人気ブログランキング グルメ・クッキング: やえもんのひだまりカフェ
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カテゴリー「グルメ・クッキング」の59件の記事

恐れていたことが起きた

 駅弁は旅の大きな楽しみのひとつである。地域の食材を使い、地域の味を楽しむ。その中には名物駅弁となり、全国にその名を轟かせているものもある。群馬県の横川駅の峠の釜飯、富山県の富山駅のますのすし、福岡県の折尾駅のかしわめし、北海道の森駅のいかめし、まだまだたくさんある。その中に、青森県の八戸駅の八戸小唄寿司という駅弁がある。しめ鯖と鮭を使った押し寿司で、少し甘めの酢飯に脂の乗ったしめ鯖と鮭が実によく合う弁当でなかなか美味しかった。全国各地に駅弁はあるが、内情は決して楽とは言えないようだ。かつては列車の速度が遅く、駅構内の飲食施設や商業施設も今ほど充実していなかった時代は駅弁のお世話になることが多かったが、今では列車の速度も上がり、列車内で食事をすることも減り、コンビニエンスストアの充実でライバルが増えた。そのため、廃業に追い込まれる駅弁業者も多い。

 もちろん駅弁業者も黙ってはいない、様々な新商品を開発したり、デパートやスーパーマーケットの駅弁祭りに商品を出しているところも増えた。とくに、デパートやスーパーマーケットの駅弁祭りは人気のある企画で、売り上げの多くをここであげている駅弁業者も多いと聞く。もちろん、販路を拡大して売り上げを増やすのは悪いことではない。しかし、それには安全という大前提がつく。そこに一抹の不安を持っていたが、今回その不安が現実になった。八戸の駅弁業者がスーパーマーケットなどで販売した駅弁で食中毒が発生し、その被害者は全国で500人近くになるという。

 実は、この食中毒が発生したのは、9月16日と17日に販売されたものであったが、16日に市内のスーパーマーケットに行った時に、駅弁祭りをやっていたことに気づいたが、暑い時期にはまだ早いのではないかと思ったので、駅弁は買わずに帰った。その時食中毒を起こした業者の駅弁があったかまでは見ていなかった。駅弁は常温で販売されることが多い。本来なら駅のそばで調理して、短時間で売り切るのが本来の姿である。暑い時期に長距離を輸送して販売するというのは、徹底的な衛生管理が必要なことなのだろうが、そこに少しのミスがあるとこのような事態になる。

 今回の食中毒では、米飯が糸を引いていたという証言がある。問題となった米飯はは八戸からおよそ100km離れた岩手県にある業者から納品されたものであるが、温度管理が不十分で、本来30℃以下で納品されるべきものが、50℃程度で納品されていたという。また、八戸市まで輸送した車は、冷蔵車ではなく、普通のワンボックス車で、エアコンをかけていただけだという。車のエアコンは当然ながら食品を保冷するだけの能力はない。(車のエアコンにそんな能力があったら、下手すれば車内に乗っている人は低体温症になる)。また、駅弁業者も温度が高いことを認識していながら廃棄せず、自社の設備で冷却した後弁当に使ったという。

 今回の問題は、米飯の衛生管理の問題が大きいが、それと並んで、自社で炊飯できる数を大幅に上回る発注を受けてしまったことにもあるだろう。もちろん、3連休でかき入れ時だったから無理をしてしまったのかもしれない。衛生管理の基本に立ち返り、無理のない範囲で販売するなど、して、安全で美味しい駅弁が食べられるようになって欲しいと心から願う。

クリームソーダの思い出

 私が子供の頃は今ほど外食は身近な存在ではなかった。そんな子どもの時代、外食は大きな楽しみだった。外食でしか食べられないメニューも多くあり、私たち家族は祖父母と同居していたから、グラタンやミートソースのスパゲッティなどはもっぱら外食の時だけの楽しみであった。そして外食の時の食後の楽しみはクリームソーダ、今でこそペットボトルでメロンソーダが売っているが、当時は緑色のメロンソーダ自体珍しいものであった。グラスに氷を入れてメロンソーダで満たし、アイスクリームとチェリーを乗せると出来上がり。メロンソーダの緑にアイスクリームの白、そしてチェリーの赤、炭酸の小さい泡が美しく、飲むのがもったいないくらい美しかった。美味しく飲んで、最後にグラスに残った氷を舐めて微かに残ったアイスクリームとメロンソーダの味を楽しんだ。まぁ行儀のいいことではないが。

 先日珍しくデパートの中にあるレストランに行った際に、子どもの頃に戻ってクリームソーダを頼んでみた。あの頃と何も変わらない味。ピリッとした炭酸の泡、緑色の涼しげな色に冷たいアイスクリーム、赤いチェリー。私の周囲の人はほとんどが入れ替わってしまったけれど、懐かしい時間が蘇ってきた。ごちそうさまでした。

そこだけの味わい

 2020年という年は後世の人は「新型コロナウイルス」というキーワードと結ぶつける年になりそうだ。正月早々中国の武漢で新型の呼吸器感染症が流行しているというニュースを耳にして、あっという間に日本国内での感染発表、クルーズ船での集団感染、緊急事態宣言、志村けんさんの新型コロナウイルス感染症による死と続き、年末には今年の漢字が「密」、新語・流行語大賞が「三密」になるなど、まさにコロナづくしの1年になった。私個人の生活も、2月初めに仙台市のIKEAに行ったことを最後に修学旅行の引率を除けば住まいのある福島県いわき市を出ることがほとんどなくなり、友人や同僚との会食もほとんどない、職場での送別会や忘年会もない異例の年になった。

 遠くに出かけないからといって、自宅に閉じこもる生活は私は好きではないので、自宅のあるいわき市で、感染の可能性が高まる人混みや長時間の飲食をしない形で楽しみを見つけることにした。それは、市内のあちこちにある個人経営のパン屋さん巡りです。パンはコンビニエンスストアやスーパーマーケットに行けばいくらでも売っているし、最近はコンビニエンスストアが独自の商品を開発してそれがなかなか美味しいが、それでも地元の人に愛されて生き残っているパン屋さんはまだまだある。そこに行けばそこでしか味わえないパンがある。とても美味しい揚げカレーパンにも出会ったし、ポテトサラダパンの美味しさに初めて気づいたりと店ごとにあたらいい発見がある。まだまだ新型コロナウイルスの流行は続くと思うが、美味しいパンを求めてパン屋さん巡りをしていこうと思っている。

居酒屋賛歌

 旅の楽しみはいろいろあるけれど、旅先の居酒屋でのひとり酒も大きな楽しみのひとつです。夕陽が西の空に落ちかける頃ホテルを出て、向かうのは駅前や市街地の中心部。ガイドブックに載っているような観光客向けの店はできるだけ避け、仕事帰りのサラリーマンが仕事の疲れを洗い流したり、サンダルばきのおっさんが1杯ひっかっけにくるようなローカルな店を選ぶ。店を物色しながらぶらぶら歩くのは楽しいし、そういう旅をしているうちに少なくとも大外れを引かなくなった。
 店に入ったらカウンターに座る。テーブルだと。そのテーブルだけで世界が完結してしまって1人旅には好ましくない。カウンターなら向こう側にいる店の大将と話すこともできるし、横にいる他のお客との会話も楽しむことができる。基本的に私はそんなに積極的に他人に話しかけることはしないが、アルコールが入ると楽しくなるし、様子を見ながら話しかけるようにしている。もちろん、地元の人の話に聞き耳を立てるのも楽しい。
 飲むお酒は最初の1杯はよく冷えたビールに限る。暑い日に1日歩き回り火照った身体に冷たい水脈を作る。その後はその土地の日本酒を楽しむ。九州なら焼酎がいい。料理は肉でも野菜でもいいが私はやはり魚が好き、日本はどこに行っても大差がなくなったという人もいるがそれは違うと思う。地域によって魚が全く違うから、その土地土地で驚くほどおいしい魚に出会うことができる。広島で食べた瀬戸内海のイワシは美味かったし、長崎では酢でしめていないサバを味わった。高知のドロメと日本酒は絶品だったし、鳥取の白イカもまた味わってみたい。
 今、新型コロナウイルスで居酒屋業界はかつてない危機にあるという。どうかこの危機を乗り切って新型コロナウイルスまた日本のどこかでおいしい酒と美味しい料理の数々にさいかいしたい。

コンビニコーヒー

 ここ1年少々ですっかりあたりまえの存在になったのがコンビニコーヒーです。私が主にコンビニコーヒーを利用するのが仕事帰り、学校から自宅までクルマでおよそ35分、緊張が緩んだ時間、何か飲み物がほしくなる。夏の間は無糖の炭酸水か冷たいお茶を飲むことが多いが、冬はやっぱりアイスコーヒーがいい。しかし、これまでの缶コーヒーは冷やして飲む分にはさほど不満がなかったが、ホットでは香りも味もやや物足りなかった。だから、コンビニコーヒーが出たときには、やっぱり嬉しかった。初めて飲んだのはファミリーマートでした。その後、ローソン、セブンイレブン、ミニストップのコーヒーも味わいました。コンビニで淹れたてのコーヒーが飲めることのインパクトは大きく、それまであまりコンビニに関心がなかった父がミニストップのコーヒーにはまって、父をドライブに連れていくときには必ずミニストップに寄るように言われるほどになりました。さて、私なりのコンビニコーヒーのレビューですが…

【ファミリーマート】
 なにより香りがよい。苦み、酸味のバランスが良くすっきりとした味わい。これまで飲んだコンビニコーヒーの中では最も自分好みの味だと思います。

【セブンイレブン】
 マイルドなコーヒー。ちょっと苦みが強めですが、香りや酸味はほどほど。コンビニ最大手だけあってもっとも万人うけするスタイルのコーヒーではないでしょうか。私の中では2番目の評価です。

【ローソン】
 やや苦みが強いが、バランスは良い。他社に比べるとやや価格が高いのがネックか。

【ミニストップ】
 酸味がきいたコーヒー。他社と比べると香りが弱い。自分の好きな量を入れることができる点は良い。

 他にサークルKサンクスでもコンビニコーヒーをやっているようですが、近くに店舗がないのでまだ飲んでいません。

どっこい生きている浪江焼そば

 最近B級グルメが注目されている。静岡県の富士宮焼きそば、北海道の室蘭焼き鳥、山梨県の鶏もつなど、地域おこしにつながったものも多い。私が住む福島県では、B級グルメという言葉が誕生するはるか前に有名になった喜多方ラーメンなどは地域おこしにも役立った好例と言っていいだろう。近年では福島県浪江町の浪江焼そばがB級グルメとして注目を集めている。私もこれまでに数回浪江町を訪れて、焼きそばを味わってきた。しかし、東京電力福島第一原子力発電所事故により浪江町は警戒地域になり、住民は各地に避難した。浪江焼そばはもはやこれまでか、と思われた。

 しかし、高級料理と違ってB級グルメは庶民の味覚、そう簡単に消え去ることはなかった。しばらく前に浪江町の人が多く避難している二本松市に浪江焼そばの店がオープンしたというニュースを耳にした。そして、今日実際に行ってなつかしい浪江焼そばに再会した。

 二本松駅前の公共施設の1階にあるこじんまりとした店は一杯で、私はしばらく待たされた。そして、やってきた焼そばは昔と全く変わらない味だった。食べごたえのある極太麺に、甘辛い濃厚なソース、豚肉ともやしのシンプルな具、美味しかったです。どれだけ先になるかはわからないけれど、今度は浪江でこの味に出合いたいと思った。

ギョギョ~!

 先ほど、NHkのニュースを見ていたら、さかなクンが出てきた。いったい何事かと思ったら、サバやイワシ、サンマなどの青魚に糖尿病のリスクを低減する効果があるということだった。

 私は魚が好きだ、その中でもサバやサンマ、アジが好きだ。サバは締めサバもいいし、脂の乗った塩サバを焼いてもうまい。アジはなんといっても刺身やなめろうがうまい。そして、サンマは塩焼き、あとは産地だけの楽しみかもしれないが、刺身がうまい。新鮮なサンマにしょうがを添えるだけ。それで十分にうまい。新鮮なサンマは生臭くなく、おいしくいただける。私は、サンマの産地である福島県いわき市の出身だから、そんな食べ方は当たり前だと思っていたが、全国的には珍しいだろうか。

 今年は漁港が津波の被害を受けているから、新鮮なサンマの刺身はお預けになりそうだが、来年はぜひサンマの刺身を味わいたいと思う。おいしくて、体にもいいのなら、こんなにありがたいことはない、まさにギョギョ~!とさかなクンのまねをしながら味わう日を心待ちにしている。

東北は赤みそ圏

ブログネタ: 「みそ汁」の味噌はどれが好き?参加数拍手

 東北はやっぱり赤みそ文化圏。味噌汁といえばやっぱり赤みそ。あのコクがなければ味噌汁を飲んだ気にはなりません。とはいえ、関西に行ったときに白みその味噌汁を飲むと、それはそれで「美味しいな」と思うのだから、無節操なものである。

最後はさっぱりと

ブログネタ: お酒を飲んだ後のシメといえば?参加数拍手

 お酒を飲んだ後のしめにラーメン、という時期もありましたが、さすがに、この歳になるとヘビー過ぎてきついです。ということで、最近のお気に入りのしめは、シャーベットです。キーンと冷たいシャーベットでお酒でぼんやりした頭を復活させる。これはなかなかいいですよ。

いか・イカ・烏賊

いか・イカ・烏賊

 今日は佐賀県の唐津、呼子、名護屋に行きました。唐津では、菜畑遺跡(縄文時代晩期、日本で最古の水田がある)、唐津くんちの曳山展示場に行きました。名護屋では、豊臣秀吉が朝鮮遠征のために気づいた名護屋城とその資料館。そして、呼子ではイカを食べてきました。今回はヤリイカの活け造りとミズイカの刺身。ヤリイカの足はまだ動いております。さっそく活け造りをいただくと、まずモチモチとした身の歯ごたえ、ついでうまみとあまみが口の中いっぱいに広がります。これはうまい!今日は断続的に土砂降りになったり、竜巻情報が出る不安定な天候でしたが、それでもいい景色を見れたし、美味しいものも食べたし、まずまずの1日でした。

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