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歴史を動かしたそっくりさん

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写真の人物、同じ人物に見えるかもしれませんが実は違う人物です。上の人物は岡田啓介(1868〜1952)戦前に内閣総理大臣を務めた人物、下の人物は松尾伝蔵(1872〜1936)元陸軍軍人で晩年は内閣総理大臣秘書官をしていた人物である。

この2人、単に年齢が近いだけではなく、着ている服装が似ているだけでもない。実は岡田啓介の妹が松尾伝蔵と結婚し、2人は義理の兄弟になっていたのである。そして、松尾伝蔵は首相秘書官として、外にあっては日中関係が悪化し戦争の危機が迫り、内にあっては軍部の発言力が増す中軍部の暴走を抑えようとしていた岡田啓介首相を支えることになる。

1936年2月26日、東京は大雪だった。この日、陸軍の青年将校たちは昭和維新を掲げ、首相官邸や永田町、霞ヶ関を襲撃する。これにより、高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣らを殺害、岡田啓介首相の殺害を目指すも、松尾伝蔵を岡田啓介と誤認し殺害、岡田啓介は辛くも弔問客に紛れて首相官邸を脱出した。これが歴史の教科書にも載っているニ・二六事件である。

歴史にifは禁物かもしれないが、もし、岡田啓介首相が首相官邸で死亡していたら。ニ・二六事件による混乱はさらに続いたのかもしれない。そして、岡田啓介は、後に終戦に向けた工作の中心人物になる。その意味では、岡田啓介と松尾伝蔵、歴史を動かしたそっくりさんと言えるのかもしれない。

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