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カテゴリー「鉄道」の183件の記事

今こそ貨物鉄道を、

 貨物鉄道は少ない労働力で、大量に、小さな環境負荷で貨物を運ぶことができる縁の下の力持ち的な存在です。最近、トラック業界の労働力不足で高速道路の制限速度が引き上げられるそうですが、トラックの性能が上がったわけではないので、事故の懸念があります。また、制限速度が上がったことで、今よりも無理なスケジュールを強いられ労働強化につながる可能性がある。今こそ、高速道路への投資を減らし、フェリーや貨物鉄道の有効活用は必要なことだと思います。

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元気はつらつ、湊線 5

 美乃浜学園駅を出発した列車は、磯崎駅に停車すると次が終点の阿字ヶ浦駅に着く。阿字ヶ浦駅は大地の上にあり、坂を下ると海岸は近い、また、酒列磯前神社も近いし、ひたち海浜公園が混み合う時期にはここからシャトルバスが出ることがある。普段はひたちなか市のコミュニティバスの発着もあり、広い駅前広場がある。

 駅前にはかつて使用されていた古いディーゼルカーがあり、駅を訪れた鉄道ファンの人たちは懐かしそうに眺めたり、写真をとたりしている。エンジンやトランスミッションの部品確保も難しく、今のままの状態で走らせるのは難しそうだが、近年の低公害型ディーゼルエンジンを使ったハイブリッドにしてもいいし、那珂湊駅と勝田駅に給電設備を作ればバッテリーとモーターでもいい。1960〜1970年代の貴重な鉄道車両を何らかの形で走らせたいと思う。

 阿字ヶ浦からは延伸予定区間に入る。ひたちなか海浜鉄道の計画によると、第一期工事として、海浜公園南口付近までの延伸を目指し、第二期工事として海浜公園西口付近までの延伸を目指すという。これから海浜公園南口の駅予定地までは徒歩で、そこからはバスで延伸区間をたどる。

 阿字ヶ浦駅を出て、住宅地を北西に進む。畑も混じった住宅地が海浜公園南口の近くまであり、阿字ヶ浦小学校と中学校も地域の文化交流施設として残されていた。最初、延伸の話を聞いた時、海浜公園南口駅の利用者の確保に不安をもったが、これだけ住宅地が広がっているのなら、ひたち海浜公園利用客以外の地域住民の利用客も見込めそうだ。

 海浜公園南口からバスに乗り、海浜公園西口のバス停で降りる。ここはコストコやジョイフルホンダなどの大型ショッピング施設が近く、休日を中心に集客は見込めそうだ。ただし、ここまでの距離は3.1km建設費の普段は重くなる。

 新駅建設、路線延長と元気な話題の多いひたちなか海浜鉄道、その発展を祈りたい。

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元気はつらつ、湊線 4

 那珂湊を過ぎると、湊線の列車は海岸沿いの台地を走る。殿山、平磯と過ぎると畠中を走り、まもなく美乃浜学園駅に着く。駅の近くに同名の小中一貫校があり、校名が駅名の由来になっている。美乃浜学園は、近くの平磯、磯崎、阿字ヶ浦地区の3つの小学校と2つの小学校が合併し、2021年4月に開校した。駅はそれに先立ち同年3月に開業した。駅を降りて2分も歩けば美乃浜学園の校門に着く。それにしても立派で充実した設備である。小中学校は地域の人の思い入れが強い一方、市町村としては子供の減少で小中学校の統廃合は急務である。真新しく充実した設備と学区の人口が湊線を利用できる範囲に集中していることを活かし、駅を新設することで、通学の便を確保し、地域にもひたちなか市双方にとってメリットがあるようにした、なかなか上手い方法だと思う。

 駅を起点に美乃浜学園を一回りする。驚くことに、テニスコートもあれば、低学年用のグラウンドもある。大きいグラウンドは、サッカーのコート3面は取れそうな広さがある。高校ですらこんなに立派な設備はそうないだろう。

 駅に戻り、次の列車を待つ。駅の周囲は畑で師走の風は遠慮なしに吹き付ける。自動販売機の缶コーヒーで身体を温める。小中学生の利用が多い駅だが、ちょっとした待合室があればなおいいだろう。

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元気はつらつ、湊線 3

 高田の鉄橋駅にやってきた列車は。色こそ塗り直されているものの、かつてJR東海の高山本線で走っていた車両だ。

 まもなく那珂湊駅に着く、この駅は湊線の運行拠点になっており、湊線で使われている車両が休んでいる。ここには湊線オリジナルの車両のほか、JR東海で走っていた車両、兵庫県にあった三木鉄道で走っていた車両、さらに古い国鉄で走っていた車両もある。懐かしい車両に乗りに行く需要もこの規模の鉄道会社には無視できない規模である。

 那珂湊駅で多くの乗客が降りた。ここから漁港は近く、休日になると漁港近くの寿司屋や海鮮料理店に多くの人が押し寄せるが、道路や駐車場の混雑も激しく、駐車場に入るのに待たされることも少なくない。那珂湊で魚を食べるなら湊線、皆さん、ここだけは覚えていってください。しかし、今日の私は別の用事できたので、ここでは降りない。寿司や海鮮料理が頭をかすめる中エンジンが唸り、列車は那珂湊駅を後にした。

元気はつらつ、湊線 2

 勝田駅を発車した湊線のゆっくりと左にカーブをし、最初の停車駅である工機前駅に着く。ここから県道に沿って進む。湊線の列車は最高速度60km/hと速くはないが、並行する県道も交通量が多く流れは悪い。それに比べれば速い。金上まで住宅地を進み、そこからは田んぼの中を走る。地形は平坦ではなく、ところどころに台地があり、平地は田んぼ、台地は住宅地になっている。短い鉄橋を渡り、国道245号をくぐると高田の鉄橋駅に着く。この駅は2014年に開業した新しい駅である。駅名はかつてこのあたりが高田という地名で、さっき渡った鉄橋が地元の人から高田の鉄橋と呼ばれたことに由来する。

 列車を降りると、まず、駅名の由来になった高田の鉄橋に行ってみる。数分後には那珂湊を発車し勝田方面に行く列車が来るので、それが鉄橋を渡るのを見届けようと思う。さほど待つことなく列車がやってきた。田んぼを背景に鉄橋を渡る列車の写真を撮る。

 駅周辺は住宅地だが、少し離れるとスーパーマーケットや衣料品店、飲食店などがあり交通量が多い。わずかなスペースを見つけて駅を作ったのは正解なのではないかと思う。さっき行った勝田行きの列車に乗車するお客もいたし、ローカル線にとってわずかな需要をコツコツ拾うことは大切なことだと思う。そろそろ次の列車が来るので高田の鉄橋駅に戻る。駅の近くには最近はあまり見かけなくなった第4種踏切(遮断機も警報器もない踏切)があった。列車のスピードが遅く、見通しの良い区間なので問題がないのだろう。まもなく勝田側から列車がやってきた。

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元気はつらつ、湊線 1

 最近はローカル鉄道には厳しい時代である。沿線人口の減少、ローカル鉄道最大のお得意様の高校生の減少、道路の整備による自家用車利用の増加は全国のローカル鉄道の経営に少なからずダメージを与えている。そのような状況で、多くの会社は現状維持が精一杯の状況であるが、多いが、茨城県に利用者を増加させついるだけではなく、新しい駅を作り、路線の延長計画さえあるそれがひたちなか海浜鉄道湊線である。 

 この会社が元気な理由は大きく3つある。1つめはは、湊線が立地するひたちなか市は人口が15万人と割合多く交通需要も十分ある上に、全線がひたちなか市内にあり行政との連携が取りやすいのはメリットだと思う。2つめは、ひたちなか市の那珂湊は魚介類が美味しい所として知られ、またひたちなか市内にはひたちなか市内にはひたち海浜公園があり、観光需要があること、そして3つめは、湊線を運営するひたちなか海浜鉄道が攻めの姿勢で古い車両を生かしたり、お得な切符を販売したりして、集客に努めていることだろう。ダイヤも昼間で30〜40分間隔で列車があり、なかなか便利だ。私は常磐線の上り列車で湊線の起点である勝田駅に来たが、6分の好接続で湊線に乗り換えることができた。

 まずは新たに作った高田の鉄橋駅に向かおう。水色のボディに地元企業の広告を大きく入れたディーゼルカーに乗り、勝田駅を後にする。座席は半分ほど埋まり、混みすぎでもなく、空きすぎてもいない快適な状態だ。

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未来に伸びる宇都宮ライトレール

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 8月に開業した宇都宮ライトレールに乗ってきた。想像以上に完成度の高い交通機関だったので紹介したい。

 まず、宇都宮ライトレールの概要だが、宇都宮駅東口を起点に駅東側の市街地を通り、新4号、鬼怒川を越え、日本最大級の内陸型の工業団地である清原工業団地、住宅地のゆいの杜を経由し、本田技研工業の一大拠点近くの芳賀・高根沢工業団地を結ぶ路線である。

 電車のデザインから、ブラックと、イエローがに塗り分けられた電車はなかなか斬新である。また、路面電車であることから、自動車からの視認性は良い配色を選んだことがうかがえる。また、雷都と呼ばれる宇都宮の地域性も表している。車内に入ってみると、配色はグレーとイエローの配色になり、柔らかく、リラックスした感じになる。座席の形状などは自動車産業が盛んな宇都宮らしく、電車の座席というよりはスポーツカーのシートを意識したデザインになっていることが興味をひく。

 電車の走りはスムーズで、騒音や振動も最低限に抑えられており、快適性は極めて高い。車両の床は低く、車いすを利用している人も利用しやすい高さになっている。また、無料Wi-Fiや大型モニターもあり、路面電車の車両としては充実した装備である。気に入ったのがロールカーテンで、薄いグレーなのだが上品な色で、宇都宮の伝統工芸品を意識したものらしい。大きな窓は魅力的だが、上の方だけロールカーテンを下ろせば視界を妨げずに日差しだけ和らげることができる。

 土曜日の昼間に乗車したが利用は多く、部活帰りの高校生や買い物に行く人などで立ち客もああるくらいの大盛況であった。沿線には、工場のほか、宇都宮大学、作新学院大学などの学校、グリーンスタジアムや清原球場などのスポーツ施設、ベルモールなどの商業施設があり、旺盛な需要があると思われる。将来は芳賀町中心部や東武宇都宮駅方面への延伸も計画されている。宇都宮ライトレールの発展を祈りたい。

宇都宮ライトレールもうすぐ開業

 

 鉄道とクルマを取り上げるYouTuberのがみさんが、開業まであと10日あまりに迫った宇都宮ライトレールの現状を特集した。驚くべきは車内の近未来的なデザインとお金をかけた地上設備である。関係者の並々ならぬ熱意が伝わってくる。懸念すべきはクルマを運転するドライバーの反発であるが、彼らに言いたいことは、道路はクルマを運転する人だけにあるのではない。歩く人、自転車に乗る人、バスに乗る人、路面電車に乗る人、車椅子に乗る人、バイクに乗る人、セニアカーに乗る人、電動キックボードに乗る人、みんなのためにある。

 願わくば、宇都宮ライトレールが成功して、多くの都市で人と地球にやさしい路面電車が活躍するようになってほしいと思う。 

磐越東線の主役、キハ110系

 磐越東線の主役、キハ110系気動車。最近では鉄道車両をまとめて電車と呼ぶ人が多いですが、この車両は床下にディーゼルエンジンや変速機を積んでその力で走るので、気動車(ディーゼルカー)といいます。1991年に磐越東線に登場して、既に30年以上活躍しています。

 大きな特徴、大きな窓と明るい色遣いによる居心地のいい内装と、軽量ボディにハイパワーなエンジンを組み合わせ、それまでよりも大幅に走行性能を改善したことです。磐越東線は阿武隈高地を越える山岳路線ですが、軽快な走りは今でも健在です。

 さすがに登場から30年を経て、古さも隠せなくなってきましたが、今後も多くの人に愛される磐越東線、キハ110系であってほしいと思います。

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東急・相鉄新横浜線

 3月にあった鉄道の新しい動きをもうひとつ紹介します。東急新横浜線と相鉄新横浜線の開業です。従来相鉄に乗って横浜市旭区、瀬谷泉区、大和市、海老名市方面に行くには、JRか京浜急行で横浜まで行って相鉄に乗り換えるのが一般的でした。

 2019年にJRと相鉄の直通運転が始まりました。大宮方面から、赤羽、新宿、渋谷を経て大崎止まりだった電車を延長して、武蔵小杉に停車し、貨物線を経て、羽沢横浜国大駅まで延伸し、相鉄が羽沢横浜国大駅から西谷駅までの線路を建設し、相鉄線内に乗り入れるもので、これまで都心方面に行くには横浜駅での乗り換えを強いられていた人には乗り換えが不要になるとともに、羽沢横浜国大駅周辺が鉄道の空白地帯だったことで、新たな需要を取り込む効果があった。

 今回は相鉄〜JRの直通運転に加え、相鉄〜東急の直通運転も開始された。相鉄は西谷〜羽沢横浜国大間の路線を新横浜まで延長し、新たに相鉄新横浜線とした。東急も日吉駅から新横浜までの路線を建設した。さらに、この路線に、渋谷からの東横線、目黒からの目黒線双方が乗り入れできるようにした。東横線は渋谷から先、東京メトロ副都心線と直通運転を行なっており、新宿三丁目、小竹向原、和光市までつながっている。東京メトロ副都心線は、一部の列車がさらに東武東上線川越方面小川町まで、西武池袋線所沢方面飯能まで乗り入れを行なっている。また、目黒線は、都営地下鉄三田線、東京メトロ南北線と直通運転を行なっており、三田線は大手町、神保町、巣鴨、西高島平、南北線は永田町、飯田橋、後楽園、赤羽岩淵、さらに一部の列車は埼玉高速鉄道に乗り入れて、巨大なイオンモールや埼玉スタジアムがある浦和美園までつながっている。

 ここまで書いたところで、脳内に路線図を描けた方はかなり地図か鉄道に詳しい方だと思う。直通運転で乗り換えがなく他社の路線まで直通運転することは、乗客にとってメリットが大きいが、乗り慣れない人にとっては利用が難しくなる。史上かつてない規模の直通運転、事業者側がどのような工夫をするのか注目したい。

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