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冬来たる

 近年、日本の気候がおかしい、かつては日本の気候の最大の特徴は春夏秋冬の四季がはっきりしていることだとされてきたが、近年では、長くて暑い夏と寒い冬(年によっては暖冬)が長くなり、春秋と呼べる季節はすっかり短くなってしまった。雨の降り方も変わって、降る時は過去の想定をはるかに上回る豪雨が降ることがある。今年三重県四日市市で起きた地下駐車場の浸水事故などは、過去の大雨の基準でつくられたある想定が現在の雨の振り方に対応していないことを明らかにした。

 このような気候変動の要因はひとつに絞ることは難しいだろうが、人間の活動が大きな要因であることは間違いないだろう。そうであるなら、それはまだ変えられる未来である可能性が高い。人間が肥大化するエゴをどう抑えて地球環境とどう折り合いをつけるか、私たちの知恵と覚悟が試されているのかもしれない。

それはちがう

 先日高市内閣が発足した。首相を務める高市早苗氏は、伊藤博文から数えて104代目にして初めての女性の首相となった。歴史的なことであると思うが、私は懸念していたことがある。高市氏をはじめ、いわゆる保守派と呼ばれる人々の憲法観、人間観である。

 高市内閣の経済安全保障担当特命大臣になった人物に小野田紀美なる人物がいるが、さっそくその懸念が現実になった。この人物が2018年7月にX(当時はTwitter)に行った投稿が物議をかもしている。早速引用してみよう。「憲法で定められている国民の義務は『勤労、納税、教育を受けさせること』。義務を果たしていれば権利を主張してよいと思うし、どんな生き方をしようと、どんな考えを持とうと、それが犯罪でなければ個人の自由だと私は思っています。自由には責任が伴いますが、それを覚悟で私も自由に生きています」というものである。Xだから当然短い文章であるが、小野田紀美なる人物の発言について私なりに考察していきたいと思う。

 まず、憲法で定められている国民の義務は、勤労、納税、教育を受けさせることであるという点に関しては、私も同じ考え方である。日本国憲法第26条の2項で、「すべて国民は、法律の定めることにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育はこれを無償とする」とある。ここでいう普通教育とは、小学校、中学校のほか、特別支援学校の小学部・中学部。義務教育学校、中等教育学校の前期課程を指す。なお、この義務を負うのは保護者と国や地方公共団体に対してである。保護者は一定の年齢(学齢)になったら義務教育に就学させなければならないし、市町村はその地域の学齢の児童生徒が就学できる学校を設置しなければならない、国は義務教育の授業料や教科書代を無料にして貧困家庭には支援をするなどして子どもの就学を保証しなければならない。日本国憲法第27条の1項で「すべて国民は勤労の権利を有し、義務を負ふ」とある。しかし、この規定は一種の精神的・論理的なものとされ、強制力はないとされる。たとえば親から受け継いだ不動産収入で生活して、労働していない人がいたとしても、それが憲法に違反するというわけではない。不動産収入を株や投資信託などの金融資産収入やパチンコや宝くじなどのギャンブルでの収入に変えても同じである。日本国憲法第30条では、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ」とある。国家は国民が支払う税金によって運営されているので、これは当然のことだと思う。

 それでは、次の「義務をはたいていれば権利を主張してよいと思うし、どんな生き方をしようと、どんな考え方を持とうと、それが犯罪でなければ個人の自由だと思っています。」に関しては大きな問題があると考える。たとえば、世の中には様々な事情で義務教育に通えなかった人もいるし、様々な理由で働けない人もあるし、あるいは働かなくても生活が成り立つ人もいる、また、税金を払いたくても払える経済状況ではない人やもいるだろう。これらの人が権利を主張できないということになったら大変なことである。これらの権利の中には、自分の意見を表明したり、好きな学問を学んだり、好きな宗教を信仰するあるいは宗教を信仰しない精神的自由、法律の根拠なく逮捕されたり、身柄を拘束されることのない身体的自由、好きな職業を選んだり、好きな場所に住んだり、自分の財産を不当に奪われない経済的自由などの自由権、人間らしい暮らしを営む権利を保障する生存権、労働者の権利を保障する労働の権利、国民が教養や技術を身に着けるための教育の権利などの社会権、すべての人が法の下に平等に扱われる平等権がある。小野田氏をこれを否定しようとしているのだろうか。確かに、教育を受けさせる義務と納税の義務には罰則規定があるし、勤労の義務には罰則規定はないが、これだって「働ける人は働いたほうがいいですよ」以上の意味はないと思う。逆に必要以上に勤労の義務を振りかざせば、最近よく言われているニートや引きこもりを家から引きずり出し強制労働させよという極論につながりかねない。

 最後の「自由には責任が伴いますが、それを覚悟で私は自由に生きていきますから」はその通りで、どうぞご自由にというほかない。

 結論を言えば、権利については義務と引き換えというものではない。もしそれがまかり通るのであれば、真っ先に被害を被るのは病気や障がい、その他の事情で学校に通ったり、労働ができなかったり、納税ができなかったりする弱い立場の人なのだから。小野田氏の目にはこの人たちのことは虫けら程度にしか見えないのかもしれないが、人間いつどうなるかはわからない。小野田氏だってそういう立場になったとき、自由に発言もできない、人間らしい生活ができなくても構わない、持っている財産が奪われても構わない、人並みに扱ってもらえなくても構わないとお考えなのでしょうか。

 

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彼らとどう共生するか

 先日岩手県北上市の温泉旅館で露天風呂の掃除中にクマに襲われて亡くなった男性は、私が数度同じ場所にいた方でした。笹崎勝己さん、長年プロレスのレフェリーを務め、一時期はプロレス団体の経営もしました。近年は女子プロレスのマリーゴールドでレフェリーを務めていました。まだ小学校入学前の娘さんと会場内を歩いているのを見かけたこともあります。

 それでは、私たちはクマとどのように関われば良いのだろうか。クマを見つけ次第殺せ、クマなんて絶滅させろという考えにはとてもではないが同意できない。かと言って、熊の生息域に侵入する人間が悪いとも思わない。クマが人里に降りてくる背景には、山の環境が変わり、餌となる木の実などが不作であるという事情があるようだ。もしかしたら、クマの個体数が増えて餌が不足しているのかもしれない。そのような場合、個体数を調整する必要があるのかもしれません。いずれにしても、人とクマにもっとも幸せな道を探して欲しいと思います。

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数字で見る外国人問題

 日本国内で外国人が増えてきた。そう感じる人は少なくないだろう。外務省によると、昨年6月現在の日本に住む(3ヶ月以上滞在する)外国人の数は、およそ359万人で、一昨年に比べておよそ18万人増加している。国や地域別でもっとも多いのは、中国で84万人、ベトナム60万人、韓国41万人、フィリピン33万人、ブラジル21万人となっている。近年増加が目立つのは、ベトナム、ネパール、インドネシア、ミャンマーの方である。男女の比率は、男性が181万人、女性が178万人とほぼ半々になっている。在留資格では、永住者がもっとも多く90万人、次いで、技能実習の43万人、技術・人文知識・国際業務の39万人、他に留学、家族滞在などとなっている。

 そうなると、外国人の犯罪を心配する人もいると思うが、法務省の「犯罪白書」によると、2004年に日本国内で刑法犯を犯して検挙された外国人はおよそ1万5000人いたが、外国人の人口は一貫して増加傾向にあるが、外国人による犯罪は減少して、2023年には1万人を切り、およそ9700人となっている。近年、クルド人が多く住み、治安の悪化を指摘する声もある埼玉県川口市の場合、2004年から2024年の間に外国人の人口はおよそ3倍に増えたにもかかわらず、刑法犯の認知件数はおよそ4分の1になっている。

 今年7月の参議院選挙では、外国人の入国を抑えることを主張する政党が大幅に議席を増やした。多くの人が外国人の増加に不安感を持っていることの現れであると思う。しかし、数字は冷静である。外国人が増加しても、外国人による犯罪は明らかに減少している。もちろんゼロではない。しかし、外国人のみならず、日本人を含めた犯罪をゼロにしたいなら、あなた自身を含めた全ての人を追い出すしかないと思う。もちろんそんなことはできるわけがないし、やっていいことではない。

 ネットで外国人犯罪や外国人が増加することを必要以上にセンセーショナルに語る人は多い。よく、「日本が日本でなくなる」という言葉を使う人がいるが、ちょっと考えてみてほしい、戦国時代の終わり、ポルトガル人やスペイン人が来航するようになって日本が日本でなくなっただろうか。江戸時代の終わり、江戸幕府は開国したが、日本が日本ではなくなるだろうか。どちらも答えはNOだろう。考えてみれば、1億2000万人いる日本人にわずか359万人の外国員がいるだけで日本が日本でなくなったら、日本人も日本社会もなんと弱くてもろいものだということになるだろう。当たり前だがそんなことを心配する段階ではないと思う。

小名浜道路の効果を検証する 上

 先日、福島県いわき市に新しい道路ができた。常磐自動車道にいわき小名浜インターチェンジが新設され、ここと既存の道路を結ぶために福島県道20号いわき上三坂小野線のバイパスとして小名浜道路という無料の自動車専用道路が作られた。今回はこの道路の効果について考えたい。

 この道路の計画が実現したのは、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の後で、地域の復興、再生のための道路と位置付けられている。とくに、漁業が盛んで、アクアマリンふくしまなどの観光施設や、沿岸部に工業地区を抱える小名浜地区と常磐自動車道を直結することで、この地域の活性化や、災害時の人や物資の輸送の円滑化が期待されている。なお、この道路は制限速度80km/hの無料の自動車専用道路として建設された。

 それでは、Google mapの機能を活用して、小名浜道路の効果について検証してみたい。方法てしては、常磐道首東京方面(起点は国会議事堂とした)、常磐道仙台方面(起点は宮城県庁とした)、磐越道郡山方面(起点は開成山公園とした)から小名浜(目的地はアクアマリンふくしまとした)まで、どのくらい所要時間が短縮されたのかを比較したい。なお、比較は渋滞のない時間で行った。

・国会議事堂→アクアマリンふくしま

いわき小名浜IC経由(小名浜道路を使ったルート)

 202km 2時間41分

いわき勿来IC経由(従来のルート)

 200km 2時間40分

 いきなり小名浜道路の方が遅くなりました。理由は小名浜道路の方が距離が長いことが考えられます。従来のルートはいわき勿来インターから、国道289号、国道6号を経由しますが、どちらも一部区間に信号があることと、Google mapのルート検索機能が一般道ではなぜか強気な検索をするので、実際には5分程度小名浜道路の方が早くなる可能性があります。

・宮城県庁→アクアマリンふくしま

いわき四倉IC経由(従来のルート)

 165km 2h34m

いわき湯本IC経由(従来のルート)

 180km 2h36m

いわき小名浜IC経由(小名浜道路経由)

 188km 2h53m

 仙台方面からの最速ルートはいわき四倉インターで降りて、福島県道35、国道6号を経由するルートでした。ただし、このルートは国道6号の混雑もあるので朝晩は避けた方がよいでしょう。一般的にはいわき湯本インターで降りて福島県道14号、国道6号、あるいは観光目的ならいわき四倉インターで降りて、海沿いに走ることをお勧めします。

・開成山公園→アクアマリンふくしま

いわき湯本IC経由(従来のルート)

 101km 1時間28分

いわき小名浜IC経由(小名浜道路経由)

 113km 1時間58分

ここも時間的にも距離的にも従来のルートにメリットがあります。

※Google map のルート検索の結果は、日にち、曜日、時間、交通状況により変度合いすることがあります。

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終戦の日に「赦し」について考える

 この文章は80回目の終戦の日にあたり私の思いを綴ったものです。

 「赦(ゆる)す」という言葉がある。同じ読みの「許す」との違いは、「許す」が今後の行為を認めることに対して、「赦す」は過去の行為に対して相手への怒りや恨みを手放し心の平安を取り戻すという意味がある。

 この夏、福島県の阿武隈高地にある町の山の上にある小さなお寺を訪れるきかいがあった。暑い日で、汗をかきながら参拝していると、境内の片隅に古くて小さな墓跡があった。墓石には薩摩藩士の墓という意味のことが書いてあった。江戸時代と明治時代の境目に戊辰戦争があって、江戸幕府とそれを支持する仙台藩、長岡藩、会津藩などの諸藩と、新政府とそれを支持する薩摩藩、長州藩などの諸藩の間に激しい戦いがあった。福島県も会津若松や二本松などはじめ多くの地域で戦いが行われた。福島県は多くの地域が幕府側で戦ったから、亡くなった薩摩藩士は敵側、仮に味方側だったとしても交通の不便だった当時としては異邦人のような存在だっただろうと思う。

しかし、その町の人々やそのお寺の住職は、敵味方に関わらず、遠く離れた場所で亡くなった薩摩藩士を「赦した」のだろう。小さいながら墓を作り、歴代の住職は供養をした。「赦し」は過去の不幸な出来事の悲しみを変える力を持っているのだと思う。

 これは、いまを生きる私たちも変わらないだろう。許せない人、怒りを持っている出来事のない人という人は滅多にいないだろう。怒りや憎しみという感情は簡単には消えないものだ、しかしそれを「赦す」ことで怒りや憎しみから解放される。そうすれば小さなところなら家庭や会社、学校、地域社会、大きなところなら国や国際社会、そのようなところで起きるトラブルや戦争が減るだろう。そして私も「赦し」をしなければならない人がいる。今すぐに出来ることではないかもしれない、しかしゆっくりでいいからその方向に向かっていきたい。

 日本人だけでなく、全ての国・地域の戦争で亡くなった方に改めてご冥福をお祈りをすると共に、私自身、「赦し」について考える日にしたいと思う。

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そこに生徒指導の観点はあるか?

 夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)が行われ、毎日熱戦が続いているが、衝撃的なニュースが入ってきた。広島県代表の広陵高校が2回戦以降の出場を辞退するというものである。

 広陵高校では、野球部の全ての部員が入っている寮があり、今年1月に1年生の部員が寮内で禁止されているカップ麺を食べた。このことについて2年生の複数の部員が暴行を行い、1年生部員は他校へ転校を余儀なくされた。この件を広陵高校は日本高等学校野球連盟に報告し、広陵高校は厳重注意の処分を受けた。この件はこれで終わらず、7月頃からこの件の内容がSNSなどで拡散し、広陵高校は1回線には参加し、勝利したが、試合は異様な雰囲気の中で行われ、2回戦以降の出場は辞退することになった。

 広陵高校をはじめ、スポーツの強豪校は全国から有力な選手を集めている。その場合、寮などでの共同生活になるのだろうが、まだ精神的に未熟な高校生に対して生徒指導を行える指導者がいたのかが疑問である。学校教育法に定められた寄宿舎並みに、寄宿舎指導員や舎監の配置が必要なのではないかと思う。また、野球部単独の寮にするのではなく、複数の部活の生徒を入れることで、閉鎖的で狭い世界になりにくくすることも一定の効果があると思う。とにかく、高校生を預かる立場の人は、「強くなればいい」、「勝てればいい」ではなく、未熟な高校生に対して生徒指導の観点を忘れないでほしい。

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父はどこに消えた?

 親が育てられない子どもを匿名で預かる「ベビーバスケット」(通称・赤ちゃんポスト)を今年3月末から運用している東京都墨田区の賛育会病院で、これまでの3カ月あまりで預け入れがあった複数の赤ちゃんは、いずれも女性が自宅などで1人で産んだ孤立出産のケースだったことが分かった。同院の賀藤均院長が毎日新聞のインタビューに明らかにした。いずれも健康状態に大きな問題はなく、児童相談所を通して乳児院などに引き渡されたという。(毎日新聞)

 このようなニュースのほかに、女性が自宅のトイレなどで出産し、赤ちゃんを放置して死なせてしまったケースなども数多くある。このような場合、逮捕されるのは当然母親である女性である。また、このようなニュースにある赤ちゃんポストに赤ちゃんを預けに来るのは母親である女性である。

 ここで当然の疑問が湧いてくる。子どもができるためには、当然父親である男性がいるはずである。その父親の姿がどうも見えないのである。彼はいったいどこに消えた?

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日本は日本人だけでやっていけるか

 参議院津城選挙の選挙運動が始まった。今回の選挙の大きな争点は、米などの食料や電気やガソリンなどのエネルギーなどを中心にした物価高対策、年金や医療などの社会保障政策、外交や安全保障と並んで、外国人とどう関わるかが争点となっている。そして、現在のところ、外国人を排除しよう、外国人との共生に否定的な政党が注目を集めているようだ。

 確かに、福島県の地方都市に住む私にも、最近外国人の方は増えたなと実感を持つことが多い。留学で日本の大学や短大に通う人、日本の企業に勤める人、日本人と結婚した人、在日朝鮮人.・韓国人など歴史的な経緯から永住を認められた人など、日本に住む外国人は昨年6月の時点でおよそ360万人、その1年前と比べて、およそ30万人増えている。日本に住む外国人の国別の人数では、中国の人が最も多く、ついでベトナム、韓国、フィリピン、ブラジルなどとなっている。都道府県別の外国人の数は、東京都、愛知県、大阪府、神奈川県、埼玉県などの都市部に多く住んでいる。また、外国から日本に海外旅行に来る外国人も増え、2024年にはおよそ3700万人と、2002年の倍に増えている。

 外国の人が増えると様々な問題が起こってくる。言葉や習慣の違いは、深刻な摩擦を引き起こす。例えば、外国と日本の習慣の違いによるトラブルは多く聞く。例えば、コンビニエンスストアの店頭に外国人が何人もたむろしていて怖い、とか、学校にイスラム教を信仰している生徒が入学すると、給食に豚肉が出せなくなるのではないかという懸念を示す人がいる。あるいは、夜間に外国人が大勢アパートの部屋に集まってうるさいという苦情もある。京都などでは、外国人観光客の増加で、路線バスの混雑が激化し、地元の人が乗れないこともあるという。

 もちろん、これらの問題に対処し、地元の人が困らないようにすることは当然必要だ。ただひとつ忘れてはならないことは、法律は強制力はあるが、マナーには強制力はないということ怯えておかなければならない。法律に違反することについては、日本人であれ、外国人であれ取り締まりをするのは当然だと思う。しかし、マナーに関することはわかりやすい形で周知して、日本人と外国人の間でお互いに納得できる合意を図っていくことが必要だと思う。例えば、外国人が大勢集まって情報交換をしたり、お酒を飲んだりすることは何かの法律に違反するわけではないが、深夜までそれが続くと騒音などで迷惑になりことも当然ある。地元の人と外国人の代表が話し合って○時には解散しましょうというルールを作る。コンビニエンスストアの前でたむろする場合には、入り口から一定程度の距離を空ける。そのような決まりを作るのはお互いにとってプラスになることだと思う。

 日本はこれまで単一民族国家とは言えないが、それに近い状態であった。そこに外国に人が増えてきた。国際化は世界中で進んでいることであり、必ずしも悪いことではないし、日本の総人口はこの15年ほど減少が続いており、これが今後数十年は続いていることは人口ピラミッドを見ると明らかであり。AIの活用などの対応は必要だが、それとともに外国人の方々の力を借りなければ、日本はそう近くない将来、インフラの維持や医療、介護、保育などんk基本的な社会サービス、物流やごみ処理、そのような社会機能を維持できるとは思えないほど疲弊している。そのためには外国の人とうまく付き合う術を私たちが身に付け、受け入れていくしかないだろう。

 それでも、そんなことは嫌だ、日本が日本でなくなることに耐えられない。外国員を受け入れるなら、道路がガタガタ、店に商品がない、そんな不便も耐え忍んで外国人を排除したい、そう考える人もいるだろう。そのような方に少しだけ言いたいことがある。あなたは漢字で書かれた文章を読んで、漢字で書かれた文章を書いていますよね、そして米のご飯を箸で食べていますよね。これは全て外国から来たものです。漢字は中国の黄河流域で生まれました。箸も中国でできて日本に伝わったものです。そして米は、中国の長江流域から雲南省、ラオス、タイ、ビルマなどの地域が原産と言われています。私たちが伝統的なものだと思っているものも意外と外国の影響は強いのです。米を食べたからといって日本人が日本人じゃなくなる、そんなことはないですよね。外国から来たからといって漢字の使用をやめますか、それも無理ですよね。米を伝えたのも、漢字を伝えたのも人間、私たちも人を受け入れ、文化を受け入れ、より豊かで楽しい社会にしていきましょう。決して楽な道ではないですが。

気になるニュース

 日本の将来にとって、非常に気になるニュースがあった。日本、韓国、アメリカ、中国の高校生に科学に関する意識調査を行なった。それによると社会に出たら、理科は必要なくなると考える高校生の割合は、中国が17.6%、アメリカが27.6%、韓国が33.5%に対して、日本は45.9%とずば抜けて高い結果になった。簡単にいうと、日本の子供たちは理科の学習の意味や楽しさを味わう機会を得ないまま、学校でやっているから、入試にあるからやらされていると考えることができる。

 これは非常にもったいない話で、理科に限らず、新しいことを知ること、新しいことができるようになることの喜びや楽しさを味わわないまま学校生活を送っていることになる。私は理科がすごくできたというわけではないが、生物や地学が大好きで、今でも博物館や動物園、水族館などに行くのが大好きだし、地層を見れば大まかではあるがその土地の歴史を想像することは大好きだし、天気図を見れば大まかな天気の傾向は分かる。それらは全て、理科の学習が好きで、学校だけでなく、自分で本を読んだり、観察をしたりして身につけたものである。

 このことは、別に理科だけの問題ではない。国語も、数学も、社会科も、体育も、美術も、音楽も皆同じで、教師だけでなく、親も、その他の大人も、新しいことを知ることや新しいことができるようになる喜びや楽しさを子どもたちに伝えていくようにすべきであろう。そのためには、大人が知的好奇心を持ったり、新しいことにチャレンジすることが何よりも大事だと思う。

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