人気ブログランキング やえもんのひだまりカフェ: 2023年12月の7件の記事
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2023年12月の7件の記事

2023年もありがとう

 今日は2022年12月31日、今年も今日で終わりです。皆様にとってこの1年はどのような年でしたか?私は諸行無常を感じた1年でした。あれだけ政界を牛耳っていた清和政策研究会(安倍派)が安倍晋三氏の死から1年半も経たないうちに政治資金パーティの会計不正処理で揺れています。あれだけ世界中に自動車を輸出していた日本の自動車産業が、大規模なリコールやBEV(バッテリー式電気自動車の立ち遅れで先行きが不透明になっています。そのような中、新型コロナウイルス感染症が5類になり、私は家族や仲間たちと会食などで一緒に過ごすことが多くなり、楽しい時間を過ごすことが多くなりました。

 このブログももうすぐ20年目に入ります。今日現在のこのブログの通算の閲覧回数は190,166回で、昨年と比べて8,745回増えました。1年あたりだと平均10,008回、1日だと平均27.4回今年に限れば1日平均23、9回になります。中には1度きりのご縁だった方もいると思います、また100回以上のご縁があった方もいると思います。全ての出会いに感謝感激です。また、記事総数は1,932本です。

 今年1年皆様には本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。そしてどうぞ良い年をお迎えください。

2024年は軽商用車電動化の年か

 来年のことを言うと鬼が笑うというけれど、さすがにもう来年の話をしても良い時期だと思う。おそらく来年は、軽商用車が熱い、そんな年になりそうな気がする。

 軽商用車は働き者である。小回りが効く割に荷物をたくさん詰めるから、運送会社や、郵便局、様々な会社や商店、農林水産業、官公庁など様々場面で私たちの生活を支えている。従来はガソリン車が使われてきたが、東京都が2030年までにガソリン車の販売禁止を打ち出していることもあり、ここにきて動きが急になってきた。

 まず、動いたのは三菱、これまで販売していたBEV(バッテリー式電気自動車)のミニキャブミーブを大幅改良し、ミニキャブEVとして販売開始した。バッテリー容量を増やし航続距離を延長し、衝突被害軽減ブレーキを装備し、安全性を高めたのが特徴である。

 ついで動いたのは日本に本社を置くASFで、日本で企画したASF2.0という軽商用車を中国の五菱で生産するもので、佐川急便が導入を決めた。そして、この企画にオートバックスに参入することで、展示、販売、メンテナンスを同社が担当することになった。

 他にも、ホンダがN-VAN :eの2024年販売開始を決めているし、トヨタ、ダイハツ、スズキも共同で電動軽商用車の開発を進めている。軽商用車でノウハウを蓄えていけば、日本の国民車になってきた感がある軽乗用車のBEV化も近いだろう。すでに日産のSAKURA、三菱のeKクロスEVがあり、見かける機会も増えている。数年後は各社の軽BEVが出そろい、当たり前の光景になっていることを期待しよう。

ダイハツの不正問題について

 年末に大きなニュースが飛び込んできた。軽自動車やコンパクトカーを製造するダイハツ工業が1989年から現在まで、新車の認証の試験で法令と異なる方法で試験をしたり、捏造したデータを使用したりしたことが発覚し、現在全ての新車の製造を取りやめている。今のところ、新車の製造再開の目処が立っていない。ダイハツは東南アジアを中心とした海外にも輸出しているがこちらもストップした状態である。

 ダイハツは、すでに製造され、ユーザーに渡っている車については、社内検査に合格しているので、引き続き安心して乗ってほしいと話しているが、これで納得できる人は多くないだろう。不正な試験をした会社が、社内の検査で合格をしたと言われても、容易に信用することはできない。第三者機関で検査を受けて、法令違反などがあればリコール、もし、リコールで対応できない致命的な欠陥があるのなら車を回収して代金を返還するなどの措置をしてほしいと思う。

 ダイハツは今回の不正の背景として、無理な日程での新車の開発があり、試験に不合格していては予定の期間に新車の販売を開始できなくなるというプレッシャーから不正を行ってしまったと説明しているが、これは社内の販売部門と営業部門の連携が取れていない証拠で、理由にならないと思う。できるだけ早くユーザーが納得できる対応策を示すことを願っている。

もうどうにも止まらない

 自動車部品大手のデンソーが製造した燃料ポンプの不具合によるリコールは、全世界で1245万台(うち日本国内380万台)に達する前代未聞の事態に発展した。トヨタ、ダイハツ、スバル、マツダ、スズキ、ホンダと名だたる自動車メーカーの車が品質問題に揺れている。

 そのような中、鳥取県ではついにこの欠陥を原因とする死亡事故まで起きてしまった。デンソー製燃料ポンプを使用しているホンダN-BOXが鳥取自動車のトンネル内で走行不能になり、後から来た車に追突され、N-BOXに乗っていた男性が死亡した。燃料ポンプとは、その名の通りエンジンに燃料を供給する装置で、これが正常に機能しなければエンジンは正常に機能しなくなる。

 今回のリコールは、エンジンの樹脂製(プラスチック製)インペラ(羽根車)に密度の低い樹脂(質の悪いプラスチック)が使われているためとデンソーは説明している。

 今回の深刻さは、死亡事故が起きたことやリコール対象の多さだけではない。一連のリコールは2020年から始まっているのにまだ解決していないことにも表れている。日本の自動車工業は高い信頼性と経済性で世界から信頼されてきたが曲がり角に来ているのかもしれない。

走れARMA(下)

 さて、実際に自動運転バスのに乗ってみる。進行方向後ろ向きの席に座り、まもなく発車となる。最高速度20kn/hと最高速度こそ抑えられているものの、そこまでの加速は軽快だった。停留所は利用者があってもなくても必ず停車するようになっている。これは制御プログラムの都合もあるのだろうが、速度が遅いので他の交通に道を譲るためという意味合いもあるのだろう。

 赤信号で停車する時だけは添乗している係員がゲームのコントローラーで指示を送っていた。その他の安全確認は全て自動運転になる。課題だと思ったのは、、運動公園の停留所の手前にはヘアピンカーブがあるが、ここの走りは熟練したドライバーのハンドル捌きには及ばない。ゆっくりと慎重にヘアピンカーブを曲がっていった。

 まだまだ課題はあるのだろうが、高齢化が進展し、運転免許を返納する人が増える時代にあって、新しい交通機関として実用化されることを期待したい。

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走れARMA (上)

 福島県田村市の船引駅北側で行われている自動運転バスの実証実験に体験乗車してきました。

 この実証実験は、JR船引駅北口を起点に、住宅地や公共施設、商業施設を巡回するルートで行われた。日曜日ということもあり、子どもを連れた保護者のほか、成人の女性、そして地方のバスでは見られない成人男性の姿も見られた。

 実証実験に使われたバスはマクニカという会社が製造したBEV(バッテリー式電気自動車)で、レベル3の自動運転システムを持つ。この段階の自動運転とは、一定条件下で全ての運転操作をシステムが行うものである。緊急時には運転手が運転を行うこともある。

 写真をご覧になるとお分かりかと思うが、スキー場などで見られるゴンドラリフトのようなデザインは沿線の人の注目を浴びていた。全長4.75m、全幅2.11mと、ピープルムーバー(ミニバン)より少しだけ大きいサイズで住宅地の狭い道にも入っていけるのは大きな強み。定員は15名で、ゴンドラリフトのように前後に4名ずつの座席と進行方向右側に3席が設置されている。流石に定員いっぱいに座ると少し狭いが、長時間の乗車を前提にしないのであれば十分だろう。



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船引にあいつがやってくる

 12月9日(土)から、22日(金)まで、福島県田村市の船引駅北側の住宅地と商業地で、自動運転バスの実証実験が行われます。急速な高齢化と労働力不足の進行で、運転免許を返納したけれど、どうやっって移動したらいいのか困っている人を減らし、自家用車がなくても生活できる地域づくりはもはや日本全国共通の課題である。

 今回使用される車両は10人乗りの小型バスで、最高速度も20km/h未満である。わずか2週間の実証実験だが、タイミングが合えば乗りに行きたい。なお、料金は無料です。

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