人気ブログランキング やえもんのひだまりカフェ: 2024年4月の6件の記事
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2024年4月の6件の記事

たまには少し古いクルマの話でもしてみるか〜トヨタ Opa

 人間とは分類することが好きな動物である。学問の始まりは分類とも言え、動物や植物に始まり、人種、民族、宗教、いろいろなものを分類してきた。クルマについても同じで、形状や使用目的から、セダン、ステーションワゴン、ハッチバック、クーペ、コンバーチブル、ピーブルムーバー(ミニバン)SUVなどの分類がされている。とはいえ、これらの分類のどれに当てはめて行けばわからないクルマも多く存在した。そのひとつが、トヨタOpaだろう。

 Opaはビスタアルデオをベースに作られたクルマである。先代のビスタから一気に100mm全高を上げ、広い室内を実現したモデルであった。今の基準でも全高1500mmのセダンやステーションワゴンは背が高いと思うけれど、当時は1300mm台が普通だったから、初めて見た時にはかなり驚愕した。広い室内には感心したが、若干デザインの面では損をしていたような気がする。これをベースに新しいカテゴリーのクルマとして作られたのがOpaである。このクルマは、ビスタアルデオの全長を思いっきり短くして、背を少しだけ高くし他だけではない。色々と新しい要素を詰め込んだ意欲作であった。4250mmの短い全長に2700mmのホイールベース。そして1525mmの全高。これだけでこのクルマが狙っていたことがわかるだろう。コンパクトなサイズに大きな室内空間、しかも最近のスーパーハイトワゴンのような無駄な頭上空間ではない。実際に使える広さを狙ったものである。リアシートにはスライド機能があるから、4人でゆったり乗ることも、2人で荷物をたくさん積むことも可能である。そしてこの時代のこの手のクルマのお約束としてコラムシフトの採用で、左右のウォークスルーを可能にしている。そして最大のウリは、アバンギャルド(前衛的)なエクステリアだろう。今見てもなかなか優れたデザインだと思う。

 このクルマの販売はあまり振るわなかった。その理由は2つあるだろう。アバンギャルドなエクステリアが購入をためらわせる面はあったと思う。人はわかりやすいもの、無難なものを好む。この時代は今よりその傾向が強かった。そしてもうひとつはこのクルマがカテゴリー分けしずらいことがあったのだろう。自動車雑誌は今よりも影響力があった時代、ユーザーは雑誌の記事を参考にクルマを購入している人が多かった。コンパクトさと実用性の高さがウリのハッチバックなのか、荷物が多く詰めることがウリのステーションワゴンなのか、それとも室内空間の広さと多人数乗車がウリのピープルムーバー(ミニバン)なのか、自動車雑誌も扱いに困っていた様子が伺えた。これは、コンセプトが近い、日産ティーノ、ホンダエディックスでも見られた現象である。結局、2005年、1代限りで販売終了になった。とはいえ、発売当初のキャッツコピー、「Opa  the next」そのままのデザインやコンセプトは秀逸なものだったし、新しいカテゴリーにクルマを作ろうとするトヨタの意欲は高く評価したいと思う。

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🎵もうどうにも止まらない

 昔、「ロマンティックが止まらない」という歌があったし、「やめられない、止まらない」のかっぱえびせんは健在だけど、今は円安が止まらない。現在は1ドル=157円台に突入しました。円高の時には1ドル=80円という時代もあったので、今の円安はかなりのものです。

 80円が157円になってどうして円安なのと思う方もいると思いますが、1ドルと釣り合う日本円が80円から157円に変わる、それだけ円の価値が安くなると考えればご理解いただくるかと思います。円安になると輸出は有利になりますが、輸入は不利になります。石油や天然ガス、小麦、だいずなど基礎的な資源や食料を輸入に頼る日本経済には非常に厳しい試練になっています。

 具体的にいえば、ガソリン価格の高騰、電気、ガス料金の上昇、食料品の価格の上昇といった形で表れてきます。近所のスーパーのベーカリーに行ったら、パンが軒並み値上がりして、いつの間にかほとんどのパンが200円以上になっていました。パンもおいそれとは買えない時代になってしまいました。同じ小麦を使うラーメン屋さんは1000円の壁に悩んでいます。庶民的な食べ物であるラーメンは、1000円を超えると客離れが進むと言われています。既に近年は800円前後が当たり前になっていて、原材料の高騰と、時給の上昇、そして1000円の壁の間で苦慮しているラーメン屋も多いと聞きます。

 ロマンティックとかっぱえびせんは止まらなくても構いませんが、この円安はどうにか止まってもらいたいものです。

独身男性に幸せを!

 先週の続きです。独身男性がどうやったら幸福度を高められるか考察していきたいと思います。

 独身者と既婚者がどの程度幸福を感じているかという調査では、男女とも、既婚者が幸福を感じているという結果になった。しかし、これにも男女差があり、幸せだと思っている人の割合は、既婚女性がもっとも高く、次いで既婚男性、未婚女性で、未婚男性がもっとも低いという結果になりました。年齢との関係では、おおむね年齢が上がると幸せだと感じる人の割合は減って行きますが、既婚男性はむしろ下げ止まり、未婚男性の低下が顕著になりますか

 それなら年収と幸福度の関係はどうか考えていきます。たとえ独身でも、年収が高ければ立派な家に住み、かっこいい服を着て、高級車に乗り、グルメ三昧の毎日を送ることができそうだから幸福度が高そうですが、必ずしもそうではないようです。既婚男性の場合、年収が上がるほど幸福度は上がりますが、未婚男性の場合、ある程度の年収までは幸福度が上がりますが、それを超えるとむしろ低下する傾向が見られます。結局、立派な家も、かっこいい服も、高級車も、グルメ三昧の日々もそれだけでは人は幸せにならないことを示しています。

 それでは恋愛経験と幸福度の関係を見てみます。男女の未婚者を、恋人あり、過去にいた、一度もないに分類します。最も幸福度が高いのは女性の恋人ありで、次に男性の恋人あり、女性の過去にいた、女性の一度もない、男性の過去にいたの順で、男性の一度もないが圧倒停に幸福度が低いことがわかりました。もちろん、一度もない人の中にははなから恋愛に興味のない人もいれば、恋愛を望んでいるにもかかわらず実現していない人もいるでしょう。

 ちなみに意外なことですが、オタク趣味を持っている人は比較的未婚や恋愛経験がなくても幸福度が高いというデータがあるそうです。これは、オタク趣味を持つ人は、意外と同じ趣味を持つ人同士の繋がりがあるからなのかもしれません。オタク趣味は、今でこそ社会の理解が進んできましたが、やはり社会の中ではマイノリティーなので、気心が知れたオタク趣味者同士で繋がりやすいのでしょう。これが結果的には幸福度を上げる結果になっているのかもしれません。

 結論としては、人間の幸福はいくら年収があるか、どんな家に住んでいるかではなく、いかに人と繋がり、一緒に何をするかにかかっていると思う。独身男性は学生時代の友人が遠ざかり、両親が年老いていく40代以降に本格的な孤独がやってくる。その時までにどんな繋がりを作るかが重要になってくると思う。かつてと違い、家族や社会から過度に結婚しなさいと圧力をかけられなくなった現代、独身生活を謳歌できるようになりました。素晴らしいことだと思います。その分、孤独というリスクもあります。恋愛するのもいいでしょう。趣味で人と繋がるのもいいでしょう。SNSの活用もいいでしょう。独身男性の皆さんはどうか意図的に人との繋がりを持ってください。


独身男性に幸せと寿命を

 社会科の授業を行うためにはいろいろな調べ物をしなければならない。その中には私が知らなかったことも多く、新たな勉強になることも多い。その中で特に気になったデータを紹介したい。

 現在の男性の平均寿命は、およそ81歳であるが、未婚、既婚、死別、離別で大きな違いがある。最も長いのが死別で、およそ88歳、既婚がおよそ82歳、離別がおよそ73歳、最も短命なのが未婚でおよそ67歳になる。ちなみに、女性の場合、未婚、既婚、死別、離別で大きな差はなかった。

 人間長く生きたから幸せとは限らない。しかし、67歳というのはあまりに早すぎるだろう。67歳という年齢は、両親をようやく見送り、仕事も第一線を退き、年金支給もはじまり、ようやく自分の思っていた生き方ができる年齢だと思う。まだこの世を去るには無念が残る年齢だと思う。そして、さらに恐ろしいことに、健康寿命は平均寿命より9歳若いという法則があり、これを独身男性に適用すると58歳になる。まだバリバリ働くことが求められる年齢で健康寿命が尽きてしまうのだ。

 男性の未婚者が飛び抜けて平均寿命が短い原因は大きく2つあると考える。ひとつは、未婚男性には生活に関わるスキルが低すぎる方がいるのではないかと思う。料理ができなければ外食や弁当に頼る割合が増える。外食や弁当でも、栄養についての知識があれば栄養バランスを保つことができるが、そこすら難しい人が多いのではないかと思う。 

 もうひとつは未婚男性にはコミュニケーション能力が低い人が多いのではないかと思う。「ひとりでいるのが好き」という人は多いが、そういう人も決して孤独が好きというわけではないだろう。男性は年齢が上がると学生時代の友人も疎遠になり、家族や親類も徐々に欠けていく。それでも女性は年齢が上がっても新たに友達をつくることができるが男性はなかなか難しい。孤独は心身を蝕み、寿命の短さにつながるのかもしれない。

 現在、生涯未婚の男性は増えてきており、近い将来、4人に1人が生涯未婚になるとの予測もある。未婚男性が幸せに生きるには、最低限の家事能力や栄養や衛生の知識をつけることは必要不可欠だろう。家事の手伝いというより、一緒にやってできるようにすることが家族の責任だと思う。10代、20代の若いうちに一人暮らしをさせるのも有効な方法だと思う。そして、色々な場に子どものうちから連れて行き、コミュニケーション力をつけさせることも大事だと思う。学生時代の部活動やサークル活動も有効だし、仕事をするようになったら、家族と職場以外の居場所作りも大事だと思う。

それぞれの卒業と新しい世界へ

 先日女子プロレスを見にいってきた。目的はそのプロレス団体を3月いっぱいで退団する選手の戦いぶりを目に焼き付けておこうと思ったからである。東北のある都市で行われた地方大会であったが、会場の熱気は東京や大阪で行われるビッグマッチかと勘違いさせるようなものであった。今回退団する5人の選手は詳細はまだ発表されていないが、それぞれが新たな挑戦を始めるためのものであった。しかし、一緒に戦ってきた仲間との別れもある、プロレスは一つ間違えば命に関わる頭部や頸部へダメージを与えるような技が多い。お互いの信頼関係がなければこんな危険な競技なんてできやしないだろう。そんな競技だからこその思いもあったのだろう。

 そして、職場でも3月には児童生徒や職員をあたらしい世界に送り出した。それぞれの児童生徒や職員との間に思い出がある。いなくなってしまうのは寂しいが、こうやって人は新しい世界に旅立っていくものだ。健康に気をつけて新しい世界を楽しみながら頑張ってほしいと心から願っている。これだけでは締まりがないので、あるプロレスラーの言葉を引用しよう。「人生の選択で、何が正しい道かは誰もわからない。自分が選んだ道を自分の力で正しい道にしていくのだ」。これ、なかなかいい言葉なのではないかと思う。

 もしかしたら皆様の中にも新しい世界に足を踏み入れた方もいるのかもしれません。皆様の選択が正しいものであることを心より祈ります。そして、そうなるように頑張りましょう。私も応援しています。

誰でも特派員

 アメリカ東海岸のニュージャージー州北部を震源とするM4.8の地震が発生した。アメリカは、カリフォルニア州やワシントン州、アラスカ州など太平洋側が地震が多いことは知られているが、ニュージャージー州など大西洋側での地震は珍しい。この地域ではここ140年で最大規模の地震だという。

 私がこの地震を知ったのは、テレビニュースでもなく、新聞記事でもなく、ネットのニュースサイトでもなく、アメリカに行っていたのプロレスラーのXであった。誰もが発信できるSNSの力を改めて実感した。誰もが発信できること、つまりは誰もが特派員になれるということは、人権侵害や独裁を行おうとする者にとって大きな脅威になる。それがインターネットの最大の効果だと思う。

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