が1000円だとすると時価総額は1億円ということになります。

 世界の自動車業界の順位を見てみると、1位はアメリカのテスラ。昨年一時株価の暴落を経験しましたが、それでもなお1位を確保しました。BEV(バッテリー式電気自動車)に圧倒的な強みがあります。2位は日本のトヨタ。世界的なベストセラーになったカローラシリーズのほか、プリウスなどのハイブリッド車に強みがあります。3位に中国のBYD。最近日本市場にも参入し、BEV、PHEV(プラグインハイブリット=充電もできるハイブリッド車)に絞った車種で世界市場に攻勢をかけています。4位にドイツのフォルクスワーゲン。カローラと並ぶ世界的なベストセラーのゴルフの他、ポロなどの強力な布陣に加え、傘下に高級車に強いアウディや世界的なスポーツカーメーカーのポルシェを傘下に持つフォルクスワーゲンがあっさりBYDに抜かれたことに衝撃を受けています。

 以下5位にドイツのメルセデスベンツ。6位にドイツのBMW。7位にアメリカのGM、8位にアメリカのフォード、9位にオランダのステランティス。ステランティスとは聞き覚えのない方もいるかもしれませんが、イタリアのフィアットとアメリカのクライスラー、フランスのプジョー、同じくフランスのシトロエンが合併してできた会社で、これらに加え、アルファロメオ、ダッジ、ジープ、オペルなどのブランドを持つ。そして10位に日本のホンダが続く。

 1位と3位以外は以前からある会社か、以前からある会社が合併してできた会社だからあまり変わっていないじゃないかという見方もあるが、私はそうは思っていない。この後に、11位の中国の長城汽車、13位の上海汽車など順位を上げてきそうな会社もあるし、現在上位に入っている会社でも、対応を誤ればじわじわと順位を下げていくことも十分考えられる。現在自動車業界で起きている変化はそれほど大きく、かつ急速である。

 私はBEVがいずれ増えていくのだろうと思っていたが、近年の増加は私の予想を遥かに超えている。2020年のBEVの世界での販売台数は200万台くらいだったが、2021年には440万台、2022年には780万台に達したと見られている。世界の自動車販売数のおよそ10%に達したと見られている。主な市場別で見ると、中国では新車販売の20%程度を占めている。ヨーロッパでも10%を超え、あまりEVに積極的ではなかったアメリカも2022年には5%を超えた。一方日本はまだ1%程度で、日産の軽自動車のEVであるSAKURAの登場でようやく動き出したところと言えるだろう。ただし、今年はスズキがが軽自動車の商用EVを出すということなので少し変動がありそうだ。

 急速なBEVの普及とともに、自動車業界は戦国時代に突入した.生き残る会社もあれば、消えていく会社、吸収される会社、新しく生まれる会社もあるだろう。安全で地球環境と人に優しい車が登場することを願っている。

 

コロナになった

先日新型コロナウイルスに感染しました。最初に気づいた症状は、膝などの関節の痛みと熱っぽさであった。私はかつてインフルエンザに2度感染したことがあるので、その時の症状と似ているから、おそらくインフルエンザだろうと思った。そのうちに横になりたいくらいのだるさが出てきた。自宅に帰っても症状は変わらず、翌日かかりつけ医で新型コロナウイルスとインフルエンザの抗原検査をしたところ、新型コロナウイルス陽性と診断された。

 その後、断続的に38.5°程度の発熱と、喉の痛み、鼻水などの症状が5日程度続いた。意外にも咳は大したことなく、以前のウイルス型で顕著に見られた味覚や嗅覚の症状は見られなかった。現在は症状は消え、通常の生活を送っている。

 今回の教訓は、

1 食料、飲料、衛生用品のある程度の備蓄は必要。

2 感染防止対策をしていても感染は防ぎきれない。家族に感染者が出た場合を想定して、隔離をする部屋などを想定しておく。

3 感染したら仕事は止まる。可能なものは先取りして仕事を進めておく。

4 家族、親族、友人など頼れる人の存在は何より大事。

EVはグランドツーリングたり得るか?

 日本でも徐々に広まってきたEV(バッテリー式電気自動車)、次、あるいは次の次の車の方法として考えている人もおいと思う。しかし、バッテリーの持ちが悪く、長距離の旅行に向かないのではないかという疑問を持つ人も多いだろう。そこで、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート周辺から青森県の大間崎までのおよそ800kmを、トヨタbZ4X、日産アリア、テスラモデルY、ヒョンデアイオニック5の4台で比較してみた。

 結果はどうかというと、4台とも結構厳しかったです。とくに厳しかったのはトヨタbZ4xで、寒い時期の撮影にも関わらず、暖房を使用した場合の航続距離が非常に短く、シートヒーターとステアリングヒーターで我慢を強いられたこと。そして航続可能距離があまり当てにならない、急速充電を2回すると、それ以降の充電速度が著しく制限される、充電中にどのくらいの電流が充電されているかの表示ができないなど不便な点があり、長距離はあまり得意ではないと感じた。

 一方素晴らしいのはテスラモデルY。テスラ・スーパーチャージャーの威力は凄まじく、郡山と盛岡のスーパーチャージャーで充電しただけで青森県むつ市まで到達する頼もしさ。テスラのスーパーチャージャー同じ敷地内に店舗や飲食店があり、充電時間を無駄に過ごす必要がないことが素晴らしい。ただし、スーパーチャージャーは場所が限られていて、主要高速道路や大きな都市以外はチャデモになり充電速度が落ちる。

 その中間が日産アリアとヒョンデアイオニック5。電費や充電性能でアイオニック5が上回っている。長距離の旅行、例えば今回ので800kmは厳しいが、500kmくらいで、十分な日程のゆとりが有ればなんとか使えそう。

 今のところ、長距離の旅行にはガソリン車が有利そう。私のスバルXV(2000cc)の場合、浦安で満タンで出発すれば大間崎まで給油なしで走れないこともないが、保険として盛岡か八戸周辺で1回は給油をするだろう。その場合のロスタイムはおよそ5分といったところであろうか。それであれば、大間崎にはガソリン車の方が早く着くのかというと意外とそうでもないと思う。ガソリン車に乗っても食事はするし、疲れたら気分転換もしたい。意外とEVとガソリン車の到着時間には差がないのだろうと思う。今後の課題は、充電できる場所を増やすことと、充電時間を有効に使うことができるようにするため、飲食店や観光施設、公園などに設置することが望ましいと思う。

 EVsmartさんのYouTubeチャンネルに実際の動画があります。EV smartさんの動画がトヨタbZ4xの動画ですが、概要欄に他の車の動画へのリンクが貼ってありますので、よろしければご覧ください。

 

磐城平城を歩く

 磐城平城は現在のいわき駅の北側の小高い山にあったという表現は半分正しく、半分正しくない。現在、磐城平城の面影を残すのは、いわき駅の北側部分だけであるが、かつてのいわき城はもっと南、城の南東の端には、かつてミスタードーナツが入っていたビルやラトブがあり、そこから西へ、子鍬倉神社の辺りまでを含んでいた。現在、商業施設が集中し、ホテルやマンションの建設が進んでいる駅の南口は丸々城であった。もっとも、かつて城であったことを予感させるものはない。

 賑やかな南口から北口に移動すると、一変して静かになる。現在は小さなロータリーが設置されていて、綺麗で使いやすくなった。目の前に見える山は平城のあった山である。今日はここを歩いてみたいと思う。

 駅を出て、右に少し進む。ここの道路も改良工事が始っている。役の北側は昔ながらの街並みが残っているため道路が狭いところが多い。100メートルほど進むと、左に曲がる。すると、山に囲まれた住宅地の中に、細長い池が見えてくる。ここは丹後沢といい、かつて磐城平城の堀の一部であった。丹後沢という名前の由来は、堀の建設がなかなかうまくいかなかったので、箱崎丹後守という老人を人柱としたところうまく工事が進んだことによるものだとされる。

 丹後沢のあたりは、南側に本丸の小高い山があり昼なお薄暗い。階段を上がった先にも公園があり、ここは春には桜がきれいである。遊具で遊んでいる親子もいて少しホッとする。ここから少し上がると本丸の跡になる。本丸跡には櫓はすでにないが、仮藩庁として使われていた建物が残されているが、現在は公開されておらず、柵が固く閉じられている。いずれ櫓も再建されて公開されることを楽しみにしている。本丸の入り口であった中門がここが城跡であることを主張していた。

9044c8d9bb79476b8afbcbe882ab4c2b75515332ba1e4a028009dd3b7b5fdf1a0fdea32b98ac459a9d282e9661b78ebf

「どうする家康」と磐城平藩

 今年のNHK大河ドラマは「どうする家康」である。ご存じ徳川家康の生涯を描いた作品である。徳川家康は愛知県の岡崎に生まれ、幼少期には駿府(現在の静岡市)で今川家の人質生活を送り、今川義元が織田信長に桶狭間の合戦で敗れて以降は今川家から自立し、織田信長との同盟関係をもとに東海地方に勢力を広げ、織田信長に代わり天下人となった豊臣秀吉とは一時対立するものの、のちに和解して、江戸城を築き、江戸の町の発展させた。豊臣秀吉の死後は、関ヶ原の合戦で勝利し、江戸幕府を開き、晩年には大阪に残った豊臣秀頼を滅ぼして江戸幕府の地位を安泰にした。と、駆け足で徳川家康を紹介するとこんなふうになるだろう。徳川家康のすごいところは、彼自身の能力、忍耐力もさることながら、家康を支えた強力な家臣団だろう。百姓から出世を果たし、天下人になった豊臣秀吉からすると、喉から手が出るほど欲しい家臣団だったのだろうと思う。これだけ強力な家臣団が存在した理由は、三河国の小さな領主であった徳川家の歴代の当主が家臣団を育ててきたことと、時川家康その人にそれだけの魅力があったからだろうと思う。数少ない欠点であるケチなことを除いては。

 徳川家康を支えた人物に、鳥居元忠という武将がいる。家康より3歳歳上で歳も近い。家康が今川氏の人質であった頃から仕えていた最も信頼できる家臣のひとりであった。武田氏や北条氏との戦いで功績をあげ、家康が江戸の城主となると、下総国矢作城(現在の千葉県香取市)を与えらえ、4万石の大名になる。北関東や東北の大名から江戸を守る重要な任務を任せれた。1600年、豊臣井秀吉の死後、家康が会津の上杉景勝討伐の兵をあげた時には、京都の伏見城にわずかな兵と共に留守居役をした。その時、石田三成らは伏見城を攻め、鳥居元忠らは奮戦したものの討ち死にした。その後起きたのは天下分け目の関ヶ原の合戦である。関ヶ原の合戦の後、家康は鳥居元忠の子である鳥居忠政を磐城平藩10万石の大名に取り立てた。ケチで知られる徳川家康が4万石から10万石への加増は大盤振る舞いであるが、これも、伏見城で戦死した鳥居元忠の功績を称えてのことだろう。

 戦国時代、いわき市には岩城氏という戦国大名がいた。岩城氏は現在の好間と内郷の境にある大館城を根拠としていたが、鳥居忠政は新たに平城を築いた。今回はこの城と、忠政が父である元忠のために建てた長源寺を歩いてみようと思う。

ウミガメさんと考える自動車産業

現在、世界の自動車業界は、電動化や自動運転など、急激な変化に迫られている。電動化は、温暖化対策やエネルギー問題の観点から、自動運転は安全性の向上や労働力問題の観点から対応が求められている。もちろん日本の自動車産業もこれらの問題に対応していて、ここ数年はBEV(バッテリー電気自動車)の投入や自動運転に向けた取り組みが進んでいる。しかし、欧米や中国の自動車産業に比べると、その動きはやや遅いようにも見える。

日本がかつて強かったにも関わらず、現在は競争力を落とした産業に家電業界がある。今や日本メーカーのスマートフォンは日本国内ですら、アップル、サムスンに遅れをとっている。日本メーカーはスマートフォンの普及期に対応が遅れ、シェアをじりじりと落としていった記憶がある。

自動車業界の現状について、ウミガメ@自動車の未来予測さんが様々な考察をしている。現在の日本経済を支え、多くの人の雇用を守っている自動車産業について考える良いヒントになると思う。

https://twitter.com/turtle_auto?s=21&t=cgbhTXUMLcohtMFNYgOhnA


新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。2023年(令和5年)のスタートです。

コロナ禍は早くも4年目に入ります。収束の気配は一向に見えませんが、感染対策と社会経済活動をうまく両立させていくことの大切さを感じています。個人的には秋ごろに会津に行き、只見線や会津鉄道に乗ったり、温泉に入ったりしたいと考えています。

皆様にとって充実した1年になることを心よりお祈りします。

87f187fd0ba24457af7aa93168d94f1d

« 2022年12月 | トップページ | 2023年2月 »

フォト
無料ブログはココログ

ウェブページ