人気ブログランキング やえもんのひだまりカフェ: 2024年12月の9件の記事

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2024年12月の9件の記事

2024年もありがとう

 今日は2024年12月31日、今年も今日で終わりです。皆様にとってこの1年はどのような年でしたか?元日の能登半島地震には非常に驚きました。地震の被害もさることながら、その後の復興の遅れは、この国が経済的にも人的にも疲弊して弱体化していることを改めて感じました。また、中東や、ロシア、ウクライナ間の戦争など、国際紛争も続いています。その中で、被爆者の団体がノーベル平和賞を受賞したことは未来に向けての明るいニュースだと思います。

 このブログももうすぐ20年目に入ります。今日現在のこのブログの通算の閲覧回数は200,226、昨年と比べて10,060回増えました。1年あたりだと平均10,011回、1日だと平均27.4回今年に限れば1日平均27.5回になります。中には1度きりのご縁だった方もいると思います、また100回以上のご縁があった方もいると思います。全ての出会いに感謝感激です。また、記事総数は2,014本で、昨年より84本増加しました。

 今年1年皆様には本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。そしてどうぞ良い年をお迎えください。

情けない人々

 2月29日、韓国全羅南道の務安空港で、バンコク発務安行きのチェジュ航空航空2216便が胴体着陸に失敗し、乗員乗客181人のうち179人が死亡するという痛ましい事故が起きた。この事故の詳細な原因はわかっていないが、何らかの原因でランディングギア(主脚)とノーズギア(前脚)が降りずに、オーバースピードで胴体着陸を試み、滑走路を通り過ぎて、空港の端にある壁に激突したと見られる。ボイスレコーダーやフライトレコーダーが回収されたので、事故発生時の機体の状況や乗務員の操作、コクピットでの会話がわかり、事故原因の解明につながることも期待されている。

 チェジュ航空は、日本の空港にも就航しているほか、事故を起こしたボーイング737-800は、全日空、日本航空、スカイマークエアラインズ、ソラシドエアなどで使用されており、機体固有の問題があるのかも注目される。

 大きな被害を出した事故なので、石破首相は韓国国民向けに韓国語でお見舞いのメッセージを出した。このようなことは、日本に限らず大きな災害や事故が発生した時や著名人の訃報の時にはよく行われていることだ。しかし、このことが気に入らなかった人たちがいるようだ。ネットでデマを流し、民族差別をあおる残念な人々だ。彼らによると、日本と韓国との間には竹島や歴史認識などの問題があるのに、メッセージを送るのはおかしい、あるいは日本の総理大臣が韓国語を使うのはおかしいということだ。それには私が反論しよう。まず、日本と韓国との間には竹島や歴史認識の問題があるのは紛れもない事実だ。しかし、それを理由に断交(国と国との交わりを断つこと)をするのは愚か者の所業である。人や物の行き来が絶えるのは大きな損失になる。そして、懸案を抱えながらも付き合っていくのが外交である。そうして付き合っている以上、このようなメッセージを送り合うのは当然であると思う。また、韓国語で、メッセージを送ったことも妥当であろう。韓国国民向けに日本語でメッセージを送っても多くの人が理解できないだろう。そうなればメッセージを送った意味がなくなる。なお、石破首相は日本語でも同じ文章を送っており、決して日本国民軽視には当たらない。とにかく、日本には残念で情けない人たちが増えたと思う。

芸能界と人権問題

  最近報道されている元国民的アイドルの性加害問題であるが、ことと場合によっては少し前に問題になった元大物芸人の性加害問題を上回る問題に発展する可能性もある。元大物芸人場合は、後輩の芸人たちがこの人物ために女性を集めたと言われているが、元国民的アイドルの場合は、テレビ局の幹部が中居を接待するために組織的に場所や自社の女性従業員を用意していた可能性があるという。これだけコンプライアンスが叫ばれている時代に、有名芸能人に取り入るために女性を物扱いし、結果的に女性の心と身体に重い傷を負わせたのであれば、これは組織として責任問題に発展する可能性があるだろう。

 いずれにせよ、芸能人もテレビ局も人権に関してもっと学習すべきだと思う。そのためにも真相解明を強く求めます。そして、私たちも「面白ければいい」、「有名人だから多少のことは許される」ではなく、芸能界の人権問題についてもっと敏感になるべきだろう。

チャンピオン

 月山和香というプロレスラーがいます。ニューヨーク生まれで北海道大学法学部卒、外資系医薬品メーカーに勤務、これだけでもかなり異色のプロレスラーだが、しかも体を動かすことは苦手、こんなプロレスラーはまずいないだろう。

 

 外資系医薬品メーカーを退職後、希望していた演劇の道へ、更にそこからプロレスにデビュー。しかし、そこからが苦難の連続だった。スタミナがない、技が乏しい、技のつながりが悪い、様々な原因が指摘されたが、とにかく勝てなかった。デビューから2年以上負け続けた。ようやく初勝利を掴んだのが2023年3月、プロレス界の人間国宝と呼ばれる高橋七奈永からだった。心なしかレフェリーのカウントが早かった気がするが多分気のせいだろう。そして、ついに2024年12月26日、月山和香はHANAKOとのタッグでチャンピオンを手にした、その時31歳と遅咲きではあったが、彼女はそれから急速に成長した。月山和香さんに心から拍手を送りたいそして、これからの益々の活躍を期待しています。

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メリークリスマス

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少し前にネットで拾ったサンタクロースの1年間の業務です。愉快なおひげのお爺さんもなかなか大変そう。世界中の10億人の子どもをリストアップし、悪い子を候補から外し、プレゼントを手配し、配達する。これでは過労死一歩手前です。でも、幸せそうな子どもたちの顔を見るのが大好きなサンタクロース。大人の人も、子どもたちも、男性も女性も、忙しい人も暇な人も、アジアの人もアフリカの人も、アメリカの人もオセアニアの人も、みんなみんな楽しいクリスマスになりますように。

知識とニュースの偏食時代 (下)

 今年の出来事を見ていると、選挙においてYouTubeなどの動画投稿サイトやXなどのSNSを駆使した候補者が、勝利、あるいは善戦する傾向がはっきりしてきた。もちろんこれらのツールは情報伝達手段として非常に有能なものであるし、マスメディアが取り上げないことを多くの人に知らせることができる。しかし、私が懸念するのは、その使われ方である。

 今回の選挙で、これまで政治に関心を持っていない人が投票に行くことが多くなった。これ自体は非常に好ましいことだろう。しかし、事実とは考えられないことや極端な考え方があたかも正しいかのように考える人が増えている人が多いことが気になった。彼らは言う、テレビやラジオ、新聞などのマスメディアは、偏向報道をしている、あるいは真実を伝えていない。なるほど、それは当然あるだろう。テレビ局や新聞社に勤めているのももちろん人間である。人間んが伝える以上、その記者や会社の意向や思想が反映された報道になることはやむを得ないことだと思う。また、これらのメディアが伝えない真実というものももちろんあるだろう。それでは、動画投稿サイトやSNSはそこまで客観的な報道や事実を伝えているかと言うと、それも怪しい。発信元や真偽が不明な情報はむしろこちらが多いと言える。何せ、テレビ局や新聞社と違って、社内のチェックなどは多くの場合期待できない場合が多い。しかし、残念ながら人間という生き物は信じたいものを信じてしまう生き物なのだ。動画投稿サイトやSNSに自分が信じたい情報があればそこに飛びつくのはわからないでもない。

 結局、大切なことは、たくさんの情報源を持つことだ。特定の動画投稿サイトのチャンネルやSNSのアカウントに頼りきらないで、複数の情報源を持ち、最後は自分の頭で冷静に考えることが何よりも必要なことだろう。

クリスマスエクスプレス

https://youtube.com/watch?v=vqocw6y1z6I&si=s0EwtZAuqErsVBLC

40代以上の方には懐かしい、JR東海のテレビCM「クリスマスエクスプレス」クリスマスを題材にした作品って、どこか切なくて、そしてどこか暖かい、そんな作品が多い気がします。このCMは、あくまでも人が主役だが、新幹線が実に効果的な使われ方をしています。新幹線に限らず、乗り物は人と場所を繋ぐものですが、結局人と人を繋ぐものになっていると思います。皆様に素敵なクリスマスが来ますように。

去り行く秋を感じる

今日から師走。福島県いわき市は曇り空で少し寒い日になりました。市内の歌人天田愚庵の旧邸と松ヶ丘公園は秋の名残の紅葉がありました。色鮮やかというほどではありませんが、これはこれで去り行く季節を感じられて楽しかったです。

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知識とニュースの偏食時代(中)

 インターネットの登場によって、人はいつでも、どこでもニュースなどの情報に接することができるようになった。そして、スマートフォンなど情報端末の小型化によって人は誰でも発信できるようになった。ニュースなどの情報に接することができれば、それだけ人々の知識が増え、社会の知的水準も向上すると思われたが、どうもそうばかりとは言えないようだ。

 子どもに接する仕事をしている人ならピンとくるかもしれないが、最近の子どもたちは、特定の分野の知識には強いが、子どもたち同士の共通の話題が乏しくなっていると感じる人もいるだろう。昔はテレビが主なメディアであったから、人々が接する情報はある程度限られていた。この間の「全員集合」はどうだったとか、「ひょうきん族」はどうだったとか、なんとなく共通する話題があった。ところが今の子どもたちはテレビはあまり見ない。YouTubeなどの動画投稿サイトやLINE、TikTokなどのSNSがメディアの中心になっている。例えばYouTubeのチャンネル数はテレビが地上波、BS、CS合わせてもはるかに敵わない数がある。仮にどんなに興味・関心の幅が狭い人だとしても、YouTubeやSNSならそのうちいくつかは自分の興味・関心を満たしてくれるものがあるだろう。また、YouTubeやSNSの仕組みもなかなかよくできていて、その人の興味・関心を分析して、その人が見てくれそうな動画や情報が出てくるようになっている。それと比べると、テレビや新聞などのオールドメディアのなんと気の利かないこと、自分の関心のない番組や、自分の興味のないニュースを延々と押し付けてくる、そう感じている人が多いのだろうと思う。

 ここで、食事について考えてみよう。例えばここに、お菓子ばかり食べて、他の食べ物をほとんど食べないという人がいたらどう思うだろうか。多分、多くの人はその人の健康を心配するだろう。知識やニュースなどの情報についても同じで、やはり色々な情報を持っていた方が、正しく考え、判断し、行動するには大事なことだと思う。そのためには、政治、経済、社会、国際、地域、文化、スポーツなどの情報について、ある程度バランスよく接することが必要だと思う。動画投稿サイトやSNS、掲示板サイトなどを否定するつもりはさらさらないが、いわゆるオールドメディアや、人との会話など、様々な形で知識やニュースに接することが必要なことだと思う。

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