バスは残った
3月末で廃止が発表されていたバス路線が思わぬ形で残ったので、遅まきながら乗車してきた。今回乗車したのが、いわき市内の温泉地、湯本駅前を起点に、公共機関や商業施設、住宅地が広がる常磐地区をぐるりと回る湯本市内循環線である。このバス路線は3月いっぱいで廃止される予定だったが、バス会社や地元の人の熱意で存続することになった。しかも、思わぬ方法で、いわき市の主要路線であるいわき駅〜医療センター〜湯本東口〜小名浜間の路線と組み合わすることで存続した。新しい路線は、路線図のピンクの線で、いわき駅を出発し、医療センターを経由し、温泉入口から湯本市内循環の経路に入り、常磐病院、湯本高校を経由し、湯本駅が終点になる。湯本駅から、乗り換えて、路線図のグレーの線である下船尾、大原、イオンモール小名浜方面行きに乗り換えができるというものだ。
さて、今回は日曜の昼過ぎ、小名浜方面からいわき駅方面に向けて乗ってみた。乗客は10人くらい、日曜のこの時間としてはまずまずの乗りであった。湯本駅に着くとJR常磐線の改札に向かう人、駅周辺の店舗に向かう人などがいた。まもなくいわき駅からのバスが到着してお客を下ろした。私は小名浜から来たバスがそのままいわき駅に行くのかと思ったら、小名浜行きになり、いわき駅から来たバスが折り返しいわき駅行きになった。おそらく、乗務員の長時間常務を避けるための工夫だろう。
湯本駅前での待ち時間は15分ほどで、長すぎず短すぎず程よい時間だった。長すぎては飽きるし、短すぎてはダイヤが乱れた時に大変になる。高齢者や観光客が主なお客である日中はこれで良いと思う。朝晩は通勤通学のお客が多いから、湯本駅前に寄らずに、いわき駅前から小名浜まで直通する。発車時間になると、小名浜行きといわき駅が揃って発車する。このあたりは、かつてバスが元気だった時代をほうふつとさせる。
バス会社と地元の熱意で走り続ける路線バス、これからも応援していきたいし、どうぞ皆様も地域の電車やバスを利用してください。
余談ですが、湯本駅近くの道路の歩道にいわき市のゆるキャラのフラおじさんといわきFCのマスコットキャラクターのハーマー&ドーリーがペイントされていました。歩かなければ発見できないものは多いようです。
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