人気ブログランキング やえもんのひだまりカフェ: 2024年5月の7件の記事
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2024年5月の7件の記事

 先日の歴史の表、何が問題かお気づきになった方も多いと思います。多くの方が、平安時代や江戸時代など、歴史教育に用いられている時代区分が書かれていないことに違和感を持たれていると思います。そして、更に正確には、中国が唐や中華人民共和国、ドイツが神聖ローマ帝国やドイツ連邦共和国などの政権名で書かれているので、大和政権や室町幕府、日本国などと記入するべきでしょう。

 さらに言えば、明治時代のはじめまで、沖縄には琉球王国が存在しましたし、東北地方や北海道は蝦夷やアイヌと呼ばれた人々が住んでいたことも考えなければならない。

 実はこの表は、市販の本についていたものを、日本の部分だけ青く塗りつぶしてしまったものである。本来は、平安時代や江戸時代など、歴史教育で用いる時代区分が記入されていた。では、どうしてこうしたのだろうか。最近のネット上では、「中国の歴史は80年もない」という記述をよく見かける。これは半分当たって半分間違っている。確かに、現在の中国の政権名である中華人民共和国は1949年の建国だから80年も経っていないのは事実だ。しかし、その観点で比較するなら、日本国だって大差はなく、日本国の建国を1947年の日本国憲法の施行だとすればわずか2年の違いでしかない。政権の歴史を比較するならそれでいいのかもしれないが、政権の歴史はそのうちの一部に過ぎない。歴史はそれ以前に民族の歴史、文化の歴史、経済の歴史、生活の歴史などがあり、特定の政権の歴史が短いからといって、その民族の歴史が短いとは限らない。

 最近の日本は経済の停滞が長く続き、自慢の科学技術にも翳りが見られる。多くの人は徐々に貧しくなりつつあり、かつてアジアで圧倒的な先進国であった面影は無くなった。自信を失い、誇りを失いつつあった人が、改ざんされた歴史に飛びつき、それでちっぽけな自尊心を満たしているとしたらあまりにも悲しいことである。

こんな万博はいかがですか?

 開催まで1年を切った関西万博であるが、いまだに会場付近には電気、ガス、水道などのインフラが十分ではないそうだ。いや、これは驚くべきことではない。これは吉村渾身のギャグで、ガスもねえ、水道ねえ、電気もそれほど通ってねえ、と吉幾三の「おら、東京さ行くだ」を再現した買ったのだろうと思う。あんまり面白くはないし、笑えないけれど。それに増して遅れているのはパビリオンの建設工事だそうだ。なんといまだに施工業者が決まっていないパビリオンもあるそうで、これ、本当に間に合うのと言いたくなる。やむを得ないので、吉村知事にはいろいろ思うところがあるが、大阪の人と食べ物は大好きな私が代替案を提案したい。

 まず、関西万博のテーマを変える。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」というずいぶんふわっとしたものである。これは即刻破棄して、「ぜんぶ見せます、コンチクショーならぬケンチクショー」にする。これなら工事が終わっていなくても全然構わない。いや、その方がよっぽど好都合だろう。建物が出来上がっていくまでの過程を見たり、会場内を走り回るブルドーザーやクレーン車を見るのは貴重な体験になるだろう。そして、仮設トイレで用を足し、プレハブ製の飯場ならぬエキスポホテルに泊まれば気分も爆上がり確実だろう。もちろんミャクミャクには退場していただいて、黄色いヘルメットに作業着を着た男女のキャラを用意して、そちらに活躍してもらいましょう。これなら建設工事も焦る必要はないから、労災事故の発生確率も減らせそう。もちろん、建設工事の遅れを指摘されることもなくなるから吉村もニッコリ。これは、見る人、工事をする人、吉村、みんなにいい案ですが、検討の余地はありますよ、いかがですか?

バスは残った

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 3月末で廃止が発表されていたバス路線が思わぬ形で残ったので、遅まきながら乗車してきた。今回乗車したのが、いわき市内の温泉地、湯本駅前を起点に、公共機関や商業施設、住宅地が広がる常磐地区をぐるりと回る湯本市内循環線である。このバス路線は3月いっぱいで廃止される予定だったが、バス会社や地元の人の熱意で存続することになった。しかも、思わぬ方法で、いわき市の主要路線であるいわき駅〜医療センター〜湯本東口〜小名浜間の路線と組み合わすることで存続した。新しい路線は、路線図のピンクの線で、いわき駅を出発し、医療センターを経由し、温泉入口から湯本市内循環の経路に入り、常磐病院、湯本高校を経由し、湯本駅が終点になる。湯本駅から、乗り換えて、路線図のグレーの線である下船尾、大原、イオンモール小名浜方面行きに乗り換えができるというものだ。

 さて、今回は日曜の昼過ぎ、小名浜方面からいわき駅方面に向けて乗ってみた。乗客は10人くらい、日曜のこの時間としてはまずまずの乗りであった。湯本駅に着くとJR常磐線の改札に向かう人、駅周辺の店舗に向かう人などがいた。まもなくいわき駅からのバスが到着してお客を下ろした。私は小名浜から来たバスがそのままいわき駅に行くのかと思ったら、小名浜行きになり、いわき駅から来たバスが折り返しいわき駅行きになった。おそらく、乗務員の長時間常務を避けるための工夫だろう。 

 湯本駅前での待ち時間は15分ほどで、長すぎず短すぎず程よい時間だった。長すぎては飽きるし、短すぎてはダイヤが乱れた時に大変になる。高齢者や観光客が主なお客である日中はこれで良いと思う。朝晩は通勤通学のお客が多いから、湯本駅前に寄らずに、いわき駅前から小名浜まで直通する。発車時間になると、小名浜行きといわき駅が揃って発車する。このあたりは、かつてバスが元気だった時代をほうふつとさせる。

 バス会社と地元の熱意で走り続ける路線バス、これからも応援していきたいし、どうぞ皆様も地域の電車やバスを利用してください。

 余談ですが、湯本駅近くの道路の歩道にいわき市のゆるキャラのフラおじさんといわきFCのマスコットキャラクターのハーマー&ドーリーがペイントされていました。歩かなければ発見できないものは多いようです。

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最近ネット上で見かける表ですが、かなり問題があります。みなさんはこの表のおかしさに気づきましたか?もし、気づかないとすれば情報リテラシーが低いのかもしれません。ちなみに、小学校を卒業していれば気づくはずです。

飲みニケーション

 新型コロナウイルス感染症が5類に移行して、職場の歓迎会や送別会も徐々に行われるようになってきた。昨日、私の職場でも歓迎会があり、私も参加してきた。最近では飲みニケーションは嫌われる傾向があるが、私はこれはこれで楽しかった。普段席が遠かったり、一緒に仕事をすることが少ない人とその人がどんな人かわからないまま過ぎてしまうことが多い、席が近い人や一緒に仕事をすることが多い人も、プライベートな話をする機会はそう多くはない。飲みニケーションはプライベートな話ができる貴重な機会だと思う。

 人間は正体不明な人は警戒する。それはそうだろう。業務上必要な話だけでもそう仲良くはなれない。相手がどんな食べ物が好きかとか、どんな歌が好きかとか、どんな趣味があるかなどのプレイベートなことを知って初めて仲良くなれるという部分がある。しかし、よほど関心のある相手じゃない限り、その中身を深く覚えておくということはない。肝心なのはプライベートなことを話してもらったという事実だけである。もちろん趣味は爆弾製造ですとか、休日には盗撮をしていますというようなよほど特殊な生き方をしている人はプライベートなことを隠さなければならないが、そうでなければことさら自分のことを隠す必要はないだろう。子供の頃、自分の趣味のことなどでからかわれた経験のある人は多いかもしれないが、大人になると、子供よりずっと広い世界を持っている人が多いし、色々な人と関わってきている人が多いから、からかわれる心配はそうしなくてもいいだろう。

 飲みニケーションは、人と人の関係を円滑にする効果は間違いなくある。これまで足が向いていなかった方もこの機会に一度足を向けてもいいのかもしれない。もちろん、人の悪口や説教、セクハラ、パワハラは厳禁でいきたいものである。

上がったね

 最近店に行くたび驚くのは、物価が上がったことである。私はパンが好きなので、ベーカリーのあるスーパーに行くと、ベーカリーを覗いてみることが多いが、最近200円を超える商品が増えてきたなと感じることが多い。ハンバーガー系の商品は300円くらいが当たり前になっている。このくらいなら買うのをやめようとまでは思わないが、1つ減らそうかなとなる値段である。その他の価格で言えば、いつのまにかカップラーメンが200円前後の値段をさほど高いとは思わないようになってきた。

 現在の物価高の要因は、円安と労働者の賃金の上昇である。食料や地下資源の多くを輸入に頼る日本では、通貨安は物価上昇に直結する。現在はアベノミクス以来の通貨安政策で、かなり円安は進んでいて、輸入に頼っている小麦粉や石油、天然ガスなどの物資の価格は上昇を続けている。さらに新興国の経済発展もあり、需要が増えて価格の上昇もある。現在の物価上昇、そう簡単には戻らないだろうと思っている。

 とはいえ、資本主義経済にとって物価上昇は必ずしも悪いことばかりではない。物価上昇に追いつく、あるいは多少上回る賃上げが行われれば労働者の生活は少しずつ向上する。消費者は無駄遣いをする必要はないが、過度に安値志向、節約思考になることなく、メリハリをつけた消費を心がけ、経営者側も物価上昇に見合った賃上げを行い、徐々に生活水準を向上できるようにしてほしい。また、賃上げが大手企業だけでなく、中小企業や個人商店まで及ぶように過度なコストカットや下請けいじめはしないでほしい。みんなが少しづつ公平に幸せを実感し生活水準を底上げしていく。人口減少している日本で多くの人が幸せに生きるためにできることはそこだと思う。

花に癒される

 今回のゴールデンウィークはあまり遠出せずに市内で花を見たり焼肉を食べたりしてのんびり過ごした。私が住むいわき市はちょうどフジの花とツツジの花が見頃で、今が盛りの花をゆっくり楽しむことができた。フジもツツジも、さほど混んでいる場所ではなく、市内の公益団体の事務所の庭や駅のプラットホーム、運動公園の駐車場脇に咲いていたから、誰にも邪魔されずゆっくり鑑賞することができた。ゴールデンウィーク、道路は渋滞するし、観光地は混雑するから、こんな過ごし方も悪くはないと思う。ゴールデンウィークが終わると季節は初夏、これからは本格的に忙しくなる。残り少ないゴールデンウィークだが、身近な場所で身近な人と過ごすのも悪くないと思う。どうぞ皆様も楽しい連休にしてください。

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