カテゴリー「映画・テレビ」の24件の記事

銃後から

 昨晩NHK総合テレビで国防婦人会に関するドキュメンタリー番組を見た。初めは大阪の女性が自主的に始めた活動で、当時の多くの女性は家庭に縛られていたから社会で活躍できるという喜びも感じられたようだ。しかし、満州事変から日中戦争と戦争が拡大するにつれて戦争遂行の道具になり、自由にものが言えぬようになった。やがて彼女らの夫や息子らが徴兵され戦地へ送られる。その中には白木の箱に入って無言の帰宅をした人も少なくなかった。そんな状況でも声を上げて泣くことすら許されない。なんと残酷な時代だろうと思う。2度とこのような悲しいことが起こらないことを切に願う。

8時だヨ!な少年時代と今思うこと

  1970年代末から1980年代半ばに小学生時代を過ごした私にとって、週末の大きな楽しみは、土曜の夜8時のあの番組だった。午前中半ドンの授業を終え、昼食をとると、友達とゴムボールで野球をするか、ファミコンをするか、1人で自転車に乗って駅前や田んぼの中の道を走り回るか、家で本を読むのが良くある土曜日の過ごし方だった。家族がそろって夕食をとりながら「巨泉のクイズダービー」をみて、その次が土曜日の最大のお楽しみのあの番組になる。そう、「8時だヨ!全員集合」である。最初のメインコント、学校コントだったり、会社コントだったり、コンバットコントだったり週替わりで飽きることがなく笑いっぱなしだった。志村けんや加藤茶の繰り出すギャグは当時の男子小学生の週明けの話題の中心だった。仲本工事は身体能力の高さを生かした見せ場を作ったし、高木ブーは存在自体が面白かった。いかりや長介はリーダー的存在ながら身体を張ったギャグが面白かった。「チャー、チャチャチャ、チャッチャチャッチャラチャッチラチャッチャチャッチャ」で始まるいわゆる「盆回り」の曲が流れるとメインコントは終わり、ゲストの歌手の歌を挟んで、後半のコントも面白かった、志村けんが「東村山音頭」を歌った合唱隊のコーナー、志村けんと加藤茶のひげダンス、楽しい時間はあっという間に過ぎた。エンディングで加藤茶が「お風呂入れよ」や「頭洗ったか」という声を聞くともうそろそろ寝る時間だった。
 志村けんは「8時だヨ!全員集合」が終わった後も「ドリフの大爆笑」や「バカ殿」などで楽しんだし、高倉健主演の「鉄道員」では映画俳優という新しい姿を見ることができた。まだまだやりたいことがあり、本人は無念だし、私たちドリフ世代にとっては残念だが、この世を去ってしまった。先日の追悼番組に加藤茶、仲本工事、高木ブーが主演してそれぞれの思いをかたったが、仲間として長年やってきた愛情が感じられた。本当に愛された存在なのだなとかんじた。本当にありがとうございます。そして忘れません。

なつかCM 日産マーチ【1992年】

 社会科の授業で「民放テレビ局は何のために番組を流していると思う?」と質問するとたいていの生徒は頑張って応えようとしてくれるが結局答えが見つからない。私はこう思うという形でこのように説明します。「民放テレビ局はCMを見てくれるための餌として番組を作っています」。どうしてと思われる方も多いと思いますが、民放テレビ局にとっての最大の収入源はスポンサーからのもの。視聴率の高い番組ほどCMを見てもらう確率が高まる
そうなれば、テレビ局はスポンサーの企業からより高いお金を取ってCMを流すことができる。このあたりがテレビ業界の最大の問題になっているのだが(テレビ局の収入がスポンサー企業からの広告収入に頼っている以上
これらの企業が悪いことをしても報道に及び腰になってしまうでしょう)そのことには別の機会に取り上げる。

 時は1992年、この年には長く続いたバブル経済と呼ばれた好景気が終わったことが誰の目にも明らかになった年です。この年の1月に日産・マーチ(2代目)がデビューします。丸みを強調したかわいらしい形でありながら、大人4人がちゃんと乗れるキャビンを用意した。この時代のコンパクトカーは、スポーティーさを強調するあまり
、背が低く後席の居住性に配慮しないクルマが多かった。インテリアもシンプルでありながら安っぽくなく好感のもてるものであった。この時代の国産コンパクトカーは安さ命のクルマが多く、シートがあまりにもチープであったり、手に触れる部分など手触りのよい素材を使っていた。それまでの、「カッコ良ければいいじゃん」、「安物なんだからこの程度でいいよね」といった流れを断ち切り、合理的で使いやすいコンパクトカーを作った。CMも、テーマが明快であった。

 https://www.youtube.com/watch?v=b1xvoNEUPaI

これいいね!

 AUのテレビCMに使われている曲「みんながみんな英雄」とてもいいね。前向きで元気になる曲だと思います。最近、ここまで前向きな曲はそう滅多にないと思います。みんなの応援歌という感じで元気になると思います。原曲はフォークダンスの曲として知られる「オクラホマミキサー」これもなじみが深い曲ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=4iGzQ5jxAPw

映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅in台湾」

 スポーツは筋書きのないドラマ言うけれど、その文脈で行けば旅は筋書き通りにいかないドラマだと言えるだろう。中学校、高等学校で英語を学んだはずの父は、「旅」を英語で「troble」だと思っている。昔は「travel」も知らないのかとバカにしていたけれど、最近では、トラブルの多い旅ほど後で思い出すと楽しい気付き、父の無知が実は私の無知だったことを恥じるようになった。

 今回台湾を旅するのは、太川陽介さん、蛭子能収さんのこのシリーズですっかりおなじみになった名物コンビと、マドンナとして参加した三船美佳さん。旅の始まりは台湾最大の都市、台北市にある台北駅。目的地は…おっと、ネタばれになるので秘密です。
 蛭子さんは相変わらずマイペースだし、太川さんは相変わらずまとめ役として頑張っていた。そして、マドンナの三船さんが明るさとテンションの高さ、英会話の能力で輝いていた。

 私にとっては台湾は過去3度旅をした思い出の地、実際に私が訪れた場所もたくさん映画に出ていたし、私が食べた料理も3人が食べていた。あまりのなつかしさに、また台湾に行きたくなってきた。そして、旅はトラブルの連続、本当に目的地に着けるのか、心配になります。最後は…これもネタばれになるので言えません。でも、私は最後は目から熱いものが。映画としては珍しいタイプのものですが、多くの人が楽しめる作品だと思います。

人間は人の間で生きるもの

 前回の記事で、明治安田生命のテレビCMについて紹介をしましたが、ご覧になった方はどのような感想を持たれたでしょうか。もし、まだ見ていないという方がいらっしゃれば、ぜひ、明治安田生命のホームページをご覧ください。

 これからの私の解釈は、決して唯一の正解ではありません。100人が見れば100通りの答えがあると思います。そのことを理解の上、これから先をお読みください。

 このCMには、たくさんの写真が出ています。いずれも私たちと同じ、普通の市民です。しかし、みんな本当に素敵な顔をしています。どうしてでしょうか。べつにみんながみんな美男美女というわけではありません。でも、心から幸せそうな顔をしていますよね。それは、大好きな人と一緒にいるからなのだと私は思います。

 人間は大好きな人といるときにもっとも素敵な顔になる、私はそう思います。その大好きな人は、家族かもしれないし、友人かもしれない、恋人かもしれない、クラスメイトかもしれない、職場の同僚かもしれない、親類かもしれない、趣味の仲間かもしれない。大切なことは、自分をさらけ出し、相手を受けいれることができる、心の底から大好きな人がいる、そのことなのだと私は思う。

 ひるがえって、この記事を読んでいる方に質問をしてみたい。あなたには心の底から大好きな人がいますか?一緒にいて安心できる人がいますか?どこまでも、いつまでも一緒にいたい人はいますか?もし、いるとするなら、その人は幸せな人だと思うし、いないのであれば、私は心配になる。

 もっとも、こういう人もいるだろう。人間なんて面倒くさい。お金や物に囲まれれば、人はもっと簡単に幸せになれるのではないか、そう考える人もいるだろう。お金があればいい家に住める、いい車に乗れる、いい服を着られる、いいものを食べられる。たしかにそうかもしれない。しかし、私は、それは、一時的な幸せしかもたらさないと思う。お金があなたを救ってくれますか?いい家があなたの悩みを聞いてくれますか?いい車があなたに話しかけてくれますか?いい服があなたを和ませてくれますか?いい食べ物があなたを慰めてくれますか?

 確かに、人間は面倒くさいものである。人間は機嫌を損ねることもあるし、カチンとすることを言うこともある。自分勝手なことをすることもあるし、疲れているときに面倒なことを持ちこむこともある。けれども、あなたの悩みを聞いてくれたり、あなたと喜びを分かち合ったり、悲しい時に慰めてくれたり、疲れたあなたにねぎらいの言葉をかけてくれるのはほかならぬ人間だけにできることだと思う。しかも、人間といっても、テレビやパソコンの向こうの芸能人やスポーツ選手はそこまでしてくれない。家族や友人などのあなたの身近な人だけがしてくれることだと思う。

 この記事を読んでいる方の中には、家族やクラスメイト、職場の人や親せきの人とトラブルを抱えていたり、関係がうまくいかなかったりする経験をしている人も多くいると思います。周囲から孤立してつらい思いをしている人もいるかもしれません。そんな時、本当に悲しくて、人間が嫌いになってしまう人もいるかもしれません。しかし、人間を嫌いになるという事は、幸せになる道を閉ざしてしまう事なのです。人間が嫌いになったら、あなたに好意を持つ人がいても、心を閉ざすことにつながってしまうからです。どうか、つらい時こそ人に対して心を開いてください。あなたを幸せにしてくれる人は、きっといるともいます。

 私は、大好きな人は、必ずしもたくさんでなくてもいいと思います。あなたの家族のほかに数人いれば、最低限あなたが生きていく上でそんなに不自由することはないと思います。あなたが大好きな人と良い関係になることは、そういう人たちにあなたができることを考えて実行することだと思います。人の本当に価値は、人に何をしてもらうかではなく、人に何をしてあげられるかであると思います。そうすれば、あなたが大好きな人も、きっとあなたのことを大好きになってくれると思います。

 この記事を読んでいる人が、大好きな人と一緒にたくさんの思い出を作って、このテレビCMのような素敵な笑顔になることを心から願っています。

テレビCMに教えられたこと

 本当に申し訳ないことだが、人生のある時期までテレビCMをしっかり見たことがなかった。CMの時間はお菓子を食べる時間だったり、トイレに行く時間だったりしたことがあった。しかし、だいぶ前になるが、明治安田生命のテレビCMを見て、思わず引き込まれたことがあった。ああ、CMってとても素晴らしいのだなとはじめて思った瞬間だった。過去のテレビCMなど、残らないのが当たり前だったが、インターネットの登場で、古いテレビCMも見ることができるようになった。

http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/cm/dear/index.html

 このCMは、かつて、私が授業でも使ったことのあるCMです。このCMには、生きる上でこれ以上ない大切なメッセージが込められていると思います。それは、本当に当たり前のことで、しかし、忙しい世の中を生きているうちに忘れてしまいがちなことだと思います。もし、少し時間があれば、このCMをご覧になってはいかがでしょうか。小田和正さんの歌声も本当に素敵です、そして映像も本当に素敵です。私は涙を流しながらこのCMを見ていました。

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅in台湾」

 テレビ東京の人気シリーズ、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」がついに映画化されることになった。しかも舞台は台湾だそうです。

 この番組を御存じない方もいらっしゃると思うので、簡単に説明すると。この番組は、太川陽介さんと、蛭子能収さん、女性ゲストの3にんが、3泊4日の期限内に、決められた目的地まで路線バスと徒歩だけで到達するまでを描いたドキュメンタリー番組である。この番組の最大の見どころは、自由人の蛭子さんを太川さんがうまく操りながら旅を進めていくやりとりにある。その中に、また女性ゲストがいい味を出すし、旅の先々で出会った人とのかかわりもある。単なる旅番組を超越した弥勒がある番組である。

 さて、今回の舞台の台湾は、日本と比べればまだまだ路線バスが元気で、乗り甲斐のある長距離路線も残っている。ちなみに、台湾のお年寄りは、運転手のことを「運将(ウンジャン)」と呼ぶ。これは、日本語の「運ちゃん」と同じで、1895年から1945年までの日本による台湾統治の置き土産のひとつである。そんなエピソードもみられるかもしれません。

 詳細は下のリンクで。う~ん、福島ではやらないのか…利府か亀有かつくばまで行くか。

http://www.rosenbus-movie.com/intro/index.html

チャーリー、大いに語る

 未来に残したい映画と言ったら、あなたはどんな作品を思い浮かべますか?私は、チャールズ・チャップリンの作品を挙げたいと思います。「モダンタイムス」、「ライムライト」、「街の明かり」など、彼の作品は、一貫して弱い者への優しさと、権力を振りかざす者への皮肉と反発が込められている。そして、私が最も好きな作品が「独裁者」(1940年)である。1940年という年代でピンときた方も多いと思いますが、ここでいう独裁者とは、ナチス・ドイツのヒトラーのこと。前年にナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、ドイツがオランダ、ベルギー、フランスと破竹の進撃を続けていた時代の映画である。チャップリンはこの映画で2役を演じている。ひとりは独裁者ヒンケル。もちろん、ヒトラーをモデルにしたもの。もうひとりは床屋のチャーリーユダヤ人で、偶然独裁者に似ている。ひょんなことからヒンケルとチャーリーは入れ替わってしまい、この映画のクライマックスの部分で床屋のチャーリーが演説をする。このシーンは映画の歴史に残る名場面だと思う。

 https://www.youtube.com/watch?v=biAAmqaMCvo

 「そのとおり」それ以外の言葉が出てきません。しかし、床屋のチャーリーの演説は、70年以上がたった今、まだ実現していません。でも、私は信じます。人間の叡知を。

「グレートジャーニー」フジテレビ・ポニーキャニオン

 私たち人類はおよそ600万年~700万年前にチンパンジーとの共通の祖先から枝分かれした。アフリカ東部のタンザニアのラエトリには300万年前のアウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の足跡が残っている。長い間人類はアフリカで生き、進化してきたが、200万年前にアウストラロピテクスからホモ・ハビリスが進化すると、徐々にアフリカからアジアへ向けて人類は生息域を広げ、50万年前には東アジアに達した。16万年前に出現した私たちホモ・サピエンスはついにアメリカ大陸に進出し、1万2千年前には南アメリカ大陸の南端に到達し、南極をのぞく地球のほぼ全域を生息圏とした。この長い期間をかけた人類の旅をグレートジャーニーと呼ぶ。この旅をチリのナバリーノ島からタンザニアのラエトリまで逆にたどった冒険家がいる、日本人の医師である関野吉晴である。

 この全8巻のDVDは、人類史上空前絶後のスケールの旅の記録である。私たちが見たことのない地球の美しい風景と、様々な文化をもった人々との交流が描かれている。真っ白なアルゼンチンパタゴニアの氷床、アマゾンのジャングルに住む人々との交流、ギアナ高地の断崖絶壁、シベリアのツンドラ、モンゴルで羊を飼う一家との出会い。地球って本当に美しいな、人間って本当にたくましいな。そう実感できるDVDです。

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