人気ブログランキング やえもんのひだまりカフェ: 2024年6月の2件の記事

« 2024年5月 | トップページ

2024年6月の2件の記事

意地悪日本人

 日本人は世界最低の意地悪民族かもしれない、いや、きっとそうだろうと思われる出来事があった。

 ことの起こりは、しばらく前、白血病で余命1カ月かと診断された子供がいる親が、Xに「拡散希望です!!!急性骨髄性白血病の再発でもう余命があと1カ月くらいしかない息子に何かできることはないかと考えていて、仮面ライダーが大好きなので仮面ライダーに出演されていた俳優さんにお力添えをいただきたいです」と投稿した。これを見た仮面ライダーに出演していた俳優が子供の病室を訪れ、励ました。ひと昔なら、「ああ、良かったね」で終わる話であったが、残念ながらこれで終わりではなかった。

 Xにこの親の行為をわがままだと批判する投稿がなされ、1万を軽く超える「いいね」がついたのである。

 それではこれからここまで登場した人物の動きを検証してみよう。

 まず、余命1ヶ月の子ども、彼に批判されるところは全くない。子どもはどんな時代だってヒーローが大好きだし、ヒーローの背中を追って大きくなるものだ。仮面ライダーはいつだって子供達のヒーロー、会いたがることに何ひとつ問題はないだろう。

 次にその親、白血病で余命わずかな子どもに少しでも楽しい時間を過ごさせたい、夢を叶えてやりたい、そう考えるのは当たり前の感覚だろう。ダメ元でXに投稿したら、本当に仮面ライダーの俳優が来てくれた、そこで当たり前だと思ったら問題があるが、十分感謝の気持ちを表せたのなら問題ないと思う。

 次に仮面ライダーの俳優、来てくれた方には、他人である私も感謝の言葉をかけたいくらい嬉しいことである。多忙であったり、時間があっても家族や自分のために時間を使うことを選択した人もいると思うが、それはもちろん構わない。

 次に、親の行動をわがままだと批判する投稿をした人だが、そういう考えがあることは否定しない。

 最後に、もっとも恐ろしいのが、この投稿に「いいね」を押した多数の人たちである。どんな気持ちで推したのだろうか。他人がいい思いをすることが許せなかったのか、それとも、自分が特別待遇を受けたかったのかわからないが、せめて、まもなくこの世をさる子どもの最後の願いを聞いてあげる度量は持って欲しいと思う。聞いた話によると、日本人は、他人が得をするのをとても嫌がる民族だという。今回の件では、どこの誰かわからない子どもが仮面ライダーに出演した俳優に会ったということが許せなかったのだろう。こんなことが続けば、足の引っ張り合いになり、誰も幸せになるない荒んだ社会になりそうだ。そして、その結果はあなたに帰ってくるかもしれません。それでいいのか?意地悪日本人。

人間優先の交通環境を

 警察庁は30日、一般道路のうち速度規制がかかっておらず中央線などがない区間について、車の最高速度(法定速度)を時速30キロと定める方針を決めた。一般道の法定速度は60キロだけで、狭い道路でも速度規制がなければ60キロまでの走行が可能なため、30キロを導入することで生活道路での歩行者らの安全確保を狙う。一般道の法定速度の新設は初めて。(朝日新聞)

 

 これは大賛成。日本の道路行政はずっと自動車優先で、それ以外の要素が蔑ろにされていた。そして、幹線道路と生活道路の区別も不十分であった。そもそも、道路とはなんだろう。道路は自動車が通行するためだけのものになっていなかったか。それは効率だけ重視された人間不在のものになっていなかっただろうか。本来、道路というものは、交通のためだけでなく、コミュニケーションの場であったり、生活の場であった。今後も幹線道路は自動車中心でいいと思うが、生活道路はもっと多彩な使われ方がされてもいいだろう。子どもが遊んでいてもいいと思うし、奥様方の社交場になってもいい、お年寄りが日向ぼっこできるベンチがあってもいいし、おじさんがラジオ体操をしてもいい、そんな場にしてもいいと思う。今の世の中、自分の家族以外は知らない人になりつつある。急速に非婚化や外国人が増加する昨今、新たなコミュニケーションの場は必要だと思う。道路なら、通りすがりにちょっとした会話もできるし、わざわざどこかに行かなくても人に会える。孤独を防ぐにはこれ以上の場所はないだろう。

 そのためにも、自動車には速度を落としてもらい、ゆっくり走ってもらう必要がある。抜け道だと言って、住宅地の狭い道路を猛スピードで走るのは厳禁、道路にかまぼこ状の凹凸をつけることや、花壇やベンチなどを設置して、運転者に減速を促すことも有効な方法だと思う。また、一方通行の道路を増やして、物理的に抜け道として利用しにくくすることもいいと思う。また、自転車やセニアカー、電動キックボードの交通ルールも明確化し、悪質な違反には罰金を課すなどして交通ルールを遵守してもらうことも必要だろう。要は、安心して利用でき、安全な道路で、自動車などの機械が優先ではなく、人間優先の交通環境を期待したい。l

« 2024年5月 | トップページ

フォト
無料ブログはココログ

ウェブページ